イ・ソンウクの子供がどうしても気になるウンジュ。
それは自分も親に捨てられて寂しい子供時代を過ごしたから、そんな思いをする子供が可哀そうだったのだ。
サビーナも交通事故を起こしても、それを隠蔽し通常通りの生活をしていた。
嘘に嘘を塗り重ねて逃げ切ろうとしている。本当にこれで幸せになれるのだろうか。
【黄金の庭】ネタバレあり
黄金の庭 7話
サビーナに母が言う。
「黄金の庭の事を覚えている?」
それを作ったのがジュンギの母であるチン・ナミなのだ。
28年前に黄金の庭で行われていた蛍祭りの日、ウンジュとサビーナは母が運転する車に乗っていた。
ナンスクは、双子を引き取り育てようとするが2人を育てるのは難しいと思いつめサビーナだけを置いてウンジュとソウルに行くと車の中で話す。
当然、お母さんと一緒にいたいと暴れるサビーナに気を取られて交通事故を起こしてしまう。
その相手が、ピルスンの家族だった。
この時はまだ双子を平等に扱っていたみたい
その事故でピルスンの両親は亡くなってしまった。それなのにナンスクはその場から逃げ捕まらなかった自分に「運が味方をしてくれた」と思っていた。
それは違う。
ジュンギの母でI&Kの会長チン・ナミは息子の結婚に悩んでいた。
素性が分からないサビーナを信頼していいのかどうか、悩んだ末にサビーナの母ナンスクと直接話す事にした。
韓国にいた頃の話をナンスクにすると、カバンから十字架のネックレスを取り出した。
会長との縁があると言っていたけどこのネックレスが関係しているんだ
母達が話している時サビーナは会社の資料室に忍び込む。
1992年の棚にある資料を見つけたその時、ウンビョルとピルスンが同じ場所を訪ねてくる。
中にいるサビーナは絶体絶命、追い詰められているのに「黄金の庭」プロジェクトの資料を見つける。その直後にウンジュが同じ資料を確認するがサビーナによって必要な個所が切り取られていた。
黄金の庭 8話
「あなたの父親です」と時を同じくしてドンジュとサビーナは写真を見せられる。
サビーナに見せたのは、ドンジュの父親だった。
ドンジュの父親と死別した葬儀の日に、チン・ナミ会長とナンスク達は会っていたのだ。
十字架のネックレスはその時に会長からもらっていた。
サビーナとドンジュは双子ではなかった。
最初の結婚の時に産まれた認知されなかったサビーナの為に、ウンジュを捨てその戸籍を与えたのだ。
「嘘はその時から始まったのよ」
ナンスクは言う。
すごく自分勝手な解釈
父親が分かった事でウンジュはより一層母親探しに力を入れようと思っていた。
「自分が誰の子か分からないなんて嫌だもの」
明るくウンジュは言うけれど、施設からずっと一緒にいる友人ミジュは知らない方がいいと言う。
捨てられた時の心の傷を思い出したのだった。
ちらつくサビーナの影にピルスンが気づき始めていた。
サンウクが元妻だと言っていた、28年前の事故にも絡んでいた。
そして、同姓同名のドンジュとも関りがあるようだ。
今は、点と点が繋がらないけれどきっと繋がるような気がするのだった。
そんな風に調べられているとも知らず、ジュンギの母に結婚を認めてもらったサビーナは
幸せの真ん中にいた。
ジュンギがサビーナにベタ惚れすぎて、ちょっとどうなのと思います
黄金の庭 9話
またしても再開した2人。
サビーナとウン・ドンジュ。
会いたくないと思えば思うほど会ってしまうもの。
サビーナの顔が引きつる。
まさか、ドンジュが父親の写真を持っているとも知らずに。
そういう縁ってあるよね
黄金の庭、ドンジュにとっては父親に結びつく大事な日。
確実に参加していたという証拠をピルスンが休日返上で釜山に行き探してくれていた。
これで、私は本当に娘だったのだと自分のルーツが分かってとても喜んだ。
ルーツをたどって行った教会では、ドンジュの母を知っている神父様に出会う。
大事に育てられていたと知る。
しかし、それをサビーナも知っていた。
もし、ナンスクがドンジュの母親だと分かってしまえば自分は一体どうなるのか。
結婚式が間近に迫った時にどうしてなのだろうか。
とにかく結婚式を無事に終える、それが1番だった。
結婚してしまえばこっちものという事ですね
そうしてむかえたサビーナとジュンギの結婚式。
過去を知る神父様がいるかと思うとナンスクは会場に行くのが怖くてたまらない。
でも、娘の結婚式に母親が行かないのはおかしいとジレンマに陥る。
来賓名簿を確認すると神父様は来ない事が分かり、ナンスクもやっと重い腰をあげるのだった。
黄金の庭 7話・8話・9話
ついにサビーナとジュンギが結婚しました。
結婚式の様子はとても幸せそうで応援してあげたいと思ったけれど、この二人はひき逃げ事件を隠蔽していたり、そもそもドンジュの戸籍を奪って得た座というのを忘れていました。
やっぱり応援できない・・
ジュンギの母は大企業の会長なのに、芯の通った素敵な人なのでこの先嘘の数々が分かってきたときに耐えられるのでしょうか。
そもそも、「残された時間は少ないの」と何回か言っていたけれどそれは一体どういうことなのでしょうか。
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