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クルミットです♪
今回の「ホジュン」第73話では、無念にも命を落としたイジョンミョンの影響や、身分の壁に苦しむ登場人物たちの姿が鮮明に描かれていました。どんなに正義を貫こうとしても、権力を手にしなければ何も変えられないという苛立ちに、思わず胸が痛む展開でしたね。
それでは73話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 73話のあらすじ
イジョンミョンが反逆罪を着せられ、どうにもならないまま命を落としてしまったことに強い衝撃を受けるホジュン。友としてあまりに無念なその死を前に、自分の無力さを痛感します。
「本来なら、医師として人を救うべき自分が何もできなかった」と自責するホジュンの姿は、見ていて切なくなるほどでした。
一方、周囲では改めて“身分の差”や“権力”が大きな壁となって立ちふさがります。ドジの妻である権氏は産後の体力が戻らず、それを手伝うようにと、ダヒに命じるオ氏。ダヒもまたホジュンを「優れた医師だけれど出世していない」という理由で見下すような態度を取られています。さらに、ヤンテとユウォルの結婚を認めさせようとするも、「身分の低い者が自由に婚姻を決めるなんて」と一蹴されてしまうのです。
「出世しなければ、一生ずっとこの不当な扱いは変わらない」…そんな空気が伝わってくるようでした。
そんな中、ドジとホジュンにはそれぞれ「口眼喎斜(こうがんかしゃ)」という同じ病を患う患者が割り当てられます。ドジが診るのは高貴な身分の人物で、ホジュンが診るのは貧しい庶民という対照的な構図。しかし、ホジュンは「3日あれば回復可能」と言い切り、ドジは「1週間は必要だ」と判断。患者たちは、誰の診断が正しく、どのように治療が進むのかと不安を抱えつつ治療に臨みます。
この病が二人の腕前を比べる対決のようにも見えて、どこかハラハラしながら見守りました。
一方のホジュンは、イジョンミョンを救えなかった経験を通じて、「もっと多くの人を救うには、国の制度や権力を動かせる立場にならなければ」と痛烈に感じ始めます。以前は出世に興味を示さなかった彼が、今度は“自ら上へ上へと進む決意”をしたように見えました。人を救うためには、名医としてだけでなく、権力者とも渡り合えるポジションが必要なのかもしれません。
ホジュン 73話の感想まとめ
正しさや善意だけでは限界があるという現実が、今回のエピソードでより強調された気がしました。特にイジョンミョンの無念の死が、ホジュンや周囲の人々に与えた影響は計り知れません。自分たちの理想を貫くには、どうしても“出世”や“権力”が必要になるという悲しい事実が突きつけられましたね。
いくら患者を救いたくても、立場が低ければ口出しさえできない。身分制度に振り回されるその理不尽さに、私も観ていてやりきれない想いが募ります。
とはいえ、ホジュンの「出世は目的ではなく手段」という考え方は、医師としての本分を忘れてはいない証拠でしょう。これから彼がどのように進んでいくのか、そしてドジとの“口眼喎斜”治療対決はどう決着するのか、次回も見逃せない展開が続きそうです。
私自身は、ホジュンの一歩踏み出した決意が、彼の運命を大きく変えてくれるのではないかと期待しています。次回も楽しみですね♪
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