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クルミットです♪
第68話では、ついにチョン・ギョウル(=本来の冬)が完全に記憶を取り戻します。
しかし、再会の喜びも束の間――悪女ジュ・エラ(イ・チェヨン)の巧妙な嘘によって、
二人の“冬”の関係、そしてテヤン(イ・ソンホ)との愛が最悪の形で崩れていく回となりました。
それでは第68話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第68話のあらすじ
チョン・ギョウル(シン・ゴウン)はついに全ての記憶を取り戻しました。
彼女は鏡の前に立ち、自分と同じ顔をしたオ・セリン(=チェ・ユニョン)を見つめ、怒りを抑えきれません。
「あなた…どういうこと?私の顔で、私の人生を生きてたの?」
セリンは涙を流しながら真実を打ち明けます。
「5年前、あなたが私の病室に来たあの日――私たちの魂が入れ替わったの。」
(※第20話参照)
しかし、ギョウルは絶望に顔を歪めます。
「どうしてよりによって、私の姉を殺した人の娘と体が入れ替わるのよ!
気持ち悪くて耐えられない!」
“愛する家族を奪った相手”との入れ替わり――。
ギョウルの怒りは当然でありながらも、悲しみそのものでした。
一方セリンは、ギョウルの記憶が戻れば
ジュ・エラがオ・セヨンを殺した証拠映像USBを見つけ、
父の無実を証明できると信じていました。
しかしギョウルは首を振ります。
「USB?そんなもの、あの日テヤンおっぱのカバンには入ってなかった。」
セリンは愕然。5年前の真実を知る唯一の手掛かりが、またも霧の中に消えました。
その頃、ジュ・エラはギョウルが記憶を取り戻したと知り、
恐怖よりも先に“利用”を思いつきます。
ギョウルに会いに行ったエラは、あたかも正義の味方のように微笑み、
毒のような言葉を流し込みます。
「記憶が戻って本当に良かった。
あなたが眠っている間、オ・セリンがどんな悪事をしてきたか知ってる?」
「彼女はあなたの夫ユジンと私の仲を壊そうとした。
復讐のためにあなたの体を使って彼を誘惑したの。
しかも今度はあなたの大切なテヤンさんまで奪おうとしている。」
エラの言葉は巧妙に練られた嘘。
ギョウルの怒りと疑念を煽り、セリンとの絆を断ち切るためのもの。
ジュ・エラの“心理戦”はまさに悪魔レベル。
優しさを装いながら毒を盛る演技が怖すぎました…!
一方、テヤンを愛し続けてきたセリンは、
ギョウルとテヤンが一緒に写った写真を見てショックを受けます。
「まさか、エラの言ってたことが本当なの…?」
混乱と嫉妬に支配され、セリンの心は揺れます。
そして、エラの思惑通り、彼女は“ギョウルになりすまし”て家族の前に姿を現しました。
それを見たテヤンは、彼女を問い詰めます。
「記憶が戻ったのに、どうしてギョウルのフリをしてるんだ?
なぜ嘘をつく?」
セリンは混乱のまま感情を爆発させます。
「5年ぶりに再会したのに、どうして喜んでくれないの?
あなたまであの女(ギョウル)に騙されてるのよ!」
テヤンは苦しそうに顔を背けます。
“誰を信じるべきか”――彼の心もまた、エラの嘘に絡め取られていました。
その頃、ギョウルもまたセリンに向き合い、
「あなた、エラに騙されてる!」と叫びます。
しかし、セリンはすでに怒りに飲まれていました。
「私の男を奪っておいて、何を言うの!?
あなたのせいで、私は全部失ったのよ!」
互いを信じられない“二人の冬”。
愛と怒りの境界が完全に崩れていきます。
ギョウルは最後の望みを託し、セリンに提案します。
「私の父の冤罪を晴らせるなら、あなたの望みをなんでも聞くわ。」
セリンは一瞬の沈黙のあと、冷たく言い放ちました。
「じゃあ今すぐ、テヤンさんと別れて。」
翌日、ギョウルはテヤンと婚約写真を撮影し、
デートの帰り道で静かに言います。
「テヤンさん、私たち…もう終わりにしましょう。」
テヤンは悲しげに笑い、答えました。
「…そうですね。別れましょう。」
その言葉と同時に、二人の間に永遠のような沈黙が流れ、
第68話は胸が締め付けられる別れのシーンで幕を閉じました。
誤解と陰謀に引き裂かれた“本当の愛”。
ジュ・エラの罠が、ついに二人を完全に壊してしまいました。
裏切りの花束をあなたに 第68話の感想まとめ
第68話は、“悪女の策略によって壊される信頼”を描いた痛恨の回でした。
チョン・ギョウルが記憶を取り戻した瞬間から、
すべてが彼女の思い通りには進まない――。
そして、ジュ・エラの巧妙な嘘がセリンとテヤンを引き裂くという最悪の結果に。
「信じたいのに信じられない」――
このドラマが最も得意とする“愛と憎しみのすれ違い”が炸裂しました。
次回、第69話では、二人の冬が再び衝突し、
ジュ・エラの陰謀がさらに拡大。
そして、失われたUSBの行方が再び動き出します。
愛か復讐か――いよいよ物語は終盤戦へ。
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