裏切りの花束をあなたに 79話あらすじ&感想|命と引き換えの結婚…ゆがんだ愛が生む衝撃の決断

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

ハヌルを救うために誰が肝移植をするのか…という緊張が続く中、79話は“人の命”と“愛情のゆがみ”が正面からぶつかる回でした。
特にギョウルが提示した“条件”はあまりに衝撃的で、胸がざわつく人も多かったのではないでしょうか。

それでは79話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 79話のあらすじ

テヤンがセリンに向かって
「ハヌルに肝移植をしてくれたら…君のそばに戻る」
と言っていたことを知ったギョウル(外見はセリン)――。

その言葉を“自分の願いを叶えるチャンス”だと考え、なんと 自ら肝移植を申し出る 決断をします。

しかしその裏でギョウルは、
「ユジンが手術できなければ、肝移植できるのは自分だけ」
という状況を作ろうと企てます。

そのためにギョウルは、ユジンを街中で暴行犯に襲わせ、
“ユジンが移植できない体にする”という犯罪行為へ手を染めてしまいます。

ここまでくると愛ではなく執着そのもので、見ていて背筋が寒くなりました。

 

一方、ハヌルがソイだと知ったマンジュンと家族は、ハヌルの病室へ。
小さな体で必死に頑張るハヌルを見つめ、胸を痛めます。

その頃ユジンは、暴行による影響で急性肝炎と診断され、
「肝移植はできない」
と宣告を受けます。
これで“手術できるのはギョウルだけ”という最悪の状況が整ってしまうことに。

 

ギョウルはテヤンに会い、口元をゆがめながら条件を突きつけます。

「私が肝移植をする。そのかわり…結婚して。
そして二人で、ここから消えましょう。」

テヤンは深く苦しみながらも、
ハヌルの命がかかっている以上、選択肢を失っていました。

「…分かりました。結婚します。
あなたが望む場所へ行きましょう。」

テヤンの目が“父としての決意”と“男としての苦しさ”で揺れていて、本当に胸が痛くなりました。

 

セリンはギョウルの元へ向かい、娘が救われる可能性ができたことに涙を浮かべながら感謝を伝えます。

しかしギョウルは冷たい目で言い放ちます。

「誤解しないで。あなたのためじゃない。
私は私のためにやるの。手術が終わったら、テヤンと結婚してここを出るわ。」

その真意を知ったセリンは、テヤンに問いかけます。

「どうして…どうしてここまでされても耐えるの…?」

テヤンは涙をにじませながら、
「ハヌルを守るために、これしか方法がないんです。
だから私を責めないでください。
あなたはただ…ハヌルのことだけを考えて。」
と、セリンを抱きしめるように優しく慰めるのでした。

テヤンの優しさと絶望が混ざった表情が、本当に忘れられません。

 

その頃ヨンジュンはギョウルの動きを調べ、
“ユジンが移植できないよう暴行を仕組んだのがギョウルだった”
という衝撃の事実にたどり着きます。

「…あの子が、そこまでしたというのか。」

兄としての悲しみと怒りが入り混じった表情で、ヨンジュンはギョウルの元へ急ぎます。

 

そしてラスト。
マンジュンは秘書から
「現代ネイルショップを運営している“ヒョンジョン”という女性を見つけた」
と報告を受けます。

マンジュンはすぐに家を飛び出し、その人物に会いに行こうとするのでした。

アラの過去と正体がついに暴かれ始め、物語は一気にクライマックスへ向かい始めたと感じました。

裏切りの花束をあなたに 79話の感想まとめ

79話は、静かに見えて実は大きな決断が次々と重なっていく回でした。
特にギョウルが“肝移植=テヤンとの結婚”という歪んだ等式を作り上げたシーンは、狂気と孤独が入り混じっていてゾッとしました。
彼女の愛はもう愛ではなく、自分を満たすためだけの執着になってしまっているのが辛いほど伝わってきます。

その一方で、テヤンの「ハヌルを救うためなら…」という言葉には、父としての覚悟が滲んでいて涙を誘いました。
幸せになってほしい人ほど苦しい選択を迫られていくこのドラマの構造が、本当に切なくて胸に残ります。

そしてついにマンジュンが“ヒョンジョン”の行方を掴み、アラの過去が暴かれる寸前。
ギョウルもヨンジュンに追い詰められ、今後は怒涛の展開が待っていそうです。

次の80話は、親子・夫婦・恋人…すべての関係が揺らぐ転換回になりそうで、ますます目が離せません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください