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クルミットです♪
KBSのドラマ『カーテンコール』がついに放送スタートしました。
「余命わずかな祖母の願いを叶えるため、無名俳優が孫のふりをして行う“演劇”」という、なんとも胸を打つテーマ。
主演にはカン・ハヌルさん、ハ・ジウォンさん、コ・ドゥシムさん、クォン・サンウさんと、豪華な顔ぶれが勢ぞろいしています。
それでは『カーテンコール』第1話を一緒に見ていきましょう!
カーテンコール 第1話のあらすじ
1950年12月、戦争によって避難を余儀なくされた人々が船へと殺到する港。
その中に、後に巨大ホテル「ナグォン(楽園)」を築くことになるチャ・グムスン(コ・ドゥシム)の姿がありました。
彼女はなんとか避難船に乗ることができましたが、夫リ・ジョンムンと幼い息子は船に乗れず、海で引き裂かれるように別れを迎えます。
戦争が人の運命を無情に引き裂く――冒頭から胸が締めつけられる展開です。
時は流れ、現在。
北から脱出したグムスンは韓国南部で「ナグォン旅館」を開業し、戦後の混乱期を生き抜きながら事業を拡大。
今では誰もが知る高級ホテルチェーン「ホテル ナグォン」の創業者として名を馳せています。
ホテルの総支配人を務めるのは、彼女の孫娘パク・セヨン(ハ・ジウォン)。
柔らかな笑顔と確かな手腕を持つ彼女は、社員からも慕われる存在。
新しいホテル「THE HOTEL NAKWON」のオープンを目前に控え、まさに順風満帆の人生を歩んでいました。
しかしその裏で、グムスン会長が余命宣告を受けていたのです。
日々、北に残してきた家族への思いが募り、彼女の心は静かに揺れていました。
老いてなお、心のどこかで“再会”を信じ続ける姿に涙が止まりません。
そんな中、長男であり大株主のパク・セジュン(クォン・サンウ)が、会長の意思を無視してホテル売却を進めようとします。
妹セヨンは激しく反発しますが、兄の暴走は止まりません。
理事会の日、病床にあるはずのグムスンが突然現れ、元気な姿で場を収めるシーンは圧巻。
彼女の毅然とした姿に、誰もが息を呑みます。
けれどセジュンはあきらめきれず、今後の情勢を見て再び売却を検討することに……。
グムスンは家に戻り、2004年に行われた第4次離散家族再会の記憶をたどります。
数十年ぶりに息子と再会したものの、彼は南で新しい家庭を築いた母の姿に複雑な思いを抱いていました。
「統一が叶えば、もう何も心配いらないのに…」
母の涙、息子の沈黙、そして孫の微笑み。
あの再会は、彼女にとって喜びと同時に新たな後悔をもたらしたのでした。
“触れたあの小さな手の感触を、今も忘れられない”というセリフに心を掴まれました。
もう一度、あの孫に会いたい――。
グムスンの最後の願いを叶えようと、長年仕えてきた秘書サンチョル(ソン・ドンイル)は、北に残る孫リ・ムンソンの行方を調べ始めます。
しかし、彼はすでに犯罪に手を染めた危険人物になっていました。
この事実をそのまま会長に伝えることはできません。
悩みに悩んだサンチョルが出会ったのは、北朝鮮兵の演技をする無名俳優ユ・ジェホン(カン・ハヌル)。
「一緒に舞台をやってみないか? 人生を変える、美しくて大きな舞台で――」
思いがけない提案に戸惑うジェホン。
サンチョルが“偽の孫役”として彼を選ぶ瞬間、物語は大きく動き出します。
まさかの“孫の代役”という展開にゾクゾク。次回が待ちきれません!
カーテンコール 第1話の感想まとめ
第1話は、戦争で離れ離れになった家族の悲劇と、再会を願う祖母の深い愛情が丁寧に描かれたエピソードでした。
戦争という重いテーマを扱いながらも、映像の美しさと登場人物の温かさに救われる作品です。
特に印象的だったのは、グムスン会長の「生きてきた理由」を感じさせる静かな表情。
長年積み重ねてきた人生の重みが、一つひとつのセリフに滲んでいました。
そして、サンチョルとジェホンの出会い――ここから“偽りの家族劇”が始まると思うと、ワクワクと切なさが同時に込み上げてきます。
「本当の家族」とは何か、「人を想うこと」はどんな奇跡を生むのか。
そんなテーマが静かに立ち上がる第1話でした。
次回はジェホンがついに“孫役”を引き受けるのか?
そしてセヨンとの運命の出会いにも注目です!
カーテンコール 撮影地・ロケ地情報
第1話で登場した美しい邸宅や「ホテル ナグォン」のシーンは、主に全羅南道・順天(スンチョン)にある大型オープンセットで撮影されています。
ホテルの外観として使用された建物は、パラダイスホテルがモデルになっているそうです。
壮大な映像美も『カーテンコール』の魅力のひとつですね。
次回の第2話では、いよいよ“偽の孫”として物語が動き出します。
果たしてこの“演劇”は、涙の幕を閉じるのか、それとも奇跡の再会を生むのか――。
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