裏切りの花束をあなたに 第19話あらすじ&感想|偽りの盲目と父の最後の贈り物―見えぬふりをした復讐の瞳

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第19話では、ギョウルがついに“真の目覚め”を果たします。
亡き父が残した角膜を移植し、新しい視力と共に彼女の復讐が静かに始まりました。
一方、エラの罠はますます残酷に、ユジンは罪の意識と恐怖の間で揺れ動きます。

それでは第19話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 第19話のあらすじ

ギョウル(シン・ゴウン)はユジン(ハン・ギウン)の部屋に盗聴器を仕掛け、
エラ(イ・チェヨン)との密談を探っていました。
しかしその事実をエラが発見。
「どこまで聞いたか知らないけど、あなたには何もできないわ」と微笑み、
余裕の笑みを浮かべます。

追い詰められてもなお笑う悪女エラ。
彼女の冷たさがゾッとするほど恐ろしく感じました。

その頃、ギョウルは父ヒョンテ(チェ・ジェソン)が生前に登録していた角膜提供のおかげで、
角膜移植手術を受けることになります。
「お父さんの最後の贈り物だと思って、この目で必ず復讐する」
ギョウルは涙を流しながら手術室に入りました。

しかし、手術後に包帯を外したギョウルは「何も見えない」と泣き崩れます。
義母ユン・ギルジャ(パン・ウニ)は怒りに震え、
「どうしてこんな大切な目の手術を失敗するのよ!」と叫びました。

父の命が込められた“目”が見えない…。
ギョウルの絶望がそのまま伝わってきて胸が締めつけられました。

その手術を裏で操っていたのはエラでした。
彼女は執刀医を買収し、「ギョウルの手術を必ず失敗させなさい。
見返りは大きいわ」と命じていたのです。

そしてギョウルを訪ね、「そんなに怒らなくてもいいじゃない。
私たち、全部知ってるのよ。盗聴器のことも、角膜移植のことも。
お義父さんの目で復讐しようとしたんでしょ?」と挑発します。

ギョウルは「お父さんにどうしてそんなことができるの!」と叫び、
「あなたたちの罪を必ず世間に暴く」と誓いました。

真実を知る者と、隠そうとする者――
二人の対峙はまるで光と闇の戦いのようでした。

しかしギョウルは、あらかじめこの展開を予測していました。
彼女は執刀医に「もし手術が失敗したら、あなたがエラと取引した証拠を公開する」と釘を刺していたのです。
つまり、手術は成功していた――。

ギョウルは見えるようになったことを隠し、
“盲目のふり”をしてエラとユジンの罪を暴く計画を始めました。

この逆転劇、鳥肌ものでした!
絶望から立ち上がるギョウルの強さに拍手を送りたいです。

ギョウルは再び屋敷に戻り、「盲目のままの嫁」を演じ続けます。
しかしヨンラン(キム・イェリョン)は、ギョウルが自分で水を取って飲む姿を見て違和感を覚えます。
ユジンもまた「何かがおかしい」と感じ始めていました。

そんな中、エラは確かめるためにわざとグラスを落とし、床にガラスの破片を散らばせます。
ギョウルは迷わずその上を歩き、足を切ってしまいました。
血を見たエラは「やっぱり見えていないのね」と安心します。

ギョウルの完璧な演技。
痛みに耐えながらも真実を掴むための覚悟に心を打たれました。

エラは、父ヒョンテを陥れた“偽証の目撃者”を呼び出し、
「ギョウルがすべてを知ってしまったわ。海外に逃げなさい」と指示します。
その場を偶然見ていたギョウルは、
偽証者が母親に“証拠映像のUSB”を託す姿を目撃しました。

「これがあればお父さんの無実を証明できる…!」
ギョウルは心の中でそうつぶやき、静かに微笑みます。

しかしその背後には――再びギョウルを尾行するエラの姿がありました。
そして彼女はついに、ギョウルの目が“見えている”ことに気づいてしまうのです。

もう隠し通せない――。
ついに正義と悪が真正面からぶつかる瞬間が来た、と感じました。

裏切りの花束をあなたに 第19話の感想まとめ

第19話は、“盲目の演技”という緊張感あふれる心理戦が展開されました。
ギョウルが誰よりも冷静で、誰よりも賢くなった瞬間。
彼女の復讐がついに本格始動した回でした。

「見えるのに見えないふりをする」――
この静かな戦いこそ、ギョウルらしい強さの象徴だと思いました。

そして父ヒョンテの角膜が娘に託されたという設定も、本当に美しい。
命を奪ったエラとは対照的に、“命を繋いで愛を残した”ヒョンテの存在が光を放っていました。

第20話では、ギョウルがUSBを手に入れ、いよいよ真実に迫ります。
しかし、その一歩先にはさらなる悲劇が待ち受けている――。
怒涛の展開、見逃せません!

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