客主-商売の神- 3話あらすじ 衝撃の処刑と受け継がれる想い

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前回までは、天オスと義兄弟のキル・サンムンの苦悩や犠牲、そしてアヘンが原因となる騒動が大きく展開しましたね。果たして天家客主の行方はどうなってしまうのでしょうか…?

それでは3話を一緒に見ていきましょう!

客主-商売の神- 3話のあらすじ

義州(ウィジュ)の検問所でアヘンが見つかったことで、天家客主のメンバーは全員捕らえられてしまいます。客主人である天オス(演:キム・スンス)は、仲間のボブサン(行商人)たちを救おうと、持っていた黒い干し海参(흑충)を賄賂として役人に差し出そうとしますが、高利貸しであるキム・ハクジュン(演:キム・ハクチョル)が割り込み、代わりに海参の代金を肩代わりしてしまうのです。

実は、キム・ハクジュンはそれと引き換えに「天オスの首を落とすように」と役人たちと手を組んでいました。さらに、亡くなった軍官たちへの賠償金も理由に、海参そのものまで奪おうとするのです。彼の真の目的は“天家客主”を丸ごと手に入れることでした。

キム・ハクジュンの執念深さと冷酷さには、思わず背筋がゾクッとしますね…!
そんな中、天オスは、キル・サンムンの息子・ギル・ソゲ(演:ユ・オソンの少年時代)が、自分の父を死なせた復讐のためにわざと自分の荷物にアヘンを忍ばせたことを知ります。また、キル・サンムンが天オスを守ろうとして命を落とした事実にも気づき、あまりの無念さに衝撃を受けるのでした。

けれども天家客主の責任者として、天オスはこの事件の責任を自分が引き受ける道を選びます。こうして彼は公開処刑—つまり“斬首刑”を宣告されてしまうのです。

仲間の命を守るためとはいえ、自らその道を選ぶ天オスの覚悟が切なすぎます…。
処刑の当日、かつて天オスと面識のある牛取引業者・チョ・ソンジュン(演:キム・ミョンス)は、少しでも天オスの苦しみを和らげるために“行下(ヘンハ)”と呼ばれる金銭を処刑人たちに渡します。最後の最後まで仲間や家族を案じる天オスの姿が描かれ、悲痛な空気の中、彼は無念にも命を落としてしまうのでした。

天オスは最期の言葉として、娘の天ソレ(演:パク・ウネの幼少期)に「天家客主を守り抜いてほしい」、息子の天ボンサム(演:チャン・ヒョクの幼少期)には「好きなことをしていいが、勤勉と誠実だけは忘れるな」と伝えます。さらにギル・ソゲには「ソレと結婚し、天家客主を再興してほしい」と遺言を残すのです。

“人を殺すのも人を生かすのも、同じお金だ”という天オスの言葉が、胸に響きます…。
その後、天家客主のボブサンたちは強制労働に動員され、皆散り散りになってしまいます。ギル・ソゲは天ソレと天ボンサムを置いて一人で漢陽(ハニャン)へ。彼はいつか大きな商いを目指そうと、六矣廛(ユギジョン)の大行首であるシン・ソクジュ(演:イ・ドクファ)を頼り、店先で客寄せする“ヨリックン”として働き始めることを決めました。

その頃、幼いボンサムは天然痘にかかり倒れてしまい、姉のソレも“天家客主を立て直したい”という父の遺志を継ぐため、病身の弟を泣く泣く置いて開城(ケソン)へ向かいます。ボンサムは運よくチョ・ソンジュン一行に発見され、医者に連れて行ってもらえることに。

一方で開城の天家客主に戻ったソレが目にしたのは、キム・ハクジュンが勝手に客主を自分のものだと主張している光景でした。彼は天オスの負った借金を盾に、この客主を奪い取ろうとしていたのです。しかし、ソレも引き下がりません。「天家客主の正当な当主は私だ」と宣言し、激しく衝突する場面で3話は幕を下ろしました。

客主-商売の神- 3話の感想まとめ

3話は、あまりにも衝撃的な天オスの最期が描かれ、胸の痛むエピソードでした。家族や仲間を守るために命を賭した彼の姿は、まさに“客主の鑑”と言えるのではないでしょうか。悲劇の渦中にあっても“商いとは何か”という大きなテーマがしっかり描かれていて、思わず見入ってしまいました。

また、ギル・ソゲの復讐心から生まれた裏切りが、今後のストーリーにどう影響していくのかも気になるところです。ソレやボンサムが父の遺志をどんな形で受け継いでいくのか、そして客主を奪おうとするキム・ハクジュンとの壮絶な攻防はますます激化しそうですね。

重い展開が続きますが、彼らの再起に向けた一歩がどう描かれていくのか、次回も楽しみにしていきたいと思います。今後の展開に要注目です!

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