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クルミットです♪
97話では、テヤンがジソクの実の息子であることが発覚し、長い伏線がついに繋がる大きな回でしたね。
そして98話は、その真実にジョンヘがたどり着くまでの“感情の旅”が丁寧に描かれ、胸がぎゅっとなるエピソードでした。
同時にヨンソク、アラ、ユジン、そしてジソク…それぞれの思惑が揺れ動き、クライマックスに向けて一気に加速しています。
それでは98話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 98話のあらすじ
前回の再会で、ジョンヘは“ジソクがかつての恋人チョンウクにあまりに似ている”ことに混乱し涙を見せていました。
98話で二人は再び向き合い、ジョンヘはある重大な事実を知ることになります。
「あなた……ハヌルの“おじいさん”だったのね……
そして……31年前の事故で記憶を失っていたのね……」
ジソクの母チャ・ヨンランからその事実を聞かされたジョンヘは、目を潤ませながら震えます。
自分の愛した人が“生きていた”こと、でも別人のように記憶を失ってしまっていたこと──
その残酷さに心が揺れ動きます。
ジョンヘの涙が本当に切なくて、長い時間抱えてきた思いが溢れだすのが伝わってきて胸が痛かったです。
ジソクもまた、ジョンヘとテヤンの姿を見て“ある記憶の影”を感じ始めます。
「“チョンウク”と呼ばれたあの日から……
胸の奥がずっとザワザワしてるんです。
僕に似た人……誰なんでしょうね?」
ジョンヘは苦しそうに答えられず、その場を去ります。
しかしジョンヘの胸には確信に近い思いが芽生えていました。
「……もしや本当に……チョンウクさん?」
ジョンヘは過去を探るために、事故前のジソクの行方を調べ始めます。
そしてヨンランに尋ねます。
「事故前、ジソクさん……いえ、チョンウクさんはずっとソウルにいらしたんですか?他の場所には?」
ヨンランはヨンソクに命じられた通り、冷たく嘘をつきます。
「息子はソウル以外に行ったことなんてないわ。」
その嘘を信じたジョンヘは、
「……じゃあ、あの人はチョンウクさんじゃないのね。」
と呟き、肩を落として去っていきました。
真実に近づきながら、たった一つの嘘で希望が閉ざされるあの瞬間が本当に切なかった…。
その間にも、ジソクの脳裏には“ジョンヘと一緒にいた昔”のイメージが断片的によみがえり始めます。
オルゴールの音に反応し、頭を押さえて苦しむ姿は記憶の扉が開きかけている証拠。
そして場面は変わり、ユジンの視点へ。
彼はついに父ヨンソクが
「31年前、兄ジソクの事故を仕組んだ」
という事実を知り、大きな衝撃を受けます。
しかし──
その反応は予想外でした。
「……時には犠牲が出るものです。
父さんが再び会長になれるよう、僕が助けます。」
ユジンは“悪”ではなく“父への忠誠”を選んでしまったのです。
この選択がユジンの人生を大きく狂わせる気がして、正直見ていて胸がざわつきました。
一方アラは、ユジンが
“セヨン殺害の証拠動画”
を持っていた事実を知り激怒。
「私を裏切るつもりだったの!?
どうして黙ってたのよ!」
二人は完全に不信感の塊になり、破局寸前の緊張関係に。
そんな中、YJグループ側に大きな動きが。
ユリの政略結婚が決まり、YJが必要としていた“巨額投資”が成功。
その結果、ヨンソクは再び次期会長候補として名前が挙がり始めます。
セリンとテヤンはその動きを止めるため、
「候補登録をさせない方法を探そう」
と動き出します。
そしてジョンヘがジソクの過去を探っていることを知ったヨンソクは焦りを隠せず、
「ジソクをマンジュンと一緒に海外へ移送しろ」
と命令。
セリンたちはこれを阻止するために“出国停止”を申請し、ジソクの海外移送を阻止します。
ヨンソクの計画は大きく狂い始めました。
その頃ジソクはマンジュンの部屋で“過去の自分の写真”を見つけます。
そこに書かれた名前──
“チョンウク”
ジソクは震えるように呟きます。
「……僕は……チョンウク……?」
そのとき、廊下からヨンソクの声が。
「兄さんは海外へ送って、二度と戻れなくする。」
その言葉を聞いたジソクは恐怖し、写真を抱えてテヤンの家へ逃げ込みます。
「助けてください……
僕、どうしたらいいのか……」
写真を見たジョンヘの目に涙が溢れ、
「……あなたは……チョンウクさん……」
と、とうとう事実を受け入れます。
長い年月を経て、ついに真実が繋がるシーンは涙腺崩壊級でした…。胸がぎゅっとなりました。
裏切りの花束をあなたに 98話の感想まとめ
98話は、これまで積み重ねられてきた伏線が“感情”という形で一気に回収されていく、とても美しくて切ない回でした。
ジョンヘとジソクの再会の痛み、テヤンが真実へ近づいていく胸のざわつき、ユジンの誤った忠誠、アラの暴走──
どのシーンも感情が濃くて、ずっと胸が締め付けられっぱなしでした。
特にジソクが“チョンウク”であると気づく場面は、ドラマ全体の中でも印象深い名シーン。
30年以上止まっていた時間が再び動き始め、そこにいたのは恋人を想い続けてきたジョンヘと、記憶を失って迷うジソク。
この二人の物語がどう結ばれるのか、次回以降の展開が本当に楽しみになりました。
そして、ヨンソクとアラの暴走はどこまでいくのか、ユジンはどちらに転ぶのか──
ますますクライマックス感が強まってきました。
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