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クルミットです♪
第22話では、“セリンの体に宿るギョウル”がついにUSBを探すためテヤンの家へ。
一方で、エラとユジンの冷酷な策略によりギョウルの家族が追い詰められ、
母ユン・ギルジャが苦渋の決断を迫られます。
復讐の糸が再び絡み合い、緊迫した回でした。
それでは第22話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第22話のあらすじ
オ・セリン(チェ・ユニョン)の身体に魂が宿ったギョウル(シン・ゴウン)は、
5年前、証拠映像のUSBをテヤン(イ・ソンホ)のバッグに入れていたことを思い出します。
「USBはあの家にある…取り戻すには、テヤンの家に入るしかない。」
正体がばれる危険を承知の上で、彼女はテヤンの家で暮らす決意をします。
“敵の懐に飛び込む”覚悟のギョウル。
自分の人生を取り戻すための一歩が、あまりにも勇敢でした。
一方、ソイ(ギョウルの娘)を養女として迎え“ハヌル”と名付けたソ・ジョンヘ(キム・ヒジョン)。
セリン=ギョウルは、ハヌルが自分と同じ“エビアレルギー”を持っていることに気づき、
「まさか…この子がソイ?」と動揺します。
母親の勘はやはり鋭い。
血のつながりは途切れても、心の糸は決して切れないのだと感じました。
その頃、エラ(イ・チェヨン)は会社で同僚たちに
「友人の夫を奪った不倫女」と陰口を叩かれ、苛立ちを募らせます。
彼女はユジン(ハン・ギウン)に詰め寄り、
「いつまで経っても離婚しないの? 私は5年間も影の女よ!」と怒鳴り散らしました。
そしてエラは、名誉会長ナム・マンジュン(イム・ヒョク)が出張中なのをいいことに、
ギョウル(植物状態の身体)の病院費用を止め、
「これで完全に切り離せる」とほくそ笑みます。
自分の欲望のために人の命を金で切り捨てるエラ。
その冷酷さがもはや人間離れしていました。
病院側から「入金が止まっています」と知らされたユン・ギルジャ(パン・ウニ)は、
急いでユジンのもとへ。
しかし対応に出た義母チャ・ヨンラン(キム・イェリョン)は
「5年間も病院費を払ってやったんだから、もう十分でしょ?
私たち、乞食じゃないのよ!」と罵倒し、ギルジャを侮辱します。
苦しい立場の母に浴びせられる言葉の暴力。
ギョウルよりもギルジャの涙が痛く感じました。
その頃、セリン(ギョウル)はテヤンの家に入り、
「この家のどこかにUSBがあるはず」と部屋を探し回ります。
一方、弁護士として活躍する弟チョン・ヨンジュン(イ・ウンヒョン)は、
姉の病院費を肩代わりし、ユジンに詰め寄ります。
「どうして急に病院費を止めたんですか?」
ユジンは開き直り、
「男が5年も独り身で耐えるのはどれほど辛いか、分かるでしょ?
もう俺を解放してくれ。あの人はずっと寝たきりなんです!」と暴言を吐きます。
ヨンジュンは怒りを抑え、「冬が目を覚ますまで離婚はしない。
本人が自分で判を押すその日まで、絶対に許さない」と告げました。
誠実な弟ヨンジュン。
彼がこの物語の“最後の良心”のように思えて胸が熱くなりました。
しかし、ヨンジュンを疎ましく思ったエラとユジンは、
暴行事件をでっち上げて彼を留置場に送る計画を立てます。
釈放のためには1億の示談金が必要という理不尽な状況。
困り果てたギルジャはユジンのもとを訪ね、
「お願いです、助けてください」と頭を下げます。
するとユジンは待っていたかのように条件を出しました。
「お金は貸します。でもその代わり、ギョウルとの離婚を進めてください。
代理であなたが判を押してくれれば、すぐに振り込みます。」
ギルジャは迷いながらも、苦しむ息子を救うため、
離婚書類に印を押そうとします――。
“母としての愛”と“娘を守る義務”の間で揺れるギルジャ。
涙をこらえてペンを握る手が震えていました。
一方その頃、セリン=ギョウルはUSBを見つけるまで決して諦めないと心に誓い、
新たな復讐の計画を練り始めていました。
「今度こそ、エラとユジンを私の手で地獄に落としてみせる」
“魂が入れ替わっても、正義の心は変わらない”。
ギョウルの瞳には確かに、再び燃え始めた復讐の炎が宿っていました。
裏切りの花束をあなたに 第22話の感想まとめ
第22話は、“母の愛と妹の決意”が交差した重厚なエピソードでした。
ギョウルの母ギルジャが息子を守るために離婚書類に印を押そうとするシーンは、
愛の痛みそのもの。
そして、魂の入れ替わったギョウルがUSBを探す姿は、
静かに燃える復讐の導火線のようでした。
“誰かのために犠牲になる愛”がこのドラマの根幹。
でもその愛が、時に新たな悲劇を生む――そんな人間の弱さを痛感しました。
次回、第23話ではギョウルがついにUSBの行方を掴むのか?
そして母ギルジャが押した離婚の印が、彼女たちの運命をどう変えるのか――。
緊張の糸がさらに張り詰める予感です。
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