裏切りの花束をあなたに 第61話あらすじ&感想|悪女への宣戦布告―「私がチョン・ギョウルよ」

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第61話では、ついにすべての真実がつながりました。
セリン(=ギョウル)が5年前の事件の真相を突き止め、
長い間隠されてきた“オ・セヨンの死”の真犯人に手を伸ばします。
そしてラストでは、最大の宿敵ジュ・エラ(イ・チェヨン)と、
運命の“再対峙”がついに実現しました。

それでは第61話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 第61話のあらすじ

ソ・テヤン(イ・ソンホ)はついに、
ナム・ユジン(ハン・ギウン)とジュ・エラ(イ・チェヨン)が
オ・セヨンを死に追いやり、チョン・ヒョンテ(チェ・ジェソン)にその罪を着せた――
という恐ろしい真実を知りました。

すべての誤解が解け、テヤンとセリン(=チョン・ギョウル/チェ・ユニョン)は
ようやく心から向き合うことができたのです。

「もう、君を疑ったりしない。
君の戦いに、僕も一緒に立ち向かう。」

互いの手を取り合う二人。
しかしその瞬間、病室のベッドで眠っていた“本来のチョン・ギョウル”がゆっくりと目を開きます。

とはいえ、目を覚ました彼女にはまだ意識がありません。
医師の診断は――「植物状態のまま、ただ反射的に目が開いただけ」。

セリンは胸を撫で下ろしながらも、
いつか本当の“自分”が目を覚ます日が来るのではないかと複雑な思いを抱きます。

愛する人の前で別の人格として生きる苦しみ。
“覚醒”が希望であり、同時に恐怖でもあるセリンの心情が痛いほど伝わります。

一方、セリンはついに決定的な証拠をつかみます。
それは、姉オ・セヨンが生前、テヤンの“冤罪”を晴らすために
ジュ・エラを訪ねていたという事実。

エラの過去と、セヨンの死――。
全ての点がつながったのです。

実は、セヨンはエラの“過去の秘密(酒場で働いていたこと)”を知り、
その件でエラを訪ねていました。
しかしエラはその口を封じるためにセヨンを殺害。
そしてその罪を、ギョウルの父ヒョンテに着せたのです。

真実がついに一本の線でつながる瞬間。
あの第11話の“オ・セヨンの死”が、ここでついに回収されました!

テヤンはセリンと共に、
ジュ・エラとナム・ユジンの罪を暴くための決定的な証拠を探すことを誓います。

その鍵となるのが――USB動画データ。

それはかつてギョウルが、
オ・セリンを殺したエラの姿を記録した“証拠映像”でした。

5年前、建物の屋上でギョウルとテヤンが落下したあの日。
ギョウルは危険を感じ、
証拠データをUSBにコピーして、誰かのバッグの中へ。

そのバッグの持ち主こそが、テヤンだったのです。

しかし退院後、テヤンのバッグの中にはUSBはありませんでした。

当時、テヤンが入院している間にバッグを預かっていた人物――
それは、今の“セリン(=入れ替わったギョウル)”。

つまり、USBのありかを知る鍵は“ギョウル本人の記憶”に眠っているということ。
ギョウルの意識が戻らない限り、真相は動かせない状況に。

その頃、ジュ・エラは焦っていました。
自分の正体を知る叔父イ・ドクベ(ペ・ドファン)を
刑務所に送り込もうとしましたが、計画は失敗。

「こうなったら、別の手を考えなきゃ…。」

その冷たい笑みの裏で、
エラは再び“完全犯罪”を企て始めます。

一方、テヤンはチョン・ヨンジュン(イ・ウンヒョン)を訪ね、
「USBがない今、もう一人の証人が必要だ」と相談。
5年前、エラの犯行を録画していたソン・ビョンチョルの所在を調べます。

「彼の出入国記録を調べてくれ。あの男の証言が必要だ。」

ヨンジュンは頷き、捜索を開始します。

しかしこの会話を、エラがすべて盗み聞いていました。

「USBのコピーを作ったのは…チョン・ギョウル?
あの二人(テヤンとヨンジュン)が真実を知ってる…?」

エラは顔色を変えますが、
「まだUSBが見つかっていない…
ギョウルが目を覚まさない限り、何もできない」と安心します。

だがその矢先、
ギョウルが“目を開けた”という報告を聞いたのです。

「何ですって? ギョウルが…?」

不安に駆られたエラは、すぐに病院へ。
医療過誤を装い、ギョウルを自分の監視下の病室へと移動させることに成功します。

そして夜、誰もいない病室で、エラは囁きました。

「あなたが目を覚ますことはないわ。
私はあなたを永遠に眠らせる。
あなたさえ起きなければ、何も問題ないの。
オ・セヨンを殺した映像を見たのは、あなただけだから。」

その時――背後から声が。

「残念ね。私、もう起きてるの。」

振り返ったエラの目の前に現れたのは、
強い瞳をした“オ・セリン=チョン・ギョウル”。

「久しぶりね、私の“友達”エラ。」

第61話は、ついにセリンが正体を明かす緊迫のシーンで幕を閉じました。

まさに“悪女への宣戦布告”。
静かな笑みで立つセリンの姿に鳥肌が立ちました。

裏切りの花束をあなたに 第61話の感想まとめ

第61話は、シリーズの中でも特に緊張感のある回でした。
5年前の全ての事件――オ・セヨンの死、USB、そしてエラの罪――が
ついに一本の線でつながり、物語は“復讐の最終章”へ突入します。

「私がチョン・ギョウルよ」
この一言が放たれた瞬間、これまでの全話が報われたような快感でした。

エラが病室で感じた恐怖、セリンの静かな怒り、
そして再び動き出すUSBの行方。
第62話では、二人の直接対決が本格化しそうです。

復讐の女神と悪女――
いよいよ“本当の決着”が始まります。

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