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クルミットです♪
第5話では、ギョウルの心を包んでいた“信頼”が音を立てて崩れ始めます。
一見穏やかな日常の裏で、静かに広がる裏切りの影。
エラとユジンの関係、そしてギョウルの直感が交差する緊迫の展開でした。
それでは第5話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第5話のあらすじ
チョン・ギョウル(シン・ゴウン)は、夫ユジン(ハン・ギウン)との旅行で宿泊したリゾートから“忘れ物”として届いた小包を受け取ります。
中に入っていたのは――エラ(イ・チェヨン)のものと思われるイヤリング。
「どうしてエラのイヤリングが私たちの部屋に…?」とギョウルは愕然とします。
何気ない小包が、夫への信頼を一瞬で揺るがす…。その静かな衝撃に息を呑みました。
不安を抑えきれず、ギョウルはユジンに「旅行のとき、エラ室長も来てたの?」と尋ねます。
ユジンは動揺しながらも「なんで彼女がそこに? そんなわけないだろ」と笑ってごまかしました。
翌日、偶然エラが「イヤリングを片方なくした」と話すのを耳にしたギョウルは、疑念を深めます。
“信じたい”気持ちと“疑わざるを得ない”気持ち、その狭間で揺れるギョウルの表情が切なかったです。
ギョウルは会社に出向き、エラに「先週末、どこに行ってたの?」と問いかけます。
一見平静を装うエラでしたが、ギョウルの目は確信に満ちていました。
一方、オ・セリン(チェ・ユニョン)はソ・テヤン(イ・ソンホ)が漁船に乗って町を離れると聞き、取り乱します。
「私のせいで出ていくの? 私が好きだから逃げるのね!?」と叫び、感情を爆発させるセリン。
テヤンは「お前は妹のような存在だ。俺よりいい人と出会え」と優しく突き放しました。
“愛している人に優しく拒まれる”という残酷さ。セリンの心が壊れていくのが見えました。
過去にテヤンが「誰かを救って前科者になった」との伏線もあり、
彼の過去とギョウルたちの運命がどう繋がるのか、少しずつ謎が深まっていきます。
セリンは一旦引き下がるふりをして、姉セヨン(イ・シラ)に「もう一度お見合いする」と提案。
「私が他の人と会えば、テヤンは家を出なくて済むでしょ?」と穏やかに言いながら、
内心では「ゆっくりでも必ずテヤンを自分のものにする」と決意していました。
笑顔の裏に執着を隠すセリンの演技、怖いほど静かでリアルでした。
その頃、ギョウルの義兄チョン・ヨンジュン(イ・ナヨン)は、
義実家からの支援を受けてロースクールに通う自分の存在がギョウルの負担になっていると感じ、
「もう学業をやめて就職する」と告げます。
母ユン・ギルジャ(イ・ジョンウォン)は息子の決断に落胆し、人生への意欲を失ってしまいました。
ギョウルの優しさが、家族にまで“我慢”を広げてしまっているのが痛々しかったです。
ギョウルは真実を確かめるため、イヤリングの販売店を訪れます。
シリアルナンバーを確認すると、購入者の名前は――「ナム・ユジン」。
つまり、夫がそのイヤリングを買ってエラに贈った可能性が高いということ。
ショックを受けるギョウル。
しかしその夜、ユジンのコートのポケットからイヤリングの片方を発見します。
ユジンは「君の誕生日プレゼントに買ったんだ。でも片方なくしてしまって…」と嘘をつき、
ギョウルは一度は疑いを捨てようとします。
“信じたい”という心が、嘘を見抜けなくさせる。見ていて胸が苦しくなりました。
ところが翌日、エラの会社の社員たちの会話から、
“エラがリゾートへ行っていた”ことを知ってしまいます。
ギョウルは衝撃を受け、ついに問い詰めました。
「どうして嘘をついたの? どうして……?」
穏やかなギョウルが初めて声を荒げるシーン。
その抑えた怒りの中に、裏切られた女の静かな決意が見えました。
裏切りの花束をあなたに 第5話の感想まとめ
第5話は、“信頼の崩壊”がテーマのように感じました。
ギョウルの心の中で、愛と疑念がせめぎ合う姿がとても切なかったです。
「信じたい人ほど、裏切られる」――このドラマの核心が見え始めました。
また、セリンの危うい執着やテヤンの過去など、
サブストーリーもますます深みを増してきましたね。
特にラストの「なぜ嘘をついたの?」というギョウルのセリフは、
次回の嵐を予感させる名シーンでした。
次回、第6話ではついにエラとギョウルの対立が表面化しそうです。
火種が燃え上がる瞬間、見逃せませんね!
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