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クルミットです♪
第6話では、ついにギョウルがエラの嘘に踏み込もうとします。
信じる心と疑う心、そのせめぎ合いの中で新たな悲劇が動き出しました。
愛を利用し、嘘を重ね、真実をねじ曲げる人たち――。
静かに、しかし確実に、運命の歯車が狂い始めた回です。
それでは第6話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第6話のあらすじ
先週末「家にいた」と言っていたエラ(イ・チェヨン)が、実はリゾートにいた――
その話を耳にしたチョン・ギョウル(シン・ゴウン)は、エラを問い詰めます。
リゾートのロビーCCTV映像を突きつけ、「もう私を騙すつもり? 本当のことを言って」と。
穏やかなギョウルが、ここまで強い言葉を放つなんて…。
これまでの我慢が限界に達した瞬間でした。
驚いたエラは、即座に嘘を作り上げます。
「彼氏と一緒に行ったの。まだ秘密の交際中だから言えなかったの」と苦しい言い訳。
その場を取り繕うため、彼女は“偽の恋人”を雇い、完璧な嘘を演出します。
まるで映画のような芝居。エラの頭の回転の速さと冷徹さにゾッとしました。
ギョウルはその“彼氏”に会い、ようやく疑いを解くものの、
エラとユジン(ハン・ギウン)は安堵の笑みを浮かべる――。
しかし、それは嵐の前の静けさにすぎませんでした。
一方、オ・セリン(チェ・ユニョン)は姉のオ・セヨン(イ・シラ)の頼みで渋々お見合いへ。
ところが相手の男性は、彼女の財産にしか興味がない人物でした。
真実を知ったセリンは、冷たくあしらい席を立ちます。
激怒した相手が手をあげようとしたその瞬間、ソ・テヤン(イ・ソンホ)が現れ、
代わりに殴られてしまいました。
まるで古典的な“守る人”の登場シーン。
テヤンの優しさが光る一方で、セリンの心がさらに彼に縛られていくのが見えました。
テヤンがケガをしたことに怒り狂ったセリンは、
お見合い相手の会社へ乗り込み暴れ、さらに「テヤンに謝れ!」と強要。
土下座する男を前に、テヤンは呆れ、「自分のやり方で全てを解決しようとするな」と叱りつけます。
“正義のつもりが誰かを苦しめる”――セリンの歪んだ愛が、いよいよ危うい領域に入りました。
その頃、ギョウルは再び不思議な出来事に遭遇。
偶然、エラの“彼氏”とされていた男性が、なんと宅配ドライバーであることに気づきます。
驚いたギョウルはふたりを呼び出し、三者面談の場を設けました。
エラは即座に芝居を打ちます。
「何よ!あなた、弁護士って言ってたじゃない!私を騙したの!?」
巧妙な演技でその場を切り抜けようとしますが、ギョウルの目はもはや信じていません。
ここでのギョウルの静かな表情。
“信じる人”から“見抜く人”へと変わる瞬間だった気がします。
追い詰められたエラとユジンは、リゾートの関係者を買収。
都合の悪い映像を編集し、ギョウルに“偽のCCTV映像”を渡します。
さらに再びギョウルに睡眠作用のあるお茶を飲ませ、彼女が眠っている間に
ノートパソコンの映像データを入れ替えるという悪質な工作を実行。
どこまでも冷徹なエラ。
“真実をねじ曲げる力”がここまで恐ろしいとは思いませんでした。
お茶を飲むと半日眠ってしまうギョウル。
そんな中、父チョン・ヒョンテ(チェ・ジェソン)が倒れたという連絡を受け、
慌てて車を走らせますが、薬の影響で意識が朦朧とし、
ついにハンドルを握ったまま眠りに落ちてしまいました。
ここでまさかの交通事故…。
無垢なギョウルが再び誰かの罠に落ちていくようで、胸が締めつけられました。
裏切りの花束をあなたに 第6話の感想まとめ
第6話は、ギョウルが“真実”に最も近づいた回でした。
しかし同時に、その真実をエラたちが巧みに塗り替え、
再び彼女を混乱と孤立の中へ引き戻してしまう展開が本当に残酷。
「優しい人ほど、世界の嘘に潰される」――そう思わずにいられない1話でした。
また、セリンとテヤンの関係もますます危うく、
彼への愛が執着へと変わっていく様子が印象的でした。
ラストの交通事故の場面は、ギョウルの人生が再び転落していく予感を漂わせ、
第7話への不安と期待が一気に高まりました。
次回、第7話ではギョウルの運命が大きく動き出します――。
眠りの先に待つのは、救いか、それともさらなる罠か。見逃せませんね。
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