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クルミットです♪
82話でギョウルが“セヨン殺害の証拠USB”を手にし、アラへの復讐に火がつきましたね。
そして83話は、その怒りが制御不能な方向に加速し、ついに悲劇を迎える回…。
感情がジェットコースターみたいに揺さぶられて、胸が苦しくなるほどの展開でした。
それでは83話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 83話のあらすじ
まず、ユジンは衝撃の事実に直面します。
“アラが存在しない死人を捏造し、自分をひき逃げ犯に仕立て上げた”という真実。
ユジンは震える声でアラに言い放ちます。
「もうお前の言葉は一つも信じない。
二度と振り回されない。
……離婚だ。」
アラは動揺しながらも言い訳を並べますが、ユジンの心は完全に離れていきます。
長い間アラに翻弄され続けたユジンの決別宣言は、胸の奥にずしんと響きました。
一方、セヨンを殺した犯人が“アラ”だと知ったギョウル(外見はセリン)は、憎しみ一色で暴走を始めます。
セリンはそんなギョウルを必死で止めようとしますが、
「止めるなって言ったよね」
と睨みつけ、復讐へまっしぐら。
ギョウルはアラを廃工場へ呼び出し、怒りに満ちた声で告げます。
「姉さんを殺したあんたを…ここで終わらせる。」
凶器を手に向かってくるギョウル。
アラは必死で逃げ回り、命からがら脱出します。
“自分が守ってきたと思っていた相手に狙われる”という皮肉な構図に、胸がぞっとしました。
アラはその後セリンに泣きつきます。
「ギョウルに謝りたいの。自首する前に会わせて…」
と甘い言葉でセリンを利用しようとしますが、セリンは冷たく拒絶。
「余計な嘘はつかないで。まず自首しなさい。」
アラの狙いは見え見えで、セリンは一切揺らぎません。
しかしその頃、ギョウルはアラの車に潜み、再び廃工場へ連れていきます。
そこへアラが雇っていた“便利屋の所長”が現れ、ギョウルを捕らえてしまいます。
スマホを奪われ、手を縛られ、危険な状況に追い込まれたギョウル。
ただ、ギョウルに位置追跡をつけていたセリンが警察と駆けつけ、ギリギリのところで救出。
ずっと敵対していた二人が、ここでは“守る側と守られる側”になっているのが胸に迫りました。
みんなの説得を受け、ギョウルはついに決意します。
「USBを警察に渡す。」
アラは大慌てし、ユジンへ電話。
「ギョウルがUSBを持って警察へ行こうとしてる!
お願い、止めて!」
ギョウルはテヤンと共にUSBを届けに向かいますが、アラはそのタイヤに穴を開けるという姑息な手段で時間を稼ぎ、焦った彼女はテヤンに刃物を振りかざし負傷させてしまいます。
「誰が警察に持っていくって言ったのよ!?USBを渡しなさい!」
ギョウルは必死で逃げます。
そして運命の瞬間――
現場へ向かっていたユジンの車が、逃げるギョウルをはねてしまいます。
ユジンは震え上がり、つぶやきます。
「……今度は本当に人を…」
ギョウルの近くには、USBが転がっていました。
ユジンは震える手でそれを拾い、中身を確認します。
“そこにはアラがセヨンを殺す決定的映像が――。”
ユジンの顔が怒りと絶望で変わっていく瞬間、見ているこちらも言葉を失いました。
病院に運ばれたギョウルは、瀕死の状態。
目の前に立つセリンへ、最後の力をふりしぼりながら言います。
「……あなたの言うことを、もっと早く聞けばよかった。
……お願い、アラを必ず罰して。
姉さんの無念を…晴らして。
もし私が目を覚まさなかったら……ハヌル……あの子を、必ず……助けて。」
そしてギョウルは静かに息を引き取りました。
ギョウルの最期の言葉は、憎しみではなく“姉とハヌル”への愛でした。涙が止まりませんでした。
裏切りの花束をあなたに 83話の感想まとめ
83話は、ドラマの中でも屈指の“感情の波”が押し寄せる回でした。
ギョウルが悪事に手を染めていたことは事実なのに、彼女が最後に見せた後悔と家族への愛に胸が締めつけられるばかりでした。
特に姉セヨンの真相を知ってからのギョウルは、悪女ではなく“傷ついた子ども”のようでもあり、彼女の最後があまりにも悲しくて言葉を失いました。
一方でアラの悪事がついに限界点を迎え、ユジンも真実に気づき始め、物語は完全に終盤へ。
セリンがギョウルの願いをどう果たしていくのか、ユジンがアラにどう向き合うのか、そしてハヌルの運命がどうなるのか——次の84話も気持ちの準備が必要なくらいの展開になりそうです。
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