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クルミットです♪
第2話では、それぞれの“愛の形”が少しずつ歪みを見せ始めました。
愛しているはずなのに、相手の幸せを壊してしまう人たち。
そして何も知らずに傷つけられていくギョウル…。
静かに始まった悲劇が、じわじわと広がっていくのを感じる回でした。
それでは第2話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第2話のあらすじ
財閥令嬢オ・セリン(チェ・ユニョン)は、幼いころから家政婦ソ・ジョンヘ(キム・ヒジョン)の息子ソ・テヤン(イ・ソンホ)を愛してきました。
彼女にとってテヤンは人生の全て。
どんな犠牲を払ってでも、彼の心を手に入れたいと願っています。
好きな人に認められない苦しさが、少しずつ“愛”から“執着”に変わっていくのが怖いほどリアルでした。
一方のソ・テヤンは、不正を許せない正義感の強い青年。
その性格が災いし、数年前に暴行事件に巻き込まれ前科者となってしまいます。
セリンを妹のようにしか思えず、彼女の好意を何度も断ってきました。
さらに過去の過ちで、ある家の大黒柱を死なせてしまったことを今も悔やんでいます。
3年ぶりに帰ってきたテヤンは、その被害者家族を訪ね、謝罪とともに貯めたお金を渡します。
しかし、亡くなった息子の母親は激怒し「息子を返せ」と叫び、水を浴びせました。
この場面、本当に胸が痛みました。どちらの気持ちも分かるからこそ、涙が止まりませんでした。
セリンはそんなテヤンの代わりに水を浴び、彼を守ろうとします。
そして彼女は怒りに任せて、弁護士を通じその家を買い取るよう指示。
退去を拒む老婦人に、直接人を連れて家を壊し始めます。
愛する人を守りたい気持ちが、他人を傷つける暴力へ変わっていく…その歪みが恐ろしかったです。
それを知ったテヤンは激怒し、「俺はお前に助けてくれなんて頼んだことない。もう二度とその家の人たちに手を出すな。でなきゃ二度と会わない」と突き放します。
テヤンの母ジョンヘは、もともとセリン家で働いていた元家政婦。
セリンの亡き母の遺言で、セリンの法的後見人となっていました。
立場上は主人と使用人、でも情は親子のように深い関係――。
セリンを娘のように思いながらも、間違いを止められないジョンヘの苦悩が伝わってきました。
一方その頃、YJグループの本部長ナム・ユジン(ハン・ギウン)は、
愛人チュ・エラ(イ・チェヨン)と関係を続けながらも、
名誉会長ナム・マンジュン(イム・ヒョク)の命令でチョン・ギョウル(シン・ゴウン)と結婚することに。
もし従わなければ後継者の座を失うという条件付きでした。
ギョウルの父チョン・ヒョンテ(チェ・ジェソン)は、妻を出産で亡くし、
娘を施設で育てざるを得なかった過去を抱えています。
火災事故で身体が弱くなったギョウルの姿に、
「せめて幸せに生きてほしい」と願い続けていました。
その後、ユジンとギョウルは会長の命でリゾート旅行へ。
しかし同じ頃、エラはユジンとのキャンプの約束を破られ激怒。
「私が先だったのに! なんであの女なの? 不倫女扱いされるのもうイヤ!」と叫びます。
そんな彼女にユジンは冷たく「お前も他の女と同じだ。出ていけ」と突き放しました。
愛されたい気持ちが空回りしていくエラの姿、見ていて胸が苦しくなりました。
しかしエラは諦めず、ユジンとギョウルが滞在するリゾートに現れます。
何も知らないギョウルは「私、不器用だけど努力します。これからは幸せな家庭を築きましょう」と笑顔で語ります。
その無垢な笑顔が、裏切りに囲まれていることを知らない分、余計に切なく感じました。
焦るユジンはエラを帰らせようとしますが、
エラはギョウルに眠くなるお茶を飲ませ、
その隙にユジンと二人きりの時間を楽しむという恐ろしい行動に出ます。
もう完全に一線を越えたエラ…。見ていて背筋が凍りました。
裏切りの花束をあなたに 第2話の感想まとめ
第2話は“愛の暴走”がテーマのように感じました。
セリン、エラ、そしてユジン――それぞれが誰かを愛しているのに、その形がどんどん壊れていく。
「愛しているからこそ壊してしまう」――このドラマの怖さはまさにそこにあります。
ギョウルの純粋な心が踏みにじられていく展開はつらいけれど、
ここからどう立ち上がるのかが本当に気になります。
セリンの暴走と、エラの嫉妬。
そしてユジンの二重生活――。
それぞれの嘘がいつ交錯するのか、次回が待ち遠しいですね!
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