サビーナを頂点に立たせるために手段を選ばなかったナンスク。
気が付けば、娘からも見放され1人になっていた。
それでも、なお自分がいないとダメなはずと暴走を続ける。
ドンジュも奪われた自分の財産や名前を取り戻す為に、あと少しの所まで来ていた。
ナンスクがすべてを明かして、自分の罪を顧みる事はあるのだろうか。
【黄金の庭】ネタバレあり
黄金の庭 28話
会長の部屋に呼び出されたサビーナ・ジュンギ・ピルスン・ドンジュ。
事故の事について、それぞれを話し合わせる事が目的だった。
ソンウクが事故の事を言わなくても、ジュンギの罪は消えないのだから自首しろとピルスンが言う。
自首する気はなさそうなジュンギに、「サビーナとは離婚する気はないのか」と問う。
会長は、サビーナさえいれば他はいらないという事なのかと念押しする。
その意図は、離婚をしなければ会社の継承権を与えないという厳しいものだった。
サビーナ以外はいらないと言ったものの、それは話が少し違うと焦り始めるジュンギ。
チン会長だって、一代で築いた会社を一人息子に継がせたいに決まっている。
ナンスクとドンジュがジュンギの側にいる限り、息子と同じくらい大事な会社を任せる事は出来ない。
それがチン会長の出した答えだった。
そして、多発性硬化症(MS)研究財団を立ち上げ、ピルスンとジュンギを常任理事に就任させると話す。
その話を聞いて、サビーナがドンジュに裏切られたと思い「ひどすぎる」と騒ぎ立てる。
会社なのだから落ち着いてというドンジュを振り切って、暴れてその挙句階段から落ちてしまう。
サビーナ、会社の中なのに騒ぎ立ててそれはよくないね
結局、サビーナは流産してしまった。
その話を聞いてナンスクも病院に来る。
どうしてこうなったのか聞いたナンスクは怒り心頭だが、サビーナが
「お母さんといる限り、私は認めてもらえない」
その言葉に対して、ナンスクは会長が許してくれるはずもない、この病院にドンジュと腕を組んで親しげに歩いていたのに、ここに見舞いにも来ていないじゃなかと言われハッとする。
小さいときにドンジュのすべてを奪ったナンスクとサビーナは、今その全てをドンジュに奪われたと思っていた。
黄金の庭 29話
株式譲渡を多額にした「ハン・ギヨン」その親が誰なのかチン会長は絶対に知ってはいけなかった。
それなのに、サビーナは偶然を装って事実をチン会長に明かしていく。
それでなくてもストレスから病状が悪化しているので、ドンジュはこれ以上会長に衝撃を与えたくなかった。だから止めたのに。
サビーナは、また悪い方に変わってしまったね
家族証明書をやっとの思いで手に入れたウンジュは、初めて母の名前を知った。
自分の出生が分かり母のお墓参りをピルスンと行く。
ピルスンが墓前で、ドンジュと結婚し幸せにすると誓う。
ナンスクとサビーナは、何とかしてギヨンがハン元秘書の子供だという事をチン会長に伝えたかった。
そうする事で、自分達の立場を取り戻そうとしていた。
夫のテソンがドンジュの婚約式に行ったことを知り、会場に行くとデソンとハン元秘書が言い争っていた。
「今更、父親面しないで」
その時、チン会長がちょうど会場について聞いてしまう。
ハン元秘書が「私だけの子だから、会長もテソンも関係ない」と言うとチン会長は
「30年も騙しておいて、あなた達だけで済む話じゃない」と泣きながらハン元秘書につかみかかる。
「すみません、申し訳ございません」
そういって涙を流すハン元秘書に、みんなが自分を騙していたから自分に人徳がなかったのだと
全員に裏切られ、陰で自分を笑っていたのだと言う。
チン会長の苦しそうな訴えが辛すぎて涙が出そう
黄金の庭 28話・29話 まとめ
最後の悪あがきでチン会長を、取り戻してしまったサビーナとナンスクに驚きます。
結局サビーナもドンジュに裏切られたと思い込んでナンスクの元に戻ってしまったし
最終話までどうなるか分からなくなりました。
チン会長は、人格者で素晴らしい人だと思うけれど、周りにいる人が悪すぎたというかサビーナが嫁に来てから壊れ始めてきていて、本当は会長の事を心配している人達までも自分を騙していると思って可哀そうすぎます。
それもこれも、夫のテソンが浮気なんかするから!と腹が立ちます。
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