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クルミットです♪
第69話では、セリン(=ギョウル/チェ・ユニョン)が
父の冤罪を晴らすために最も大切な“愛”を手放す決断をします。
一方、ジュ・エラ(イ・チェヨン)はまたしても悪知恵を働かせ、
二人のすれ違いを利用して新たな罠を仕掛ける――。
涙、誤解、そして愛の試練が交錯するエピソードです。
それでは第69話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 第69話のあらすじ
セリン(=チョン・ギョウル/チェ・ユニョン)は、
父チョン・ヒョンテの冤罪を晴らすため、
本来のギョウル(シン・ゴウン)に“魂が入れ替わった事実”を話してほしいと懇願します。
しかしギョウルは、条件を突きつけました。
「その代わりに、今すぐテヤンおっぱ(イ・ソンホ)と別れて。」
かつて第56話で「もう隠せない。私、あなたが好き」と告白し、
ようやくテヤンと想いを通わせたセリン。
しかし彼女は、父を救うためにその愛を犠牲にすることを決意します。
セリンはテヤンに会い、
彼が贈ってくれたネックレスを外して手渡しました。
「これ、返します。もう…終わりにしましょう。」
驚くテヤン。
「どうして?急に何があったんですか?」
セリンは涙をこらえ、ただ一言。
「ごめんなさい。」
テヤンは沈黙のあと、静かに笑いました。
「…わかりました。僕たち、別れましょう。
もう疲れたのかもしれません。
きっとあなたは、その程度しか僕を愛していなかったんですね。
短かったけど、幸せでした。」
“愛しているからこそ手放す”――。
二人の別れのシーンは、静かで、そして痛いほど美しかったです。
しかし実はテヤンは、
“二人の会話をギョウルが聞いていた”ことを知っていました。
ギョウルが「別れたら入れ替わりのことを話す」と約束していたのを
偶然聞いてしまったのです。
だからこそ、テヤンは彼女の言葉をすべて受け入れることにしました。
その後、一人きりの部屋で涙を流しながら呟きます。
「今は彼女の使命が先だ。
この別れは一時的なもの…彼女が戻ってくるまで、待ってるよ。」
一方、セリンもまた、
「彼を傷つけてしまった」と自分を責めながら、
止めどなく涙を流していました。
数日後、テヤンはヨンジュン(イ・ウンヒョン)に会い、
打ち明けます。
「セリンさんに振られました。
理由はわかってるけど、彼女の負担になりたくなくて。
だから、僕からも冷たく言いました。
ヨンジュンさん、彼女のそばにいてあげてください。」
その言葉に、ヨンジュンはすべてを悟ります。
「そうか…ギョウルが“別れたら真実を話す”と言ったんだな。」
ヨンジュンは、セリンの苦しい選択を理解しながらも胸を痛めました。
一方、セリンはギョウルを訪ねます。
「あなたの言うとおり、テヤンおっぱとは別れました。
約束通り、私たちが入れ替わったことを話してください。」
しかしギョウルは冷たい目で言い放ちます。
「そんなに簡単に別れたの?
本当は“別れたフリ”して私に話をさせようとしてるんじゃない?」
ギョウルは二人が本当に別れたのかを確かめるため、
テヤンとセリンを再び引き合わせる計画を立てます。
ギョウルの呼び出しで現れたテヤンは、
セリンの姿を見るなり居心地悪そうに視線をそらします。
「こんな状況、もう耐えられません。」
そしてわざと冷たい言葉を投げつけました。
「僕はセリンさんと付き合ってました。
でも、あれは恋じゃなかった。
もう気持ちは残ってません。」
涙をこらえるセリンの前で、
テヤンはその場を立ち去りました。
ギョウルはその様子を見て頷きます。
「本当に…別れたのね。
あなたの反応でわかったわ。」
こうして、ようやくギョウルは二人の別れを信じます。
本当の愛だからこそ、嘘をつかなければならない。
“愛を守るために愛を壊す”――このドラマらしい残酷な選択でした。
その頃、まさかの恋の進展が。
ユン・マルジャ(ユン・ジスク)は長年片思いしていたイ・ヨンス(イ・ジョンヨン)の心を射止め、
ついに初デートに成功!
「10回アプローチすれば必ず落とせると思ってたの。ついに夢が叶ったわ!」
と、久々の幸せを噛みしめていました。
一方、ギョウルはエラを呼び出し、問い詰めます。
「あなたが言ってた“セリンが復讐のためにテヤンを奪った”って本当?
二人、別れたのよ。もし本当なら、そんなに簡単に終わるわけないでしょ?
あなた、何か隠してるのね?」
動揺したエラは、いつものように話をすり替えます。
「あなた、意外とお人好しね。
あの二人が演技してるなんて考えなかった?
私が真実を見せてあげる。」
そう言いながら、エラは二人を再び陥れる計画を練り始めます。
彼女はホテルで会議があるセリンの服にわざとコーヒーをこぼし、
「部屋で着替えたほうがいい」と客室を用意。
同時に、別の口実でテヤンをその部屋に呼び出しました。
そして――。
エラはギョウルに電話をかけます。
「あなたの“恋人”が、今どこで何をしているか教えてあげる。」
怒り狂ったギョウルはホテルへ駆けつけ、
ドアの前で叫びます。
「開けて! 二人が中にいるの、全部知ってるのよ!」
第69話は、怒りに震えるギョウルの叫びで幕を閉じました。
悪女の策略が、ついに“三人の運命”を再び狂わせる――。
息を呑むようなエンディングでした。
裏切りの花束をあなたに 第69話の感想まとめ
第69話は、“愛を守るための別れ”と“悪女の罠”が交錯した涙の回でした。
セリンとテヤンの愛は試され、ギョウルは完全にエラの嘘に翻弄されていきます。
「信じる者が最も傷つく」――
このドラマが貫いてきたテーマが、痛いほど胸に刺さる展開でした。
次回、第70話では、ギョウルがホテルで見た“真実”が
さらなる誤解と混乱を生み出します。
そして、セリンとテヤンの愛は再び試練の中へ――。
ドラマはいよいよ最終局面の愛憎劇に突入です。
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