裏切りの花束をあなたに 74話あらすじ&感想|母の愛を揺さぶる“母ごっこ”の罠…ギョウル、ついにハヌルへ魔の手

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冷凍庫事件でギョウル(中身はセリン)の悪意が明るみに出つつあるなか、74話はさらに胸が苦しくなる展開が連続します。
今回はとにかく「母と娘」というテーマが刺さる回で、特にハヌルが見せる小さな本音に胸がぎゅっとなりました。

それでは74話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 74話のあらすじ

ギョウル(本当はセリンの魂)は、ギルジャ母さんとセリン(ギョウルの体)を引き裂くため、二人を冷凍庫に閉じ込めてしまった前回。
ヨンジュンのおかげで二人はなんとか救出されたものの、その罪はまったく反省されないまま。

ヨンジュンは冷凍庫“内部”の防犯カメラ映像を入手し、ギョウル(中身はギョウル本人ではないけど見た目はギョウル)に言い放ちます。

「魂が入れ替わったことを認めろ。でなければ警察に提出する。」

しかしギョウル(セリンの魂)は開き直るように否定。
さらに追い詰められたギョウルは、アラの指示を受けて“新たな標的”へ向かいます。
それこそが――セリンの娘 ハヌル。

ハヌルを利用しようとする時点で、本当に戻れないところまで来たと感じて胸がざわつきました。

 

ギョウルは突然ハヌルの前に現れ、
「私が本当のお母さんよ。会いたかったわ」
と、まるで母を名乗るように話しかけます。

長年ソ・ジョンへを母として育ってきたハヌルは、急な“母の登場”に戸惑い、混乱。
その不安定さを利用するように、ギョウルはセリンを追い詰めていきます。

 

次にギョウルはセリン本人へ向けて、強い口調で脅します。

「ユジンにハヌルの存在をバラすわよ。守りたいなら、防犯映像を持ってきなさい。」

これは完全に母性を狙った攻撃。
セリンはハヌルの未来を守るために、自分の汚名を晴らす唯一の証拠である映像を渡すしかありませんでした。

娘を守るために大切な“証拠”を差し出すセリンの姿に胸が締めつけられました…。

 

映像を手に入れたギョウルは、さらに暴走を続けます。
「ハヌルは私が連れていく」と主張し、セリンは必死で止めようとしますが、聞く耳を持ちません。

そんな中、ハヌルは徐々に真実に気づき始めます。
ギョウルが“母親だと偽っている”こと、セリンこそ本物の母であること――心の奥底で分かっているのです。

しかし幼い子どもは母への思いを抑えられず、ギョウルによく似た別人を見かけて後をつけてしまい、行方不明に。
騒ぎの末、ハヌルは交番で保護されます。

セリンはハヌルの姿を見て涙し、
「母が恋しいのね…ごめんね」
とハヌルの心に寄り添います。

ジョンヘ(育ての母)も同じ気持ちで、
「ハヌルを送り出すなんて…辛すぎる」
と涙を流します。

娘を思う二人の“母”の涙が本当に切なくて胸が張り裂けそうでした。

 

一方、ユジン祖父マンジュンが探している“ヒョンジョン”の件をアラが聞いてしまい、何かを企む気配が…。
さらにマンジュンの大事にしている腕時計が、ナム・ジソクの事故現場で見つかったものと一致するという事実も浮上。
少しずつ新たな真相が動き始めています。

 

そして物語は再び、ハヌルの問題へ。
ハヌルをギョウルの元へ送り届けることになったセリン。
道中、ハヌルはぽつりと本音を漏らします。

「本当のお母さんのところには行きたくない。」

その言葉にハヌルの本心が滲んでいて、セリンの涙が止まりません。

しかしギョウルはそんなハヌルの涙に目もくれず――
「さぁ行くわよ。」
と冷たく連れ去ってしまいます。

子どもの涙より自分の執念を優先するギョウルの姿は、ここまで来ると完全に“愛の欠片”すら感じませんでした。

裏切りの花束をあなたに 74話の感想まとめ

74話は、とにかく“母の心”がテーマの回。
セリンの母としての想い、ジョンヘの育ての母としての想い、そしてハヌルの小さな願い…。
この3つが絡み合って、何度も胸が揺さぶられました。

ギョウルが母という立場を“利用するための道具”にしている姿が本当に痛ましく、同じ母親ポジションのセリンと対になっているのが見事でした。

そして映像を渡したことで、セリンは自分を守る手段を失い、追い詰められたまま。
さらにアラ&ユジンの関係にも暗雲が漂い、新しい事件の匂いもしてきて、ドラマはますます加速しそうな予感です。

次回はハヌルの運命と、ギョウルがどこまで暴走するのかが大きなポイントになりそう!

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