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クルミットです♪
第42話では、ついにすべての糸が絡み合い始めました。
ギョウル(セリンの身体)の正体が兄ヨンジュンにバレそうになる一方で、
エラの狂気がついに“命”にまで及びます。
物語はこれまでで最も冷たく、そして最も痛ましい展開を迎えました。
それでは第42話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第42話のあらすじ
ユン・ギルジャ(パン・ウニ)が突然の低血圧ショックで倒れ、
それを目にしたセリン(=ギョウル/チェ・ユニョン)は思わず叫びます。
「お母さん!」
その言葉を聞いたチョン・ヨンジュン(イ・ウンヒョン)は凍りつきます。
「今…なんて言いました? うちの母を“お母さん”って…?」
セリンは慌てて取り繕い、
「驚きすぎて口が勝手に動いたみたいです」と言い訳しますが、
心の中では(もしかして、兄にバレた…?)と不安に震えます。
血のつながりはなくても、魂が呼び合う“家族の絆”。
兄が妹の真実に近づく瞬間の緊張感がすごかったです。
一方、YJグループでは新たな事件が発生。
ユジン(ハン・ギウン)の妹ユリ(イ・ミンジ)が
2年以上かけて開発してきた機密技術を外部に流出させてしまったのです。
そのせいで、競合のヨジョン・グループが
同じ技術を先に発表してしまいました。
事態の深刻さを知ったヨンジュンは奔走し、
なんとか被害を最小限に抑えようと動きます。
この件を知ったユジンの母チャ・ヨンラン(キム・イェリョン)は、
「ユリが正社員になる前に、この件は絶対に表沙汰にできない」と焦り、
エラ(イ・チェヨン)に助けを求めます。
エラはすぐに行動を開始。
ヨジョン・グループの担当者の娘を脅し、
「流出の原因はお前たちだ」と“偽の自白”を録音して提出。
見事、ユリの罪をなかったことにしてしまいました。
目的のためなら脅迫もいとわない――。
エラの計算高さと行動力には、もはや人間味が残っていません。
ユリ事件を“解決”したことで、エラはヨンランの信頼を獲得。
ついにユジンの家族の食事会にも招かれます。
しかし、名誉会長ナム・マンジュン(イム・ヒョク)は終始無言のまま。
「彼女は信用ならん。冬(=ギョウル)が一番だ。」
マンジュンはあくまでギョウルを家族として思い続けており、
エラに微笑みを向けることはありませんでした。
その言葉にエラの表情はこわばり、
「どうして私の居場所を認めてくれないの?」と心の奥で呟きます。
愛されたいのに拒絶される――。
エラの嫉妬と孤独が、次の暴走の引き金になりました。
その頃、病院では植物状態のギョウルの容態が急変。
急性肺炎によるショックで危険な状態に陥ります。
チャ・ヨンランは「もう離婚させましょう」と弁護士に相談。
「息子の未来のためにも、この結婚は終わらせるべき」と主張します。
その会話を偶然耳にしたナム・マンジュンは、
「もうこれ以上見過ごせん」と怒りを隠せません。
そしてエラを呼び出し、冷たく告げます。
「ユジンとはもう終わりにしなさい。
さもないと、君を海外支社へ飛ばす。」
追い詰められたエラ。
「どうして私が手に入れたものを全部奪うの…!」
怒りと絶望の中、彼女は病院の冬(=ギョウル)を訪ねます。
病室に入ると、ベッドに横たわる冬の姿。
酸素マスク越しに、静かに呼吸するその顔を見つめながら
エラは狂気に満ちた微笑みを浮かべました。
「あなたの席を手に入れるために、
私はどれだけの時間とお金を使ったと思う?
その席、もう返してもらうわ。」
そう言うと――酸素マスクを外してしまいます。
苦しみ始める冬を一瞥し、
「ごめんね。でも、これで私が“本物”になれるの」と呟きながら
病室を後にするエラ。
息を呑むほど冷たい悪意。
エラの狂気がここまで来るとは…もう言葉を失いました。
その直後、冬のモニターが警告音を鳴らし、
看護師たちが慌てて駆け込んできます。
「患者さん、呼吸停止です!」
遠ざかるサイレンの音の中、
エラは病院の廊下を無表情で歩き去っていきます――。
“奪われた命、歪んだ愛”
エラが越えてはいけない一線を越えた衝撃のラストでした。
裏切りの花束をあなたに 第42話の感想まとめ
第42話は、まさに“悪女の覚醒”。
エラの手で酸素マスクが外されるシーンは、
ドラマ全体の中でも最も緊迫した瞬間でした。
「愛されたかった女」が「破壊する女」へ――。
エラというキャラクターが完全に壊れていく様子が圧巻でした。
一方で、兄ヨンジュンがセリン=ギョウルの正体に気づき始めるなど、
家族の真実にも光が差し始めました。
次回、第43話ではギョウルの命が危険な状況の中、
エラの罪がついに表面化する予感。
「愛か、罪か」――その選択がすべてを決める回になりそうです。
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