裏切りの花束をあなたに 第16話あらすじ&感想|別れの決意と奪われた娘―止まらない悪意の渦

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第16話では、ギョウルがついに屋敷を追い出され、すべてを失う展開に。
一方、ソイの行方が新たな悲劇を呼び、エラの策略はますます巧妙さを増していきます。
そしてセリンの復讐心もさらに燃え上がり、物語は破滅の方向へと加速していきました。

それでは第16話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 第16話のあらすじ

名誉会長ナム・マンジュン(イム・ヒョク)が倒れ入院している間に、
義母チャ・ヨンラン(キム・イェリョン)はギョウル(シン・ゴウン)を家から追い出しました。
ギョウルはすべてを失い、娘ソイを探す力も奪われた状態。

その隙を見計らい、チュ・エラ(イ・チェヨン)は「もう二度とマンジュン邸には戻れないように」と
徹底的にギョウルを追い詰めていきます。

まるで人の心を持たない悪魔のようなエラ。
彼女の笑顔の裏に潜む恐怖がぞっとするほど冷たかったです。

エラの計略により、ギョウルが屋敷を出たことを知ったセリン(チェ・ユニョン)は、
「今こそ復讐のとき」とギョウルを狙います。
姉を死に追いやった“殺人者の娘”だと信じて疑わないセリンは、
ギョウルを苦しめることで姉オ・セヨンの無念を晴らそうとしていました。

しかし、そんな中で予想もしなかったことが起こります。
――行方不明だったソイが、セリンの家へと運ばれてきたのです。

まさかソイがセリンのもとに…!
この展開、まるで運命が皮肉な形で二人を再び結びつけたようでした。

エラは依然として“完璧な妻”を演じながら、
ユジン(ハン・ギウン)の母ヨンランを巧みに操っていました。
ヨンランはギョウルを責め、「あなたはもうこの家の嫁ではない」と冷たく言い放ちます。
ギョウルを守るマンジュンが病院にいる今、エラにとって最大の障害は消えたも同然でした。

味方をすべて失っても、必死に耐えるギョウル。
その強さに涙がこぼれました。

そしてついに、ユジンはギョウルに「離婚してほしい」と告げます。
エラの思惑どおり、夫婦の絆までもが完全に断ち切られようとしていました。
ギョウルは何も言わず、ただ静かに涙を流します。

「これ以上、誰も傷つけたくない」――
ギョウルの心の声が聞こえてくるようで、見ているこちらまで苦しくなりました。

一方で、エラにソイを預けられた女性(キム・ガヨン)は、
次第に罪悪感に耐えきれなくなっていました。
偶然立ち寄った食堂で、かつてエラの家で働いていたソ・ジョンヘ(キム・ヒジョン)と再会し、
心の動揺を隠せません。

“罪の連鎖”が思わぬ形で繋がっていく…。
この偶然が後に真実を暴く鍵になりそうな予感がしました。

復讐に燃えるセリンのもとには、ソ・テヤン(イ・ソンホ)が現れます。
「もう誰も傷つけないで。君が壊れていく姿を見るのはつらい」と彼は言いますが、
セリンは涙ながらに「私はもう止まれない」とつぶやきました。

誰かを守るための復讐が、いつの間にか自分自身を壊していく。
セリンの苦しみが痛いほど伝わってきました。

その頃、ヨンランは“息子ユジンの幸せ”を理由に、
ギョウルの父チョン・ヒョンテ(チェ・ジェソン)のもとを訪れ、
「ユジンとギョウルを離婚させてください」と涙ながらに訴えます。

ギョウルの不幸は、すでに家族の形を完全に崩壊させていました。

“愛する人のための別れ”――
誰もが正しいことをしているつもりなのに、全員が間違っている。
このドラマらしい皮肉な展開でした。

そしてエラは、計画が順調に進んでいることに満足げな笑みを浮かべます。
「もうすぐ私がユジンの妻になるのね」と。
しかし、彼女の罪は“殺人・誘拐・偽証”と膨れ上がり、
いつ爆発してもおかしくない危険な状態に。

自分の欲望を“愛”と呼ぶエラ。
その狂気が物語をどこまで壊すのか、怖いけれど目が離せません。

裏切りの花束をあなたに 第16話の感想まとめ

第16話は、まさに“愛と憎しみの交差点”。
ギョウルがすべてを失い、エラがすべてを手にしたように見えるけれど、
その裏で少しずつ“真実の糸”が動き始めていました。

母としての愛、姉妹としての愛――
そのすべてを利用する悪女エラの恐ろしさに震えながらも、
ギョウルの再起を願わずにはいられません。

そしてラストでは、ソイがセリンのもとに預けられたことで、
二人の運命が再び絡み合っていく伏線が描かれました。
第17話では、この“娘の行方”が新たな真実を呼び起こしそうです。

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