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クルミットです♪
115話は、「家族が力を合わせても奇跡は起きてくれないの?」と、ただ祈るしかない苦しさと絶望が全編に漂う回でした。血のつながりがあっても届かない現実――私も画面を見ながら、これほど無力さを感じたドラマは久しぶりです。
二度目のトキメキ 115話のあらすじ
イヨンは、病院で白血病治療のためのドナー適合検査を受けますが、
「家族の中に適合者がいない」と医師から言われてしまいます。
「家族さえいれば何とかなる」…そう信じていたからこそ、これ以上ないショック。イヨンが倒れ込む気持ち、本当に痛いほど伝わりました。
その前後、オ・ウンスクのきつい一言に責められるイヨン。
「もうやめて」と間に入るギョンジュン。
だけどギョンジュンも「食事だけはちゃんととって」と優しく去る場面は、“何もしてあげられない現実”にみんなが苦しんでいるのが伝わってきて切なかったです。
ギョンジュンは他の家族にも気配りを忘れず、「ミリネをよろしく」と声をかけます。
キム・ドヨンは「いつも気遣ってくれてありがとう」と頭を下げる場面も。
イヨンは「私はダメな母親」と自分を責め、
「ミリネがいなくなったら私は何を頼りに生きればいいの?」と心の底から不安を吐露します。
“母親”であることの責任や罪悪感、絶望…本当に胸が締めつけられる瞬間でした。
一方、病院に足が向かないキム・ドシクや、強がっていても内心はビクビクしている家族たち。
「なぜ私たちだけ?」と問い詰めるシーンもあり、“病気は誰のせいでもない”と分かっていても、何かのせいにしたくなる気持ち…私も分かります。
また、家族の一部は「ドナー検査から逃げる」など弱さも見せます。
「自分だけ助かりたい」じゃなく、「本当に怖いからこそ受け止めきれない」…そんな人間らしさがリアルです。
そんな中でもギョンジュンは「イヨンさんのせいじゃない。ミリネはきっと大丈夫」と励まし続けます。
「ミリネのことを思うと、みんなが自分を責めて苦しむより、前向きな言葉が必要だよね」と私も思いました。
そして運命の瞬間――
「組織適合検査の結果、家族に適合者はいません」と医師に告げられ、イヨンはその場で崩れ落ちます。
“頑張ればどうにかなる”という希望が打ち砕かれる絶望…このドラマのリアルさに涙が止まりませんでした。
二度目のトキメキ 115話の感想まとめ
今回は、「家族の限界」「どうにもならない現実」とどう向き合うか――
その重さと、逆に“それでも奇跡を信じるしかない”無力な愛情を感じさせられました。
現実には答えがない。
だけど、
誰かのために泣いたり祈ったり、みんなが「私のせいじゃない」と思いながらも一緒に苦しむこと――それが家族なんだな、としみじみ感じました。
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