裏切りの花束をあなたに 84話あらすじ&感想|ギョウルの死と、父ヒョンテの真相──“本当の悪”がついに姿を現す

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83話でギョウル(外見はセリン)がUSBを守って逃げる途中、ユジンの車にぶつかり亡くなるという衝撃の展開を迎えました。
84話は、その余韻から始まりつつ、物語の核心に大きく迫っていく重要回。
セリン・テヤン・ヨンジュン、それぞれの想いが深く描かれ、同時に新たな“真相”が次々と明るみに出てきます。

それでは84話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 84話のあらすじ

ギョウルが亡くなった直後、彼女の肝臓はハヌルへ移植され、奇跡的に手術は成功。
退院の日、ハヌルは元気な姿を見せ、セリンもジョンヘも涙を流しながら喜びます。

しかし、テヤンの胸には深い痛みが残ったまま。
ギョウルが生前最後に言っていた
「自分の人生を生きたい」
という言葉がずっと耳から離れないのです。

ギョウルを悪女として見てきたのに、最後の最後に“1人の女性としての願い”が見えた瞬間、何とも言えない切なさが込み上げてきました。

 

一方、セリン(外見はギョウル)は、再び“魂が元に戻ること”をどこかで期待していました。しかし現実は変わらず、混乱の中でようやく少しずつ受け入れようとしていました。

そんなセリンは、ヨンジュンとギルジャと共にマンジュン家を訪れ、
「ギョウルと私は魂が入れ替わっていました」
と真実を告白。

当然、マンジュン家は信じ難い表情。
“魂の入れ替わり”など荒唐無稽過ぎて受け入れられません。

 

そして大きく動いたのが、ハヌルの養育権問題。
セリンはアラとの会話が収録された“ブラックボックス音声”をユジンに突きつけ、
ハヌル(ソイ)の養育権を取り戻すことに成功。

この瞬間、セリンはようやく“母としての立場”を正式に取り戻すことになります。

長い間奪われ続けた母子の絆が、ようやく正しく並んだ瞬間で胸がじんわり温かくなりました。

 

一方ヨンジュンは、新たな目的を胸に動き出していました。
“姉セヨンを殺した瞬間を録画した唯一の目撃者・ソン・ビョンチョル”を探し出すためです。

そのころセリンは、ヨンジュンが“ユリと付き合っている”という驚きの事実を知ります。
しかしそれは恋ではなく復讐。

5年前、父ヒョンテの死に“YJグループが関与した”という証言を医師から得てしまったヨンジュン。
激しい怒りと絶望の中で、ユジンやアラへの復讐だけでは足りず、ユジンの妹ユリの想いを利用し始めていたのです。

優しかったヨンジュンが“復讐の鬼”になっていくのは胸が痛む展開でした。

 

セリンはユジンとアラのもとへ行き、父の死について問い詰めます。

「あなたたちなの?
父の濡れ衣を作って…そのうえ父を死なせたのは!」

アラは震えながら真実を語ります。

「私は…殺していない…。
病室に入ったけれど、看護師が来て…何もできなかった。
私は…ただの失敗者よ…。」

しかし驚く真実が続きます。

ヒョンテを殺したのはアラではなく、 YJグループの会長ナム・ヨンソク(ユジン父) だったのです。

さらに26年前、ヨンソクは兄ジソクを事故に遭わせるために秘書に指示していたことも判明。
その事故でジソクは半身不随になっていました。

そしてヒョンテは、この“兄弟殺し未遂事件”を察してしまい、
ヨンソクは口封じのために看護師を買収し、ヒョンテを死亡へ追い込んだ――。

あまりにも残酷な真相でした。

ここまで黒い父親像は久しぶりで、人としての境界線を軽々越えているのが恐ろしい…。

 

ヨンジュンは、ヒョンテの様子を見に来た看護師を探し、事件について問い詰めます。
看護師は強く否定するものの、明らかに動揺し、何かを隠している態度。

ヨンジュンの胸には、父の死の真相を暴く強い炎が再び燃え上がるのでした。

裏切りの花束をあなたに 84話の感想まとめ

84話は、ギョウルの死を起点に、それぞれの人生が大きく動き出す回でした。
ギョウルが最後に残した“家族への愛”と“姉の無念”が物語の軸となり、その想いを受け継ぐように、セリンもヨンジュンもそれぞれの戦いに向かっていきます。

特に父ヒョンテの死の真相は、これまでのすべての悲劇をつなぐ核心で、その闇の深さにゾッとすると同時に、ここからどう裁かれていくのか強い興味を掻き立てられました。
ハヌルは救われたものの、まだ物語は終わりではなく、アラ・ヨンソク・ユジン…多くの人物の罪と向き合う必要が残っています。
次の85話は、復讐、真相、家族の絆がさらに大きく動きそうで、ますます目が離せません。

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