青春ウォルダム-19話-最終回(20話)-結末は!?

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クルミットです♪
血を流し横たわる世子嬪を呆然と見つめるジェイ。
テサンが盗んだのが自分の短刀だったことで何かを理解したようです。
継妃の罠にかかったのは一目瞭然。
反論するのか?受け入れるのか?
この状況でファンはジェイを救うことができるのでしょうか?
不安いっぱいのまま残すところあと2話ですね。
どのように伏線が回収されていくのか楽しみです!!

【青春ウォルダム】(ネタバレあり)

19話

血の付いた自分の短刀を拾うジェイ。
駆け付けた女官はその様子をみて悲鳴をあげます・・・
絶体絶命ですね・・・

一方、左議政の力を借りてジェイの父の残した暗号を解くことに成功したファン。
そこには碧川の乱で処刑された宋家の長の息子が生きていること、その者の産まれた年が弟であるミョンアン大君と同じであることにファンは動揺を隠せません。
左議政はジェイの父が残した最後の手紙が嘘であるはずがないと話し、ファンに決意を固めなくてはなりませんと伝えます。
事実がわかりましたね

継妃は目覚めたミョンアン大君にヒョンという男の子の昔話を聞かせていました。
「昔、妓生として生きる希望を失っていた女を心優しい鍛冶屋の男が救い、やがて2人は結婚し子どもが産まれた・・・相手の心を深く理解できる優しく賢い子に育ってほしいと夫婦はその子にヒョン(賢い)とつけた。」涙ながらに話す継妃。
何も知らないミョンアン大君は知り合いなのかと尋ねます。
「あなたの名前よ・・・」と心の中でつぶやく継妃は時が来たら全てを話すとミョンアン大君に微笑むのでした。
つらい過去があるとはいえ・・・

ファンはミョンジンたちの元へ行くと暗号の内容を見せ、継妃がこの事実を知られる前にジェイ一家を殺害し証拠隠滅を図ったのだと推測。
ミョンジンとガラムに開城へ行って証拠を探すように指示を出します。
名コンビですね(#^^#)

王宮に戻ったファンはジェイが捕らえられたことを知りジェイの元へと急ぎます。
捕えられているジェイをみて怒りを抑えきれないファン。
しかし、ジェイは自分が世子嬪を殺害し、世子を殺そうと単独で忍び込んだミン・ジェイであるとみんなの前で自白します。
どうなる?!

世子嬪を殺害したのは兄の代から東宮殿にいるチェ尚宮でした。
継妃の差金でファンが世子になるため実の兄を殺したのだと信じ込んでいるチェ尚宮。
遺言を残しこの世を去りました。
継妃はチェ尚宮が残した遺書をジェイから世子嬪を守れなかったことを悔いての自殺だと書き換えます。
チェ尚宮はいったいファンの何をみてきたんでしょうね・・・

八方ふさがりのジェイ。
ファンはジェイ自身がこの罠から逃げ切ることが出来ないと判断し、自分を守るために嘘の自白をすることを選択したのだと悟ります。
ファンは自分を守るため死を選んだジェイを何としてでも救い出すと誓うのでした。
どうやって?

その頃、ソンオンにもジェイの世子嬪殺しが伝えられます。
父である左議政に会いに行き彼女ではないと訴えます。
左議政は「わかっている」とだけ答えるのでした。
どうにもなりませんね・・・

翌朝、ウォンボたちは王に世子を廃位するように迫り、そして左議政が世子嬪の資格をない者を偽って王宮に送ったと訴えます。
左議政は王を守るため罪を認めるのでした。
絶体絶命です(:_;)

夜、ジェイのいる牢獄に姿を現したファン。
ジェイは「鬼神の書」と渡すと「止めなければなりません。また罪のない人が死にました。奴らは呪いを成し遂げるまで止まることはないでしょう・・・世子様が止めなくてはいけません。私と私の家族の無念を晴らすことができるのは世子様だけです。そして王になり私の父が信じていたような聖君になられるのです。覚悟を決めて下さい。過去を振り返ってはいけません。前に進んで下さいますように願います。」ジェイは諭すようにファンに心の内を伝えます。
悲しい(T_T)

「おまえが死ぬなら、おまえが傍にいないなら、何の意味があるのか・・・」と話すファンにジェイは重責を1人背おわせて先に旅立つことを詫び最後に1つだけ伝えたいことがあると言ってファンを見つめます。
「以前から恋慕方がいると話していましたが、その方は世子様です。世子様を恋慕うことができて本当に心が満たされて幸せでした。」と言ってジェイは涙を流すのでした。
この状況の告白は切ないですね・・・

