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クルミットです♪
第64話では、長い眠りから目覚めた“チョン・ギョウル(=本来の冬)”が再び物語の中心に。
しかし彼女は記憶を失い、5年前の真実も、かつての愛も覚えていませんでした。
その隙を狙うジュ・エラ(イ・チェヨン)の策略、そしてセリン(=ギョウル)の揺れる心――。
再びすれ違う運命の歯車が、静かに動き始めます。
それでは第64話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第64話のあらすじ
ソ・テヤン(イ・ソンホ)は、オ・セリン(=チョン・ギョウル/チェ・ユニョン)への
想いをついに抑えきれず、真っ直ぐに告白します。
「愛してます。心から、あなたを。」
その瞬間――病室のベッドで眠っていた**本来のチョン・ギョウル(シン・ゴウン)**が、
静かにまぶたを開きました。
しかし、目を覚ましたギョウルは再び意識を失い、そのまま昏睡状態へ。
医師は「一時的な反射の可能性もありますが、回復の兆しがある」と診断します。
この知らせに名誉会長ナム・マンジュン(イム・ヒョク)と
ナム・ジソク(パク・ヒョンジュン)は歓喜。
一方、ジュ・エラは顔をこわばらせます。
「まさか…ギョウルがUSBのありかを思い出したらどうしよう。」
“他人の喜び=自分の恐怖”。
悪女の不安げな表情が、再び嵐の訪れを告げていました。
やがて医師の診断が下されます。
「彼女は目を覚ましたものの、5年前の落下事故による記憶障害が見られます。
過去の記憶はほとんど消えています。」
つまり――ギョウルは自分が誰かも、
USBの存在も、すべてを忘れてしまっていたのです。
これを聞いたエラは胸を撫で下ろしながらも、
「彼女に近づいて“友人”として信頼を得れば、USBを探り出せる」と計算を始めます。
一方、チョン・ヨンジュン(イ・ウンヒョン)は
ユジン(ハン・ギウン)が会社名義で違法に「パンドラ」から借金をしていたことを掴み、
セリンに報告します。
「契約は破綻して、返済を迫られてる。
パンドラって会社、何かおかしい。」
セリンは眉をひそめました。
「もしかして、パンドラはYJグループを狙ってる?」
ヨンジュンはすぐに調査を開始し、
「会社の金を使い込んだユジンをこのまま放っておくわけにはいかない」と
決意を固めます。
病室では、目を覚ましたギョウルを見つめながらセリンが呟きます。
「もうすぐテヤンさんとの関係も知られてしまう。
長い間、彼を想い続けてきたギョウルが知ったら…きっとつらいはず。」
そんなセリンの心を察するように、テヤンは優しく微笑みます。
「彼女がどうであっても、俺は今のあなたを守ります。」
“過去の恋”と“今の愛”。
二人の間に流れる静かな葛藤が切なすぎます。
その頃、パンドラ社の代表アレックス(特別出演)が動き始めます。
エラの指示を受けた彼は、ユジンに返済条件を提示しました。
「現金での返済が難しいなら、YJグループの株式で支払ってもらいましょう。」
ユジンは絶句。
「株を渡したら、父さんに殺される…。」
しかしエラは冷たく言い放ちます。
「でも、あなたを救えるのは私だけよ。」
一方、セリンは記憶を失ったギョウルにオ・セヨンの写真を見せ、
少しでも記憶を取り戻してほしいと願います。
しかしギョウルは写真を見た途端、激しい頭痛に襲われ苦しみ始めました。
「やめて…頭が…!」
その姿を見たテヤンは、
「無理をさせるな」とギョウルを連れ出し、
彼女の過去の思い出が残る公園へ。
風を切る自転車に乗り、優しく声をかけます。
「覚えていなくてもいい。
でも、あなたの笑顔はきっと昔と同じだから。」
ギョウルはそんなテヤンの横顔を見つめながら、
どこか懐かしい感情を覚えます。
“記憶がなくても、心は覚えている”。
静かな再会のシーンが涙を誘いました。
一方その頃、ジュ・エラは新たな不安に駆られていました。
「もしギョウルが記憶を取り戻したら…?
いや、そんなこと絶対にさせない。」
そして、ギョウルを再び消すための恐ろしい計画を立てます。
「眠りから覚めたのが間違いだったのよ、ギョウル。
今度こそ、永遠に眠ってもらう。」
その夜、エラは病院へと向かい、
“事故”を装ってギョウルを再び拉致するのです――。
裏切りの花束をあなたに 第64話の感想まとめ
第64話は、“記憶を失ったヒロイン”と“それを利用する悪女”という、
まさに韓国ドラマ王道の構図が戻ってきた回でした。
ギョウルが目を覚ましたことが希望である一方、
エラの狂気はもう誰にも止められない段階に。
“生き返った正義”と“息を吹き返した悪”。
二人の運命が再び衝突する予感にゾクゾクしました。
次回、第65話では――
記憶を失ったギョウルが再びエラの罠に落ちるのか?
そして、セリンとテヤンの愛はこの新たな試練を乗り越えられるのか?
復讐と救い、そして愛の最終章が近づいています。
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