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クルミットです♪
第27話では、セリン(=ギョウル)の疑念が一層深まり、
エラとテヤンの過去、そしてYJグループをめぐる陰謀が複雑に絡み始めました。
家族・恋・復讐、すべてが少しずつひとつの真実へと近づいていく回でした。
それでは第27話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第27話のあらすじ
オ・セリン(チェ・ユニョン)は、会社のロビーで
ジュ・エラ(イ・チェヨン)とソ・テヤン(イ・ソンホ)が
一緒にいる姿を目撃し、衝撃を受けます。
「二人って…知り合いなの?」
突然の光景に動揺を隠せないセリン。
一方、テヤンは亡きオ・セヨンの遺品の中から
エラの社員記録カードを発見し、
「やはり、エラとセヨンは会っていた」と確信します。
そしてYJグループにエラを訪ね、問い詰めました。
「エラさん、本当にセヨンを知らないんですか?」
エラは冷たく顔を背け、「どうしてまた私に会いに来るの?
もう二度と関わらないで」と突き放します。
“過去を掘り返されたくない女”と“真実を知ろうとする男”。
二人の緊張感が画面越しにも伝わって息を呑みました。
テヤンは諦めず、「セヨンの遺品にあなたの社員証があったんです。
どういう関係だったんですか?」とさらに追及します。
しかしエラは泣き出すような声でこう答えました。
「私だって過去を清算したいのよ。
汚れた過去から抜け出そうと必死に生きてきたの。
お願いだから、もう探さないで。」
その涙に一瞬惑わされるテヤン。
しかし彼の心には“確信”が芽生え始めていました。
嘘を真実に変えるエラの涙、そしてその奥に潜む罪悪感。
このシーンは見応えがありました。
家に戻ったテヤンを待っていたセリン。
「さっき、会社でエラさんと一緒にいるのを見たの。
どういう関係なの?」
テヤンは困惑しながら「ただの知り合いだよ」と答えますが、
セリンは明らかに信じていません。
「二人の間には何かある…。」
セリンはそう感じながらも、確証が掴めず胸を痛めます。
その頃、YJグループの内部では、
エラとユジン(ハン・ギウン)の関係が
ついに母ユン・ギルジャ(パン・ウニ)に知られてしまいます。
ギルジャは会社に乗り込み、
ユジンの襟を掴んで「二人、いつからなの?!」と怒鳴ります。
そしてエラにも怒りをぶつけ、「友達だと思ってたのに、どうして裏切るの!」
ユジンはギルジャを突き放し、「もう帰ってください!」と冷たく言い放ちました。
ここまで壊れてしまった親子関係…。
ユジンの冷徹さが、かつての“優しい夫”の面影を完全に消してしまいました。
一方、テヤンの娘ハヌル(=ギョウルの娘ソイ)は、
福祉施設で行われた社会見学中に迷子になってしまいます。
泣きながら歩くハヌルの前に現れたのはナム・ジソク(パク・ヒョンジュン)。
「大丈夫、泣かないで」と飴を差し出し、優しく抱き上げました。
後からテヤンが駆けつけ、
ジソクが不良に絡まれているのを見て助けます。
その様子を見たナム・マンジュン(イム・ヒョク)は、
「あなたがいなかったら大変なことになっていた。ありがとう」と感謝を述べました。
“助けた相手が、実は敵の家族”という皮肉な構図。
このドラマらしい巧妙な伏線ですね。
ハヌルと仲良くなったジソクは、「今度うちに遊びにおいで」と誘います。
やがてテヤンとハヌルはYJグループの屋敷を訪れることに――。
そこで、テヤンを見た義母チャ・ヨンラン(キム・イェリョン)は首を傾げます。
「あなた…どこかで会ったことがあるような?」
その場に現れたエラはテヤンの姿を見て青ざめ、
「彼を二度と家に近づけさせてはいけない」と新たな策を企てます。
テヤンとエラ、二人の過去が再び交錯。
“運命の再会”がすべての崩壊の始まりになる予感です。
その頃、セリンはテヤンの部屋を整理中に、
机の引き出しから“10年前にエラと撮ったツーショット写真”を発見します。
「やっぱり…ただの知り合いじゃなかったのね。」
写真を見つめながら、セリンは静かに拳を握りしめました。
そして心の中でこう呟きます。
「テヤンを利用すれば、エラとユジンの関係を揺さぶれる…。」
彼女は“ブラインド採用制度”を提案し、
スペックではなく実力重視の採用でテヤンをYJグループに入れる計画を立てます。
愛と復讐の境界を見失っていくセリン。
彼女の瞳の奥に、もう迷いはありませんでした。
しかし、テヤンはその提案を断ります。
「もう関わりたくない。あの会社にも、あの女にも。」
セリンは彼の態度に疑念を抱き、
「なぜそこまでエラを避けるの?」と呟くのでした。
裏切りの花束をあなたに 第27話の感想まとめ
第27話は、“再会の連鎖”と“疑念の連鎖”が重なり合う回でした。
エラの過去=チャンミ事件を追うテヤン、
そしてテヤンとエラの関係に不信を募らせるセリン=ギョウル。
誰もが“真実”を探しているのに、
それぞれ違う方向を向いている――この歪んだ構図がたまらなくスリリングです。
また、迷子のハヌル(=ソイ)が偶然ナム家と繋がったことで、
ギョウルと娘の運命が再び近づき始めました。
“親子の再会”が近いのか、それともまた新たな悲劇が待つのか…。
次回、第28話ではついにエラの過去が暴かれる兆し。
そして、テヤンとギョウル(セリン)の関係にも変化が起きそうです。
復讐と愛が交錯するこのドラマ、ますます見逃せませんね!
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