ファンの命を受け開城に来たミョンジンたち。
ガラムは荒れ果てた家を見つめ「無実が晴れたらここに帰ってこれるのかな・・・」と呟きます。
「どうだろう?戻りたいだろうか・・・おまえはここに戻れないがどうするんだ?」と聞くミョンジンに「どうしてですか?」と不安になるガラム。
ミョンジンは「おまえは誓っただろ。永遠に師匠と共にいると」と言って微笑みます。
以前、自分の口から出た言葉を思い出しガラムは焦りだすのでした。
そして2人で協力し証拠を見つけます。
可愛いコンビです( *´艸`)

テガンの私邸にテサンが現れます。
テサンは「全て兄さんの仕業なのか?」と聞くテガンに、故郷に戻る為の命令にしたがっただけと話すます。
テガンは「知っていることを世子様に全て伝えて欲しい」と訴えますが「官服を着ている人は信じられない。私とともに故郷の人々が住んでいるネワン村へ行くのだ。谷が深く容易には見つけられない場所。満月の夜に欅の木の下で待っている・・・今すぐでなくてもいい。いつまでもそこで待っていると覚えておくのだ。」と伝え去って行くテサン。
テガン・・・複雑

テガンからの報告を受けるファン。
そこへソンオンが現れ、このままジェイお嬢様の無実を知りながら傍観するのかと訴えます。
王の元へは世子を廃位するように求める上訴が山のように届き、無視できない状態になって来ました。
その後、ファンは王に自分を廃位にするよう石膏の大罪を始め、王は悩んだ末にファンを廃位することを宣言。
ファンは江華島へ流刑となり、左議政は官職を剥奪され自宅で軟禁、家族殺しと世子嬪殺しのジェイは斬首と決定されました。
どうなってしまうのでしょうか・・・

ファンを流島先に送り届けることとなったソンオンは継妃に呼ばれます。
ソンオンに世子への親心から用意した薬膳茶だと嘘をつき何もかもわからなくなって彷徨い続けるという魚の卵が入った小瓶を世子に渡して欲しいと微笑む継妃。
こわッ(゚Д゚;)

そして、ウォンボもまたソンオンを呼び出すと左議政を呼び戻す代わりに世子を殺すように持ち掛けます。
ソンオンは了承しますが、口約束では困ると話し、約定文に押印するよう求めるのでした。
ソンオンの机の上には継妃の小瓶とウォンボの約定文が・・・
ソンオン信じています!!

ファン、ジェイそれぞれが王宮の外へと連れ出されます。
ファンの一行が襲われました。
追いつめられたファン。
そこへソンオンが現れファンを救います。
ソンオンのゆるぎない友情に感動

その頃、テガンもジェイを救出へ
ファンとソンオン、ミョンジンとガラム、ジェイとテガンはそれぞれ待ち合わせの場所へと急ぎ合流しました。
そして、ファンは「鬼神の書」を一同に公開。
真相解明のためネワン村へ向かいます。

一方、ファンとジェイが逃亡したこと知ったウォンボ。
そんな中、継妃の正体が判明し怒りに震えるのでした。

最終話

最愛の夫の処刑を見届けた継妃は、ウォンボを殺すために妓生の姿でウォンボの家で開かれる宴に侵入しました。
ウォンボはその美しさに、宴にお忍びで招いている王の目にとまると考え継妃にスヨンという名を与え自分の親戚として紹介します。
ウォンボの思惑通り王はスヨンを気に入り、スヨンはそれを利用しお腹の子を王の子として王宮に入る決意を固めます。
気持ちはわかる・・・

事実を知ったウォンボは中宮殿を訪ね「10年前のあの日、私を殺しに来たのか?」と怒鳴りつけます。
「そうだ!王の前でお前を切るために。お前が私をチョ家の娘として差し出し王を欺いたこと、碧川の民にした極悪非道なことを王が知ればお前も無事では済まない!」と返す継妃。
しかしウォンボは酒幕の子どもたちが残した手紙を投げつけると「碧川の民がネアン村に隠れて生きていることを知っている。密かにつかまえて10年前と同じように殺してやる。」とニヤリと笑い継妃を見下ろします。
ほんとに腐った人間です・・・

怒りに震える継妃はナイフでウォンボを攻撃。
しかし、難なく押し倒されクォン尚宮を呼ぶ継妃。
ウォンボは「私を裏切った尚宮をそのままにしておくとでも?碧川の民を殺した後、お前たちをどうするか考えよう。私はミョンアン大君が碧川の民だろうと関係ない。私が王の上の王として君臨できればいいのだ。」と言ってその場を後にしました。
継妃どうする?

