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第119話では、カン・チファンがついにすべてを諦めて海へ向かおうとする衝撃的な展開が描かれます。ユン・ソルはその背中を追いかけ、彼に生きて罪を償うよう懇願。はたしてチファンはどんな選択をするのか――
それでは119話を一緒に見ていきましょう!
復讐の渦 119話のあらすじ
イ・スニョン(シム・イヨン)が残した母子手帳や産着を目にしたカン・チファン(キム・ユソク)は、「過去に彼女を追い詰め、子どもを抱えたまま海に身を投げさせてしまった」という深い罪を改めて思い知り、「天使のようだったおまえに、俺はいったい何をしたんだ…」と涙を流します。
その後、チファンは海へ向かい、まるで“すべて終わらせる”かのような雰囲気を漂わせますが、そこへユン・ソル(旧イ・ヘイン/チョン・ヘヨン)が駆けつけ「やめてください!」と必死に叫びます。ソルは「罪を犯したなら生きて償うべきだ」と強く訴え、「勝手に死ぬのも、人を追い詰めるのも、全部あなたの勝手ばかり」と責め立てます。
さらにソルは「家族を置いて行ったらどうするんですか。罪なら堂々と服役して償ってください。今このまま海に入れば、ドヒョン(ジン・ジュヒョン)がやった分まであなたが罪をかぶって終わります。誰の得になるんですか?」と説得。
私としては、ソルが「生きることで責任を取り、周囲への償いをする」ことを求めるシーンが印象的でした。チファンに対する娘としての情と、犯した罪への怒りが混ざった切実な言葉に胸を打たれます。
しかしチファンは「こんな俺でごめん」と呟き、ソルの手を振りほどいて海へと足を進めます。そこにハ・ジヌ(ソ・ハンギョル)が駆けつけ、子どものころからの“海のトラウマ”を克服するかのように海に飛び込み、溺れそうになるソルを救い出します。
復讐の渦 119話の感想
チファンの“最後の場所”
すべてに追いつめられたチファンが向かう海は、かつてイ・スニョンが命を落とした場所とも重なり、「自分が引き起こした悲劇と同じ終わりを迎えようとする」深い絶望が感じられます。ソルの叫びもむなしく、彼の絶望は相当根が深い印象です。
ソルの懸命な説得
「死んで楽になるのは卑怯だ」とでも言うように、“父”であるチファンに生きて罪を償えと迫るソル。自分もまたチファンの罪で傷つけられた側でありながら、ソルが真っ正面から“生きる責任”を説く姿は、彼女の強さが際立つ名シーンだったと思います。
ハ・ジヌの海への飛び込み
幼いころに溺れて以降、海が怖かったジヌが、ソルを守るために入水する展開は、彼の愛がトラウマを超えた瞬間とも言えます。視聴者としては「ジヌの成長」が強く感じられる場面でした。
次回いよいよ最終回では、チファンが最終的にどうなるのか、ソルやセナが何を選ぶのか、ドラマも大詰です。果たして彼らに待ち受ける結末は「絶望」か「再生」か――非常に気になるところですね。
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