裏切りの花束をあなたに 第54話あらすじ&感想|暴かれた“本物の娘”と新たな陰謀―悪女の手が再び忍び寄る

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第54話では、ついにジュ・エラが“本物のソイ”の正体に気づきます。
彼女の不安と恐怖が再び暴走を始め、無垢な少女ハヌル(=本当のソイ)が新たな危機に。
一方、セリン(=ギョウル)はエラに正面から反撃を宣言し、復讐の戦線はさらに熱を帯びます。

それでは第54話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 第54話のあらすじ

ジュ・エラ(イ・チェヨン)はデパートで見かけた少女ハヌル(キム・ガヒョン)の姿が
頭から離れません。
“ソイと同じ年頃で、首に赤いあざがある。しかも養子…”
偶然とは思えない条件に、心の奥でざわつきを覚えます。

「まさか、あの子がソイじゃ…?」

エラは疑念を確かめるため、ソ・テヤン(イ・ソンホ)の“妹”ハヌルについて
部下に調査を命じました。

再び走り出した悪女の勘。
その目が真実に近づくほど、破滅の足音も大きくなります。

一方、セリン(=ギョウル/チェ・ユニョン)は
名誉会長マンジュン(イム・ヒョク)にまで結婚を認めさせたエラに向かい、
冷たい声で言い放ちます。

「お姉さんを甘く見てたみたいね。
でも、私ももう黙っていない。
次に会うときは、きっとお姉さんが後悔する番よ。」

セリンの“宣戦布告”にエラは一瞬表情を曇らせますが、
すぐに余裕の笑みを浮かべました。

ユジンとエラの結婚が近づく中、
テヤンは再びセリンに思いを伝えます。

「僕にもチャンスが巡ってきたんだ。
ゆっくりでもいい、一緒に過ごしていけば…
いつか僕のことを好きになってくれるかもしれない。」

しかし、セリンは首を横に振りました。
「そんなこと、絶対にないわ。」

それでも諦めきれないテヤンの真っ直ぐな気持ち。
二人の距離はまだ遠いままです。

一方、チョン・ヨンジュン(イ・ウンヒョン)は
「もう復讐のためにユジンを利用するのはやめろ」とセリンに忠告します。

その頃、エラとユジンは
それぞれYJグループの“頂点”を狙って動いていました。
エラは“会長夫人”の座を、ユジンは“後継者”の座を――。

そんな二人を止めるため、ヨンジュンは
少しずつ会社の株を買い集める計画を立て始めます。

しかしエラも黙ってはいません。
今度はセリンを会社から追い出すために、新たな罠を仕掛けました。

深夜、こっそり会社に侵入したエラは
セリンが担当していたベトナム向け輸出船の出航スケジュールを改ざん。
出航日を翌月にずらしてしまいます。

翌朝、会社は大混乱。
「出荷が遅れたら損害は莫大だ!」
責任者のセリンはすぐに非難の的となります。

ヨンジュンがCCTVを確認するも、
エラはすでに別の日の映像を上書きしており、証拠は何も残っていませんでした。

悪女の頭脳プレーが再び炸裂。
セリンを陥れるタイミングの巧みさにゾッとしました。

その頃、エラは調査の結果を聞いて衝撃を受けます。
「ソ・テヤンの妹ハヌルは、5年前に養子に迎えられた子ども――。」

エラの頭の中で、点と点が線になります。
「5年前? 養子? そして赤いあざ…
そうよ、あの子がソイに違いない。」

すぐさま秘密裏にDNA鑑定を依頼するエラ。
結果は――やはり一致。

“ハヌル=ソイ”であることを確信したエラは、
震える手で書類を握りしめながら呟きます。

「この事実を知ってるのは私だけ…
このまま誰にも言わなければ、すべて私の思い通りになる。」

ついに“本物のソイ”の正体が明らかに!
しかしそれを知るのがエラという最悪の状況…。嫌な予感しかしません。

一方、会社の混乱で責任を問われたセリン。
「このままでは解雇されるかもしれない…。」

しかし、そんな彼女を救ったのはテヤンでした。

昔、遠洋漁船で働いていた頃に命を救った“恩人の船長”に再会し、
その恩返しとして輸送船を手配してもらったのです。

「君が助けてくれたおかげで、今の俺がある。今度は俺が助ける番だ。」

テヤンの尽力で新しい船が確保され、
セリンはなんとか取引を成功に導きます。

しかしその矢先、倉庫で荷物の移動を手伝っていたセリンに事故が発生。
倒れかけた重い箱をテヤンが身を挺して庇い、下敷きに。

「テヤン!」

意識を取り戻したテヤンは弱々しく微笑みながら言いました。
「君が無事でよかった。」

その言葉に、セリンの胸の奥が少しだけ温かくなります。
「この人は…いつも私を守ってくれる。」

セリンの心に小さな変化。
初めて見せた優しい表情が印象的でした。

その頃、DNA検査で“ハヌル=ソイ”と知ったエラは恐怖に駆られます。

「もし誰かに知られたら?
だめ…この秘密は、絶対に私だけのもの。」

その焦りの中、さらなる悲劇が起こります。

ナム家を訪れていたハヌルは、ナム・ジソクと庭で遊んでいました。
そこへ現れた一人の女――。

「ワンちゃんを見に行こうか?」

笑顔で近づいたその女に、ハヌルは無邪気に手を取ります。
しかし、そのまま姿を消してしまったのです。

“本物のソイ”再び行方不明に――。
エラの動揺、そして新たな誘拐劇の始まりに息を呑みました。

裏切りの花束をあなたに 第54話の感想まとめ

第54話は、“真実が暴かれた瞬間”と“再び始まる悪夢”が描かれた回でした。
エラがついに本物のソイを突き止めるも、その秘密を守るために動き出す姿はまさに狂気。
一方、セリンの復讐は確実に一歩前進しており、
彼女を支えるテヤンとの絆が温かく胸を打ちました。

“母の愛”と“悪女の執念”。
正反対の愛が激しくぶつかり合う予感がします。

ラスト、再び姿を消したハヌル=ソイ。
次回、第55話では、セリンが娘を再び救い出せるのか――。
エラの暴走がどこまで続くのか、まさに目が離せません!

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