継妃はウォンボに刺され虫の息のクォン尚宮にすがりつき号泣します。
「民を捨ててはいけません・・・右議政を止めなければ。彼のようになってはいけない。私たちは随分と遠くまで来た。故郷に行くには遅すぎました。」と言って継妃に微笑みクォン尚宮は息を引き取りました。
これからどうするんでしょう?

ネワン村を探すファンたち。
テサンと村人たちに囲まれます。
一触即発の中、ファンはソンオンとテガンに刀を捨てるように指示を出します。
テサンは侵入者としてファンたちをネワン村へ連行。
テサンもファンの側にいたのになんで信じないんでしょう?

10年前の話を聞きに来たと話すファン。
しかし、「テサンはこの者が死なない限り碧川の民は故郷には帰れない。この者が死に新しい世子が王にならなくてはいけないのだ!」と言って明日の朝ファンたちを処刑すると宣言します。
そんな中、宮殿から追い出された内官たち、酒幕の夫婦とこどもたちがファン側につき話を聞いてあげて欲しいと懇願。
村人たちは、武器を下し話し始めました。
子どもたちがんばったね

当時の碧川の郡守だったチョ・ウォンウの悪政に耐えられず王に上訴しようとした村人たち、それがチョ・ウォンウに見つかり杖刑の後投獄されました。
その人たちを救おうと村人たちに頼まれ継妃の夫は鍛冶屋の鍵を開けたのでした。
村人たちが襲ってくると聞きつけたウォンウは先に逃げ出し自ら腹を切って助けを求めました。
そして、ウォンウのでっち上げた作り話をいい機会だとウォンボが討伐に旗揚し、何も知らない村人たちの虐殺が始まりました。
白旗を掲げていたにもかかわらず盗賊の反乱に仕立てられ皆殺しにされたという話にファンたちは愕然とします。
本当に悪い奴らですね(-_-メ)

ファンは10年前に起こったことを全て補償することはできないが、必ず故郷に帰れるようにすると話し、反乱事件を捏造したウォンボらを罰して碧川の民の差別や偏見をなくし、
科拳も受験できるよう世子の名において必ず履行すると宣言。
そして、これは王からの命令であると伝えるのでした。
みんなカッコイイ

その後、「お腹が空いた!」と話すミョンジンの提案で村人とファンは食事を共にします。
村人はシャベルをもって朝方まで井戸を掘るファンの姿をみて、ファンを信じ望みを託すことを決めるのでした。
いい雰囲気ですね~

一方、軟禁されている左議政を訪ねるキム・アンジクたち。
アンジクは息子ミョンジンから預かった地石を差し出します。
そして、ファン暗殺を命じるウォンボの約定文とジェイの父ミン・ホスンの暗号文を証拠とし王の元へ
そこに、継妃から預かったものをハヨン公主が届けに来ました。
それは10年前、碧川の民が王に書いた上訴文とネワン村への地図が書かれており王は右議政にファンを救うための支援軍を任せます。
間に合うと良いですね!

村人と打ち解けたファン。
そんな中、一本の矢がファンめがけて飛んできます。
村人をかばい倒れ込むファン。
予想通りウォンボが兵を率いてやって来ました。
「ネズミのように隠れていれば見つからないとでも?」と笑うウォンボに「王令もなく兵を率いてくるとはどういうことか?盗賊はお前でお前の罪を証明するためにここに来た。お前の犯した数々の罪は命でも償うことはできないだろう。」と怒りを露わにするファン。
しかし「どうでもいい話だ。ここで皆死ぬのに、誰がここで起きたことを外で話すだろうか?」とウォンボは笑います。
どこまでもムカつく男です。

「果たしてお前の思い通りにいくだろうか?」というファンの言葉を合図に一本の弓がウォンボめがけて飛んできます。
寸前でかわすウォンボ。
現れたのは右議政でした。
「王と国家を侮辱し罪のない人々を虐殺した逆賊を捕えよとの王令で来た!!逆賊のチョ・ウォンボは剣を下せ!」と命じられたウォンボ。
しかし、ウォンボは剣を抜き激しい戦いが始まりました。
みんな頑張れ!!

