ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
第57話では、ついに“5年前の誘拐事件”の真実が表面化し始めます。
セリン(=ギョウル)の告発も届かず、ユジンはまだジュ・エラを信じ続ける中――
エラの罪、そしてオ・セヨン殺害にまつわる秘密までが徐々に浮かび上がっていきます。
それでは第57話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第57話のあらすじ
オ・セリン(=チョン・ギョウル/チェ・ユニョン)は、
ついにジュ・エラ(イ・チェヨン)が娘ソイを誘拐するよう命じた黒幕だと確信。
エラの監禁場所を突き止めたセリンは、
ナム・ユジン(ハン・ギウン)のもとを訪れ、涙ながらに告げます。
「5年前、ソイを誘拐するよう指示したのは…エラお姉さんなんです。」
しかし、ユジンの反応は冷たいものでした。
「そんな話、信じられない。あなた、僕に近づいたのは最初から計画的だったんでしょう?
あなた、オ・セヨンの妹なんだろう?」
真実を語っても信じてもらえない苦しみ。
セリンの震える瞳に、無念と悲しみが宿ります。
ユジンの誤解を解くため、セリンは必死に弁明します。
「あなたが気になって近づいたの。
姉のことは申し訳なく思ってる。でも…一緒にいるうちに、好きになってしまったの。」
だがユジンは聞く耳を持ちません。
「エラと僕の仲を裂こうとしてるだけだ。全部あなたの仕業なんだろう?」
セリンの言葉は、またしてもエラの策略にかき消されてしまいました。
その頃、チョン・ヨンジュン(イ・ウンヒョン)は逃げ出したソ・キョンスク(キム・ガヨン)を探し出し、
「お願いだ、真実を話してほしい。
ソイを誘拐するよう指示したのがジュ・エラだということを証言してくれ。」と説得します。
しかしキョンスクは恐怖で怯えながら、
「刑務所には入りたくない…」と突然腹痛を訴え、
トイレの窓から逃亡してしまいました。
ヨンジュンはユジンのもとへ駆け込みます。
「エラがソイ誘拐を指示したという証拠を掴んだ。
キョンスク本人がそう言ったんだ!」
しかしユジンは怒りに満ちた声で返しました。
「これはセリンさんが仕組んだことだろ?
僕の結婚を邪魔したいだけなんだ。」
セリンの言葉も、ヨンジュンの証言も届かない――
ユジンは完全にエラの嘘に取り込まれていました。
“愛が盲目”という言葉そのもの。
正義と嘘の境界線が完全に逆転しています。
一方、ジュ・エラはユジンに取り入るようにして、
「みんな私を陥れようとしてるのよ。信じてくれるのはあなたしかいない。」
と涙を見せ、巧みに心を操ります。
だが、ユジンとエラは共に隠していた“もう一つの罪”を恐れていました。
――それは5年前、オ・セヨン(イ・スラ)を殺害した出来事。
「セリンがオ・セヨンの妹だってことを知ってる?
もし彼女が気づいたら、私たちの過去が全部バレる…。」
エラの囁きに、ユジンの顔が凍りつきます。
その頃、逃亡したキョンスクはエラに電話をかけます。
「もう逃げ場なんてないの。お金を用意しないと、
あんたの婚約式をぶち壊してやる!」
エラは焦りを隠しきれません。
過去の罪が“今の幸せ”を脅かす――。
悪女の絶頂期に忍び寄る因果応報の影がゾッとしました。
一方、セリンに対し不信感を募らせるユジンは、
「別の意図があるだろう」と地方勤務を命令。
セリンは辞表を提出し、会社を去る決意をします。
「もうこれ以上、あなたのそばでは戦えない。」
そしてその夜、ユジンとエラの婚約式が行われました。
家族と一部社員だけが出席した小さな式。
だが、エラの心は穏やかではありません。
「キョンスクが現れたら終わりだわ…。」
焦りのあまり、エラは会場の照明ケーブルに水をかけてショートさせ、
会場を暗闇にしてしまいます。
仕方なく式は下の階に移され、混乱の中で再開されました。
その頃、エラの計画を知らないキョンスクは、
「ジュ・エラ! あんたがYJグループの奥様になるなんて、絶対に許さない!」と叫びながら、
婚約式場の扉を開けます。
しかしそこには、照明が消えた“誰もいない会場”だけ。
混乱するキョンスクの背後から、エラの冷たい声が響きました。
「あなた、本当にしつこいわね。」
キョンスクを気絶させたエラは部下に命じます。
「冷凍倉庫に閉じ込めて。死ぬ直前に助け出して。」
その言葉通り、彼女はキョンスクを冷凍庫に監禁しました。
ここまでくるともう人間じゃない…。
“悪女エラ”完全体、恐怖の所業です。
こうしてユジンとエラの婚約式は無事に終了。
エラは長年夢見ていた“YJグループの奥様”の座を手に入れました。
しかし、その笑顔は次第に歪み、
気づけば大粒の涙を流していました。
「なのに…どうして嬉しくないの…?」
第57話は、涙を流すエラの姿で幕を閉じました。
手に入れたのは“愛”ではなく“孤独”。
悪女の哀しみがほんの一瞬、垣間見えたラストでした。
裏切りの花束をあなたに 第57話の感想まとめ
第57話は、悪女ジュ・エラの罪が極限に達した回でした。
誘拐、殺人、そして婚約式での冷凍監禁――
ついに彼女の悪行が“頂点”に達した一方で、
その裏にある不安と孤独も描かれていました。
「手に入れても満たされない」――
ジュ・エラというキャラクターの闇の深さに鳥肌が立ちます。
一方、セリンはついにユジンへ“エラが真犯人”だと告げ、
物語は核心へ。
次回、第58話では冷凍庫に閉じ込められたキョンスクの運命、
そしてエラの嘘が暴かれる瞬間が描かれそうです。
母の復讐と悪女の破滅――いよいよクライマックス目前です!
コメント