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クルミットです♪
今回は『ソドンヨ』第23話と第24話のあらすじと感想をお届けします。
登場人物たちが命がけで選んだ道の先に待っていたのは、“絶望の島”とも呼ばれる流刑地。そして、国を揺るがす新たな技術開発――絶体絶命の中にも希望を見つける力、仲間を想う気持ちが強く描かれた回でした。
それでは第23話・第24話を一緒に見ていきましょう!
ソドンヨ 第23話のあらすじ
ソンファ公主一行は偽の身分証で“スナラ商人”を装い、島に渡るため船を待っていました。しかし“客主”と呼ばれる人物に声をかけられ、身元を疑われてしまいます。追い詰められる公主と仲間たちのピンチに、手に汗握る展開!
その頃、ジャンとモクラ博士は激しい嵐に阻まれて流刑地・ソヨンドに入れず足止め。ジャンは偶然「大将」と呼ばれる謎の人物と出会い、「島に行くな、逃げろ」と警告されますが、なぜかその意味に気づけません。
運命のすれ違い――すぐ隣の部屋にソンファ公主がいるのに、出会えない二人のもどかしさが切ないです。
一方、百済の権力者・プヨソンとサテッキルは、アジャ太子の勢力を削ぐためにジャンとモクラ博士を利用しようと画策。ジャンたちは「新しい織物技術を開発してほしい」とだけ聞かされ、意図も知らず研究に没頭します。
やがてジャンとモクラ博士はついに新しい技術を完成!そこにプヨソンとサテッキルが現れ、驚く二人…陰謀の渦中に巻き込まれるジャンと博士――次の展開が読めません!
ソドンヨ 第24話のあらすじ
いよいよソヨンドへ向かう道中、モクラ博士の体調が急激に悪化。ジャンは薬を求めて奔走しますが、プヨソンの手下たちに阻まれてしまいます。やっとの思いで流刑地に到着しますが、そこは「死の島」と恐れられる絶望の場所でした。
ジャンが「何があってもモクラ博士を守り抜く」と決意する姿に心打たれました。
そんな中、ジャンは偶然、プヨソンがスナラ商人たちとの駆け引きで窮地に立たされている話を耳にします。
プヨソンは「紙と織物をもう輸入しない」と宣言し、それに怒ったスナラの商人たちが百済への圧力を強めていたのです。
時代劇ならではの外交駆け引きと、それに巻き込まれる主人公たち――本当にハラハラしました。
ジャンは博士の命を救うため、プヨソンに手紙を書き、「自分に策がある」と直訴。プヨソンも追い詰められ、ジャンたちを宮殿へ呼び戻すことに。
宮殿で再会したジャンは、「博士を太学舎の長、そして自分を技術士に任命してほしい」と申し出ます。
逆境の中で自分たちの力を証明しようとする二人の決断、すごく頼もしく見えました。
ソドンヨ 第23話と第24話の感想まとめ
この2話は「希望」と「絶望」、「再生」と「別れ」が複雑に絡み合っていました。
どんなに過酷な運命に追い込まれても、仲間を思う心と“諦めない意志”が奇跡を呼ぶんだな、と感じます。
ジャンとモクラ博士のコンビが知恵を絞り、新しい技術で逆境に立ち向かう姿は、本当に見応えがありました。
一方、陰謀や裏切りに揺れる王宮の様子もリアルで、人間ドラマとしても深みが増してきました。
これからジャンと公主がどんなふうに運命を切り開くのか、ますます目が離せません!
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
※注釈
・「ソヨンド」…流刑地、島流しの場所。罪人や政争に敗れた者が送られる恐ろしい場所。
・「織物技術」…古代では国家や王朝の命運を左右するほど重要な技術で、外交の切り札にも。
・「スナラ商人」…中国大陸の「隋(スイ)」をモデルにした異国の商人たち。交易や陰謀の渦中にしばしば登場します。
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