激闘の中、ウォンボが狙うのはファンただ1人。
「イ・ファン!!」ファンめがけて走ってくるウォンボと対峙するファン。
ウォンボの剣が折れファンはウォンボの首に剣をむけます。
「この者を縛れ、都城に連れ帰り罪を問う!」静かに命令するファン。
ファンここで切り付けたい気持ちを堪えましたね・・・

ファンが刀を投げ捨て背を向けた瞬間ウォンボは剣を拾いファンをめがけ
放ちます。
とっさにテガンが身を呈してファンの前に立ちはだかりました。
それと同時にテガンを庇うようにテサンがウォンボの投げた剣を受け倒れるのでした。
テサン・・・(:_;)

テサンは涙を流すテガンにテガンと入れ替わっている間は人間らしく過ごせたと微笑み、全ての罪は自分が背負うのでここにいる全ての村人たちを故郷に返して欲しいとファンに伝え息絶えます。
ファンの約束するって言葉を聞いてテサンも安心しできたかな(ノД`)・゜・。

王宮では王が継妃の部屋へと駆け付けていました。
継妃は魚の卵を飲み「私は一生彷徨い続けながら罪を償います。」と言って血を吐きます。
王は記憶を失い小さな包みを自分の赤ちゃんとして抱きかかえる継妃に「この危うく荒涼とした王宮で継妃と大君が慰めと安らぎだった。いつも感謝していた・・・」と伝えます。「私はもう薄汚い妓生ではございません。主人の元へ返してください・・・」と怯える継妃。
王の頬を一筋の涙がつたいます。
王は継妃の望み通り王宮から外へと送りだすのでした。
王は継妃を愛していたんですね・・・

その後、ウォンボとウォンウは牛裂きの刑に処され、碧川の反乱の真相究明に成功したファンとジェイは元の身分に復帰されました。
家族殺しの汚名が晴れジェイはファンが用意した屋敷にガラムと移り住みます。
継妃が生きながら彷徨い続けていることを許せるのかと聞くガラム。
ジェイは傷ついたもの同士が憎み合う悪循環を断ち切りたいと話すファンの言葉を思い出し、自分の家族を巻き込んだ人々への恨みを忘れることにしたのでした。
偉いねジェイ

ソンオンが碧川の民の故郷で郡守になって1年がすぎました。
復興はしっかりと進んでいるというソンオンからの手紙に笑みがこぼれるファン。
ソンオンに何度も手紙を送っているハヨン公主。
中々、想いが伝わらないので結婚をさせて欲しいとファンに直訴します。
テガン相変わらず空気が読めませんね 笑

ファンはミョンアン大君を流島にせず、故郷へと送っていました。
継妃は彷徨いながら故郷へとたどり着きミョンアン大君と再会を果たします。
一方、ミョンジンの両親はガラムとの仲を認めるため戸籍から削除するから自由に生きろと伝えます。
優しい両親ですね(#^^#)

食欲不振が続くファン。
恋煩いだと御医にまで診断され、ジェイの屋敷を訪れます。
「私は元気ではなかった。君がいない王宮は静かすぎて・・・一緒に行こう。遅くなったがあの日、そなたの告白に対する私の答えだ。」と微笑むファン。
「かなり遅かったではありませんか。誤魔化さないでちゃんと言ってください。言葉でちゃんと言ってもらわないと!」とそっぽをむくジェイ。
「恋慕している。私も恋慕しているジェイ。」と手を差し伸べるファン。
ジェイはその手を掴むと嬉しそうに微笑みます。
ファンはジェイを抱き寄せると優しくキスをするのでした。
                                   ― 完 ―

感想

ハッピーエンドで幕を閉じました!
とうとう2人は立ちはだかる全ての壁を乗り越えることが出来ましたね。
家族殺し、呪いに、策略、今回は敵が多かった・・・
後半まで、味方なのか敵なのかもわからずハラハラした場面も沢山ありました。
結局はジェイもファンも自分たちの関係のないところで起こった事件での恨みに巻き込まれジェイは家族を失い、ファンは呪いに苦しめられるのですが、その恨みの連鎖を断ち切って克服し幸せを手に入れた2人の結末に爽快さを感じます。
ソンオンの誠実さにもときめきましたね!
ハヨン公主の恋がいつかみのると嬉しいです。
伏線回収も楽しかったので、もう一度ゆっくりと見直してみたいなと思える作品でした。

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