ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
85話でついに父ヒョンテの死の真犯人がヨンソクだと分かり、物語は一段階深いところへ入りました。
そして86話では、その真相にさらに迫る人物たちが動き出し、“隠された30年の闇”がいよいよ露出し始めます。
今回は、息を呑む場面と「嘘が嘘を呼ぶ」緊張感がずっと続く回でした。
では、さっそく見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 86話のあらすじ
アラ(本名ヒョンジョン)は、YJグループがヒョンテの“検死を阻止した”と知り、
「マンジュンが関わっているのでは?」
と疑いを深めます。
そしてアラは、わざとマンジュンとヨンソクの前で、
「セリンとヨンジュンがヒョンテ殺害に疑いを持っている」
とほのめかし、二人の反応を探ります。
アラの“情報を投げて反応を見る”やり方は、本当に頭が切れる…怖いけれど見事でした。
マンジュンは動揺しつつも冷静さを保ち、
「何があったのか、直接確かめよう」
とセリンに会いに行きます。
セリンからヒョンテの死の疑問を聞いたマンジュンは、
真相を知るため 自ら病院長との面会を決意。
しかし、これを知ったヨンソクは焦りに焦ります。
「病院長が真実を話せば、すべてが終わる…!」
そこでヨンソクは、マンジュンの乗る車に“意図的な事故”を起こさせ、
病院長との面会を阻止。
マンジュンは怪我こそしないものの、約束はキャンセルせざるを得なくなりました。
ヨンソクがここまで手段を選ばず悪事を重ねるのを見ると、人の心がどこまで腐るのか怖くなるほどでした。
一方その頃、マンジュンはセリンとテヤンの関係を知り、
「あの子は私にとって孫嫁以上に大切な存在だ。よろしく頼むよ。」
と二人を温かく励まします。
この優しさが、のちの対比をさらに切なくしていきます。
ジソクの“黄色い傘”の秘密
ジソクはハヌルのために自分の描いた絵をプレゼントします。
そこには必ず“黄色い傘”が描かれていました。
また、ハヌルの祖母ジョンヘも、作る人形すべてに“傘のマーク”を入れていました。
これらの共通点から、
ジソクとジョンヘは過去につながりがある
という伏線が強まっていきます。
つまり──
テヤン(ジョンヘの息子)の父親がジソクである可能性が濃厚。
テヤンの出生の秘密がここにつながるなんて…ドラマらしい壮大な伏線回収に鳥肌が立ちました。
マンジュン、病院長と再会
再び病院長に会いに行ったマンジュン。
病院長は“勘違い”をしてしまい、真実を喋りかけます。
「5年前、YJグループの上から言われて検死を止めたんですよね?
いつも“秘書のピョン(サングク)”から連絡が来てましたし…
5年前の件、まだ気にされてますよね?」
マンジュンは目を見開きます。
「……秘書のピョン?
30年前に辞めた男が、5年前にYJグループ名義で寄付をした?」
病院長は急にサングクから「何も話すな」と指示が入り、
話を打ち切ってしまいます。
その瞬間、マンジュンは確信します。
「ヨンソクだ…。
ヒョンテを殺したのは…あいつだ。」
マンジュンはヨンソクを問いただしに向かいますが、
ヨンソクは“サングクが連絡取れない”と嘘をつき続けます。
マンジュンは
「30年前に辞めた人間が会社名義で寄付するわけがない」
と違和感を覚え、サングクの行方を探し始めます。
ヨンソクは焦り、
サングクを海外に逃がす準備を進めます。
運命の再会へ…
サングクは海外へ逃げる前に、入院している母に会いに病院へ向かいます。
そこへ偶然訪れていたのは──ギルジャ。
ギルジャはサングクの顔を見て驚きます。
「あなた…ヒョンテの軍隊時代の後輩じゃない!?
どうしてここに…?」
そしてそこへ、
サングクを探し回っていたセリンが現れます。
ついに、
“ヒョンテ殺害の真相を知る男”と
“真実を追うセリン”
が対面する瞬間が訪れるのです。
ここは息を飲む場面でした。
長い間追い求めてきた真相に手が届く、その直前の緊張が画面越しにも伝わってきて震えました。
裏切りの花束을あなたに 86話の感想まとめ
86話は、これまでの“過去の闇”が鮮明に姿を現す回でした。
ヨンソクが積み重ねてきた罪の重さ、マンジュンが抱える後悔、ジソクの優しさ、アラの誤解…。
すべての出来事が一本の線で繋がり始め、物語は劇的な転換点に来ていると強く感じました。
特に、サングクとセリンがついに対面する展開は、本作全体の核心に触れる瞬間で、胸が高鳴るほど緊張しました。
真実まであと一歩というところまで来ているのに、まだ誰かがそれを妨害しようとしている。
そのギリギリの攻防が本作の面白さであり、息を呑むポイントでもあります。
次の87話では、ついに“ヒョンテ事件の真相”が語られるはず。
そしてアラ、ヨンソク、ユジン――それぞれがどんな選択をするのか、いよいよ物語の終盤戦に突入していきます。
コメント