裏切りの花束をあなたに 第11話あらすじ&感想|暴かれた罪と新たな犠牲―止まらない悪の連鎖

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第11話は、ついに“父の怒り”が爆発した回。
ギョウルの不幸の裏に隠されていた真実が明るみに出て、
物語は一気にクライマックスへと近づいていきます。
そして後半には、予想を超える悲劇が待っていました…。

それでは第11話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 第11話のあらすじ

チュ・エラ(イ・チェヨン)はこれまで、
チョン・ギョウル(シン・ゴウン)に避妊薬を“気管支の薬”と偽って飲ませていました。
さらに、その薬に反応して眠ってしまうお茶まで与え、
そのせいでギョウルは交通事故を起こし、視力を失ってしまったのです。

すべてを知った父チョン・ヒョンテ(チェ・ジェソン)は激怒し、
「お前たちが人間なのか! 一度は過ちとして許そうとしたが、もう二度と見逃さない!」と叫びます。

これまで優しかったヒョンテの怒りの声に、長年の涙と悔しさが詰まっていました。

ヒョンテはこの事実をYJグループ名誉会長ナム・マンジュン(イム・ヒョク)に伝えようとします。
しかしユジン(ハン・ギウン)は「自分は会社を追放される」と懇願し、膝をついて許しを請います。
その直後、マンジュンが倒れたという知らせが入り、
ヒョンテは真実を話す機会を逃してしまいました。

その隙にユジンは時間を稼ぎ、エラに「お前は本当に恐ろしい女だ」と吐き捨てます。
しかし、彼自身もまた罪の共犯者であることに変わりはありません。

自分の欲望で妻の人生を壊しておきながら、
他人のせいにするユジンの姿はあまりに卑怯でした。

ヒョンテは再びギョウルのもとを訪れ、「可哀想な私の娘…」と涙を流します。
そして、マンジュンが倒れたためユジンの父ナム・ヨンソクに真実を伝えようとしますが、
そこにもユジンが立ちはだかり、「父に告げるのはやめてください!」と逆上。

その時、ギョウルから「お父さん、私、角膜移植を受けられることになったの」との電話が。
しかしその移植手術は、ユジンとエラが不正な手段で手配したものでした。

“目が見えるようになる奇跡”が、実は罪によって作られたものだなんて…。
あまりにも皮肉で胸が締めつけられました。

ヒョンテは「それは犯罪だ!」と激怒しますが、
一方で、娘が“再び光を見られる”ことを喜ぶギョウルの姿を前に言葉を失います。
ユジンはその隙を突き、「過去のことは忘れてください。
私がどうにかしてギョウルを治します」と取引を持ちかけます。

結局、ヒョンテはギョウルの治療を優先し、
その代わり「手術が終わったらユジンと離婚させる」と宣言しました。

“娘の幸せと正義”の狭間で苦しむ父の姿。
その葛藤が痛いほど伝わってきました。

一方その頃、オ・セヨン(イ・スラ)は再びエラのもとを訪れます。
エラのバッグの中に探偵事務所の名刺を見つけたセヨンは、
「あなたの身分、もう一度確認させてもらう」と詰め寄ります。
ついにエラは、別人“ナム・サンジ”として生きていたことを明かしました。

セヨンは「私はただ、テヤンの冤罪を晴らしたいだけ。証言して」と懇願しますが、
エラは焦り、探偵事務所へ金を渡して「セヨンを二度と近づけないようにして」と命じます。

追い詰められたエラの顔に浮かんだのは、罪悪感ではなく“恐怖”と“執念”でした。

その夜、妹セリン(チェ・ユニョン)の誕生日を祝うためにケーキを持っていたセヨン。
しかし突然現れた男たちに襲われ、「だから余計な口をきくなと言っただろ!」と脅されます。
セヨンは、エラが差し向けた者たちだと確信。

怒りに震えたセヨンは、エラのもとへ乗り込み、
「今日のことはなかったことにしてあげる。その代わり、今すぐ警察に行って証言して!
あなたが他人の名前で生きていること、全部明らかにする!」と詰め寄ります。

エラは「待ってって言ったでしょ!」と叫び、
二人は激しくもみ合い、セヨンは階段から転落してしまいます。

止める間もなく命を落としたセヨン。
彼女の正義がここで途絶えるなんて、あまりに悲しすぎました。

倒れたセヨンを見て涙を流すエラ。
そこへユジンが駆けつけ、「何があったんだ?」と驚愕します。
ユジンが救急に通報しようとすると、エラは「セヨンは私たちの関係を知っていた。
通報したら全部バレる」と引き止めます。

そして彼女は決意を固めたように言いました――
「今から私の言う通りにして。」

エラの目に浮かんだ“涙と狂気”。
ここから先はもう、誰も止められない予感がしました。

その頃、退院したナム・マンジュンは、
「ギョウルが角膜移植を受けられるようになった」と聞き喜びの言葉をかけます。
しかしその裏で、エラはセヨンの遺体を密かに処理していました。

そして、家族が揃った場でユジンは突然立ち上がり、
「お話があります。私、不倫していました」と告白。

場の空気が一瞬にして凍りついたところで――第11話は幕を閉じました。

ついにユジンが真実を口にした衝撃のエンディング。
次回、どんな地獄が待っているのか想像するだけで震えます。

裏切りの花束をあなたに 第11話の感想まとめ

第11話は、怒り・涙・裏切り…すべてが詰まった壮絶な回でした。
ギョウルの父ヒョンテが真実に立ち向かう姿、
そしてセヨンの命をかけた正義――どちらも胸が張り裂けそうでした。

優しい人ばかりが犠牲になるこの世界で、
それでも真実を求め続けたセヨンの勇気は忘れられません。

ラストでユジンが“自ら罪を告白した”シーン。
そこに後悔の気持ちがあるのか、それとも別の計算があるのか――
次回、第12話でその真意が明らかになるのかもしれません。

ついに“秘密の女”の名にふさわしい闇が、すべて暴かれようとしています。

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