裏切りの花束をあなたに 第60話あらすじ&感想|明かされた正体と許しの涙―再会の瞬間がついに訪れる

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第60話では、ついにセリン(=ギョウル)の正体が明かされます。
5年前の運命の事故、入れ替わった魂――
すべての真実を知ったテヤン(イ・ソンホ)がどんな選択をするのか、
そして長い眠りについた“本来のギョウル”に奇跡が訪れます。

それでは第60話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 第60話のあらすじ

ソ・テヤン(イ・ソンホ)は、
過去の出来事を思い出せないオ・セリン(=チョン・ギョウル/チェ・ユニョン)の言動に疑いを抱いていました。

「あなた、本当にオ・セリンなの?」

ついに追い詰められたセリンは、
震える声で真実を打ち明けます。

「私、チョン・ギョウルなんです。
5年前、あなたが助けてくれたあの“冬”です。」

驚くテヤン。
「まさかと思ってたけど…本当にセリンじゃなかったのか?」

セリンは涙を流しながら続けます。
「誰も“魂が入れ替わった”なんて信じてくれないと思いました。
だから、何も言えなかったんです。」

しかし、テヤンの心には怒りと混乱が渦巻いていました。

「僕は“セリン”だと思って君を愛した。
なのにユジンとエラが婚約した途端に、僕のところに来たの?
僕の気持ちを利用したの?」

セリンは首を振りながら訴えます。
「違うの。テヤンさんを好きになった気持ちは本当です。」

けれど、テヤンの心は簡単には解けません。
「結局、僕はあなたにとって何でもなかったんだろ?」

信頼が崩れる瞬間。
二人の間に流れる沈黙が、あまりにも痛い時間でした。

セリンはこの日がいつか来ることを覚悟していました。
それでも――心の底からテヤンを愛してしまっていたのです。
「あなたに嘘をついてでも、そばにいたかった。」

兄チョン・ヨンジュン(イ・ウンヒョン)は妹を慰めながら言います。
「真実を隠していたのは仕方なかった。
父さんの冤罪を晴らすためにそうするしかなかったんだ。
でも、テヤンには全部話してもいい頃だ。」

しかしセリンは首を横に振ります。
「彼に話せば、彼が危険な目に遭うかもしれない。
私は…もう誰も失いたくないの。」

その頃、テヤンは病院の“本来のギョウル”の病室を訪れていました。

ベッドで眠る彼女に、テヤンは涙を落とします。

「君がセリンなんだね。
僕は今、罰を受けてるみたいだ。
あんなに愛してくれた人を、僕はまた傷つけてしまった。
本当にごめん。」

静まり返った病室に、テヤンの嗚咽が響きます。

後悔と愛が交錯する静かなシーン。
“心からの謝罪”ほど胸を締めつけるものはありません。

一方、ジュ・エラ(イ・チェヨン)は、
自分の正体を知る叔父イ・ドクベ(ペ・ドファン)を逮捕させようと企みます。
しかし計画は失敗に終わり、逆に脅迫される立場に。

「俺を刑務所に送りたいならやってみろ。
でもお前の正体を全部ばらす。」

エラは苛立ちを隠せません。

その夜、酒に酔ってふらつくテヤン。
外に出てこない彼を心配したセリンは迎えに出て、
倒れそうになった彼を支えながら泣きながら言いました。

「ごめんなさい。全部、私が悪いの。
あなたを信じてほしかっただけなのに…。」

その時、テヤンは思い出します。
セリンの家にいる“ハヌル”が、実は5年前に誘拐されたソイだということ。

「ユジンが何の罪もないのに、
娘の存在を知らずにいるなんておかしい!」

テヤンは怒りを抑えきれず、ユジンにソイの真実を話そうとします。

止めようとしたセリンを見かねて、兄ヨンジュンが行動に出ました。
「ユジンとエラがオ・セヨンを死に追いやって、
その罪を父に被せたんだ。
妹はそのことを知っているから、あなたが危険になると思って黙ってた。
彼女はあなたを心から心配していたんだ。」

その言葉に、テヤンの目から涙がこぼれます。

「…全部聞きました。
誤解して、本当にごめんなさい。
僕はあなたの“道しるべ”になるって言ったよね。
今度は僕が、あなたを守る。」

セリンを優しく抱きしめるテヤン。
二人の心は再び一つになります。

ようやく“愛と信頼”を取り戻した瞬間。
長いすれ違いの末に訪れた抱擁に涙が止まりませんでした。

しかし、その時――。

病室で眠っていた“本来のギョウル”が、
ゆっくりと指を動かし、そして目を開けたのです。

長い眠りからの“覚醒”。

その瞳が何を見て、誰を呼ぶのか。
物語は再び新たな局面へ――。

奇跡の目覚めと同時に、すべての真実が動き出す。
静かなエンディングが次の嵐を予感させました。

裏切りの花束をあなたに 第60話の感想まとめ

第60話は、“真実の告白と再生”を描いた名場面の連続でした。
セリン(=ギョウル)がついに正体を明かし、
長く苦しんだ嘘と誤解が少しずつ解けていく過程に、
これまでの60話分の感情が一気にこみ上げてきます。

「愛している」と「許す」は同じ言葉。
テヤンの抱擁が、すべてを包み込むようで胸が熱くなりました。

そしてラスト、ついに目を覚ました“本物のギョウル”。
次回、第61話では、彼女がどんな真実を語るのか――
そして、悪女ジュ・エラの罪がどう暴かれていくのか。

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