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クルミットです♪
“理想の妻”ハン・ソンジュの仮面が完全に剥がれ、心の奥で“怒りと絶望”が渦巻いた5話。
そして、不倫相手ユン・ミラの口から放たれた衝撃の一言——「私、妊娠してるの」。
誰もが予想していた修羅場が、いよいよ現実に。
それでは5話を一緒に見ていきましょう!
ショーウィンドウ:女王の家 5話のあらすじ
現在、警察で事情聴取を受けるハン・ソンジュ(ソン・ユナ)。
彼女は毅然とした表情で「ミラを刺していません」と証言します。
物語は再び過去へ——すべての崩壊が始まった日を映し出します。
ソンジュはついに自分の目で、夫シン・ミョンソプ(イ・ソンジェ)とユン・ミラ(チョン・ソミン)の不倫現場を目撃。
それまで抑えていた感情が決壊し、崩れ落ちます。
それでも彼女は冷静さを装い、夫の社長就任式に出席。
誇らしげにスピーチをする夫の姿に、怒りと虚しさが入り混じった表情を浮かべるソンジュ。
――にもかかわらず、ミョンソプはその夜も「2次会がある」と嘘をつき、また外出していきます。
“バレていないと思っている男ほど、見ていて情けない生き物はいない”——そう感じた瞬間でした。
ミラの方はというと、ミョンソプとの関係に不安を募らせ、彼の子を妊娠していることを匂わせます。
しかし彼はまったく気づかず、むしろ「俺の言うことだけを聞け」と命令するばかり。
愛ではなく支配。
二人の関係には、もはや“恋”の温度は残っていませんでした。
そんな中、ソンジュは夫を自宅に呼び出し、ついに名前を口にします。
「ユン・ミラ」
すべてを悟った夫は、焦りながらも“嘘”で切り抜けようとしますが、もう通用しません。
「自分の目で見たの。非常階段での二人を」
「バカね。風だからそう呼ぶんだよ、通り過ぎるから」
この男、どこまで図太いの…!
怒りを抑えられないソンジュは夜通し眠れず、再びミラのもとへ。
部屋の中で夫のスケッチを発見し、確信を深めます。
そしてミラから語られた“2年間の関係”と“彼の言葉”。
「あなたといると、やっと呼吸ができる」
そのセリフを聞いた瞬間、ソンジュの中の何かが静かに切れました。
「風なら、どうして2年も吹き続けるの?」——ソンジュの一言が刺さります。
ソンジュは離婚を決意。
しかしミョンソプは子どもたちを盾に「母親のように壊す気か」と言い放ちます。
その言葉は、ソンジュの心の古傷——父の不倫で崩壊した家庭——を踏みにじるものでした。
母キム・ガンイム(ムン・ヒギョン)から、自身も“父の浮気を耐えた過去”を聞かされ、ソンジュは絶望。
「母は成功したけれど、女性としては壊れていた」
そう気づいた時、彼女の中で“母の理解”と“女の怒り”が同時に芽生えます。
一方、ミョンソプは“自分を利用した”ミラとの関係を切り、世間体を守ろうと必死。
でも遅すぎました。ミラはすべてを知っていて、笑っている。
そして、ソンジュの前でついに言い放つのです。
「私、妊娠してるの」
その瞬間、世界が止まったようでした。
怒りと絶望が爆発したソンジュ。車の中で口論になり、制御を失ってハンドルを切る——
二人はそのまま道路で意識を失います。
そして現在、再び“あの事件の夜”へ。
現場には同じ服装の二人の女が——。
物語は再び“誰が刺したのか”の謎へと戻っていきます。
ショーウィンドウ:女王の家 5話の感想まとめ
いや〜…怒りで胃がキリキリする回でした。
ミョンソプの“風だから浮気なんだ”発言、あれは史上最悪クラスのセリフ。
妻を侮辱し、愛人を操り、家族を道具にする——この人、もはや人間じゃない。
そしてソン・ユナさんの「静かな狂気」の演技が本当に見事。
怒鳴るでも泣くでもなく、震える声で「ユン・ミラ」と名前を呼ぶ場面。
全身の力が抜けるような虚無感が伝わってきて、鳥肌が立ちました。
ミラもまた、罪悪感どころか“勝ち誇るような冷笑”を浮かべるシーンがあり、完全に倫理が崩壊。
それでも、どこか“寂しさの延長”のように見えるのが怖いところです。
そして何より印象的だったのは、母と娘の対話。
「母も女として壊れていた」と悟ることで、ソンジュは初めて母を“同じ女性”として見た。
ここが、このドラマの深みだと思います。
次回6話では、ミラとソンジュが事故後に病院へ運ばれ、怒りと憎悪が爆発。
ミョンソプは妻だけを気遣い、ミラの怒りが頂点に達する予告が公開されました。
“妊娠”という事実がどう転がるのか——まさに地獄の三角関係、開幕です。
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