裏切りの花束をあなたに 第13話あらすじ&感想|奪われた命と偽りの証言―父を陥れた真犯人の影

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第13話は、涙なしには見られないほどの衝撃回。
オ・セヨンがついに息を引き取り、悲しみと怒りが連鎖していきます。
一方、ギョウルの父ヒョンテは依然として濡れ衣を着せられ、
真実を知る者は次々と沈黙を強いられることに――。

それでは第13話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 第13話のあらすじ

手術を受けていたセヨン(イ・スラ)は、ついに息を引き取りました。
その場にいたソ・ジョンヘ(キム・ヒジョン)とイ・ヨンス(イ・ジョンヨン)は声を上げて泣き崩れ、
妹セリン(チェ・ユニョン)は衝撃のあまり言葉を失います。

“生きてほしい”という願いも届かず逝ってしまったセヨン。
ここまで頑張ってきた彼女の優しさを思うと胸が締めつけられました。

その頃、警察はセヨンが埋められていた山へ通じる道で
ヒョンテ(チェ・ジェソン)の薬瓶を発見し、彼を追及します。
(この薬瓶は、ユジン〈ハン・ギウン〉がヒョンテの家から盗み出し、
山に置いたもの。)

「一度も会ったことのない人を、どうして私が殺すんですか!」
ヒョンテは必死に訴えますが、刑事は聞く耳を持たず、
百貨店で偶然セヨンとすれ違った防犯映像を見せ、
「嘘をつくな、真実を話せ」と責め立てます。

無実の人間が証拠のねつ造で追い詰められていく…。
見ていて悔しくて、涙が出ました。

耐えきれなくなったヒョンテは、警察に向かって
「ユジンとエラは不倫関係だ!」と証言します。
しかし警察が確認のため二人を呼び出すと、
ユジンとエラは口を揃えて「不倫なんてしていません」と嘘をつきました。

エラはさらに、「娘を思うあまり、ヒョンテさんがセヨンを誤解して手を出したのかも」と暗示し、
“嫉妬に狂った父が過ちを犯した”という筋書きを作り上げます。

ギョウルの優しい父を利用し、完全に罪を着せるエラ。
その悪意の深さに背筋が凍りました。

ヒョンテはユジンに会い、「どうか嘘の証言を撤回してくれ」と懇願。
さらに角膜移植を仲介したブローカーの行方を尋ねますが、
ユジンは「私も探しています」としらを切ります。

実際には、エラがブローカーに「しばらく海外へ逃げろ」と指示していました。
すべてが巧妙に仕組まれた罠だったのです。

一方、ギョウルの義母チャ・ヨンラン(キム・イェリョン)は、
「うちのユジンがそんなことするはずがない」と息子を信じ切っています。
YJグループ名誉会長ナム・マンジュン(イム・ヒョク)は
「ヒョンテさんがそんな人ではない」と弁護士をつけるよう手配。

唯一、ヒョンテを信じるマンジュンの温かさが
この混乱の中で一筋の救いに感じられました。

その頃、ヒョンテの息子チョン・ヨンジュン(イ・ウンヒョン)は
父のアリバイを証明するためにブローカーを探して奔走。
ついにブローカーが事務所に戻る姿を見かけますが、
あと一歩のところで取り逃してしまいます。

拘置所に収監されたヒョンテのもとを訪れたギョウル(シン・ゴウン)は、
涙ながらに父の手を握ります。
そして叔母ユン・マルジャ(ユン・ジスク)の知人を通じて、
「山でヒョンテを見た」と証言した男――ソン・ビョンチョルを探し出します。

ソン・ビョンチョルは、かつてエラがギョウルを陥れるために雇った人物。
過去にエラのせいで逮捕され、復讐心を抱いていました。
彼はエラがセヨンを突き落とし、山に埋めた瞬間を撮影しており、
それをネタに10億ウォンを要求。
しかし金のために、エラの指示通り「山でヒョンテを見た」と偽証していたのです。

すべて金のために嘘をつく人間たち。
誰もが自分の利益のために他人を犠牲にしている――この世界の闇が怖すぎます。

ギョウルは彼の声に聞き覚えを感じますが、
視力を失っているため確認できず、真相にたどり着けません。

その頃、姉を失ったセリンは怒りに燃え、
「姉をこんな目に遭わせた奴、必ず私が殺してやる」と叫び、家を飛び出します。

その直後、拘置所へ移送されるヒョンテを見送るため、
ギョウルも現場に駆けつけました。
エラは涙を装いながら「こんな時こそ強くいなきゃ」とギョウルに声をかけます。
しかし、その笑顔の裏に冷たい計算が隠されていることをギョウルは知りません。

移送車に乗り込むヒョンテは、娘を見つけて「ギョウル! ギョウル!」と叫びます。
目の見えないギョウルは声のする方へ向かいますが、
そこへセリンの車が突進し、ギョウルは驚いて倒れてしまいました。

偶然現場を通りかかったソ・テヤン(イ・ソンホ)がギョウルを助け起こします。
その姿を見たギョウルは、なぜか動揺して背を向けました。
テヤンは「あなたが保護者ですか?」と声をかけます。
その瞬間、ギョウルの中で何かが微かに揺れ動きました。

初めて再会した二人の空気があまりに切なく、
これが新しい運命の始まりなのか、それともさらなる悲劇の予兆なのか――
息をのむほどのシーンでした。

裏切りの花束をあなたに 第13話の感想まとめ

第13話は、怒り・悲しみ・再会が一気に押し寄せる回でした。
セヨンの死、父ヒョンテの冤罪、そしてギョウルとテヤンの再会――
すべてが次の章への布石のように感じます。

正しい人ほど傷つき、嘘をつく者ほど生き残る。
この理不尽な世界の中で、希望はどこにあるのか考えさせられました。

そして最後に描かれたギョウルとテヤンの再会。
二人の間にどんな過去があるのか、
そしてこの出会いがギョウルの運命をどう変えるのか――。

第14話では、ついに“真実を知る者”が動き出す予感です。
嵐の前の静けさのような終わり方に、目が離せませんね。

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