ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
第65話では、記憶を失った“チョン・ギョウル(=本来の冬)”を狙うジュ・エラの恐ろしい計画が動き出します。
一方で、会社の裏ではユジンの裏金契約が発覚し、YJグループが揺れ始める――。
“愛・復讐・権力”が複雑に絡み合う、まさに嵐のような一話です。
それでは第65話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第65話のあらすじ
オ・セリン(=チョン・ギョウル/チェ・ユニョン)は、
5年ぶりに植物状態から目を覚ましました。
しかし記憶は完全に失われ、過去の出来事も思い出せません。
そんな“ギョウル”を励ますため、ソ・テヤン(イ・ソンホ)は
思い出の公園へ連れ出し、自転車を押して走ります。
「覚えていなくてもいい。ただ、あなたが笑えるならそれでいい。」
風を受けながら微笑むギョウル。
何も覚えていないはずなのに、彼を見つめる瞳にはどこか懐かしさが宿っていました。
“記憶がなくても心は覚えている”――。
二人の再会シーンは切なくも温かい余韻を残しました。
しかしその帰り道、悲劇が起こります。
服にコーヒーをこぼしたギョウルが公園のトイレに向かった瞬間――
ジュ・エラ(イ・チェヨン)が待ち構えていました。
「やっと見つけたわ、ギョウル。」
エラは冷酷な笑みを浮かべると、
手下のチンピラたちに命じます。
「この女を、誰にも見つからない場所へ連れて行きなさい。」
こうしてギョウルは再び誘拐されてしまいました。
その頃、セリンはニュースを聞いて顔色を失います。
「私が無理に記憶を戻そうとしたから…。
あの子を危険に晒したのは私だわ。」
自責の念に駆られ、涙を流すセリン。
一方、倉庫に監禁されたギョウル。
チンピラたちが外へ出た隙に逃走を試みます。
その時――ふと頭の奥で“誰かの声”が響きました。
「テヤンさん…?」
ギョウルは手探りで電話を見つけ、
記憶の底から呼び覚まされた番号を押します。
「お願い、出て…!」
しかし直後にチンピラが戻り、
彼女の携帯を奪って叩き壊しました。
一方、テヤンは“見知らぬ番号からの着信履歴”を見て違和感を覚えます。
そして駐車場で、見覚えのない男たちの車のナンバーを見て直感します。
「この番号…さっきの電話と同じだ。」
確信したテヤンは、セリンと共に車を追跡。
山奥の倉庫へと辿り着きます。
チンピラたちが気を抜いた隙を狙い、
テヤンとセリンはギョウルを救出。
「もう大丈夫だ、ギョウル。」
怯えたギョウルは、救いに来たテヤンの胸に飛び込みます。
「来てくれたのね…!」
涙ながらに抱き合う二人の姿に、セリンも静かに微笑みました。
“助けられる側”から“助ける側”へ。
セリンの視線には、母のような愛と赦しがにじんでいました。
その頃、チョン・ヨンジュン(イ・ウンヒョン)は
弟のように思ってきたナム・ユジン(ハン・ギウン)に激しい怒りを向けていました。
「ギョウルが目覚めた矢先に誘拐だなんて…
全部、お前とエラの仕業だろ!」
さらにヨンジュンは、ユジンが会社名義で「パンドラ」から借金をしていた契約書を手に入れます。
ユジンはパンドラからの返済督促に追い詰められていました。
「もう払えない…。
自分の持ち株を担保にして一部だけでも返そう。」
その様子を見たエラは、密かにほくそ笑みます。
「これでYJグループの株を一つずつ手に入れられる。
やっと…私のものになるわ。」
愛も友情も踏みにじり、“権力”だけを求める女。
ジュ・エラの恐ろしさは、もはや誰にも止められません。
一方、ユジンがパンドラとの契約書にサインしようとしたその瞬間――
父ナム・ヨンソク(イ・ジョンウォン)からの呼び出しが入ります。
「お前、どういうつもりだ?
会社の名義で借金だと? 私に黙って?」
叱責するヨンソクに、ユジンは言葉を失います。
パンドラとの契約は一旦ストップ。
その知らせを聞いたエラは顔を歪めました。
「邪魔をしてるのは…チョン・ヨンジュンね。
私の手で、あの男を消してやる。」
裏切りの花束をあなたに 第65話の感想まとめ
第65話は、“記憶喪失の冬をめぐる新たな誘拐事件”と“YJグループの権力争い”が同時進行。
愛と欲望、そして復讐の三つ巴が激しくぶつかり合う緊張の回でした。
“救い出された冬の涙”と“悪女の笑み”――
この二つの対比が、物語の核心を見事に映し出していました。
次回、第66話では、ギョウルの記憶が少しずつ戻り始める中、
エラがついに“ヨンジュン抹殺”に動き出します。
YJグループをめぐる最後の戦いが、いよいよ本格化です!
コメント