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クルミットです♪
家族や仲間との間で生まれる、愛情とすれ違い。ときに他人どころか、もっとも近いはずの家族同士でも本心は見えにくいものですよね。そんな“わかり合えない切なさ”を、これほどまでに鋭く描いてくれるドラマってなかなかない気がします。3話では、ホジュンの“父を想う気持ち”がまるで砕かれてしまったかのような展開に胸が締めつけられました。
それでは3話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 3話のあらすじ
3話でまず際立っていたのは、父とホジュンの微妙な距離感です。前回、念願だった「父を父と呼ぶこと」を許され、ホジュンの心は一気に父に近づいたかのように思えました。しかし、外敵(オランケ)に連れて行かれたホジュンを救うかどうか――その選択で、父の“本当の思い”が問われる事態になってしまいます。
ホジュンの異母兄や正妻である夫人は、ホジュンを心配するどころか“これで厄介者がいなくなった”とばかりに安堵している様子。あまりにも冷たい言葉を偶然耳にしてしまった父・ホリュンは、そこで彼らの本心を知り愕然とします。けれども、父は村全体を守る現職の役人という立場から大勢を優先せざるを得ず、ホジュンの身を案じながらもすぐには動けません。
私自身、これが父の“やむを得ない苦悩”だと感じました
一方、連れ去られたホジュンは最悪の状況を目にします。子どもたちや仲間が危険にさらされ、彼が密かに想いを寄せていた少女・ミヒョンまでもが命を落としてしまうのです。その絶望の中で、父がすぐに救いに来てくれなかった現実が、ホジュンの心をさらに深く傷つけてしまいます。
「父は、やっぱり私を本当の息子と思っていないのでは…」
そんな思いを抱いてしまったホジュンは、ようやく救出に向かった父と再会しても、心を開くことができません。とっさに“父”ではなく“お役人様”として見るようにして、失望の怒りを押し殺すしかありませんでした。まだ幼いホジュンが、ひとりで痛みを抱えこんでしまう様子はあまりにも切なく、これまで淡い期待を抱いていた分、心が引き裂かれるようでした。
そして、物語は急速に時間が進むような雰囲気を漂わせて次の展開へ――。まるでホジュンの心の成長や、新たな決心をうかがわせるかのようです。
「子どもの頃の悲しみが、大人になる過程でどう影響していくのか」と感じました
ホジュン 3話の感想まとめ
父と息子は、お互いを思い合いながらも、結局は気持ちがすれ違ってしまいました。ホジュンが憧れていた“父と子の絆”は、あまりにも脆く崩れ去ってしまったように見えます。
私が一番やるせなく思ったのは、ホジュンが抱く深い孤独感でした
仲間たちが亡くなったショックだけでなく、父の真意がわからなくなってしまった絶望感。これからホジュンが大きく成長していく上で、こうした苦悩が大きな糧になるのかもしれません。子どものころの痛みを知っているからこそ、人の命を大切にする医師になっていく――そんな未来をうっすらと予感させてくれた回でした。
次回からは時間が飛び、成長したホジュンの姿が描かれるようです。子ども時代から感じていた“救われなさ”をどう乗り越え、大人として歩むのか。親子の絆は修復されるのか。いよいよ物語は新たな局面に向かって走り出しそうですね。私もワクワクしながら追いかけていきたいと思います。
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