ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
98話でジソク(チョンウク)の正体が明らかになり、テヤン・ジョンヘ・ジソクの“家族の真実”がようやく一つに繋がりましたね。
そして99話は、その絆が温かく育っていく一方で、アラの黒い復讐心が新たな悲劇を呼び込もうとする回…。
愛と憎しみが激しく交差し、最後まで息が詰まるような緊張感のある展開でした。
それでは99話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 99話のあらすじ
ヨンソクは、テヤンとジソクの親子関係が確定したのをきっかけに、
「この二人が繋がれば、自分の悪事が露わになるかもしれない」
と危機感を募らせていました。
そんな中、偶然テヤンとジョンヘがジソクと一緒にいる姿を見てしまい、
これまでの“隠してきた過去”が一気に脳裏をかすめます。
一方テヤンは、ジソクの“後見人変更”のため手続きを進めていました。
しかしヨンソク側はそれを阻止しようと画策。
ユリは、ヨンジュンに対する複雑な想いを捨て切れず、涙ながらに告白します。
「利用されたのに……忘れられない。
あなたが手を握ってくれるなら……政略結婚、断ります。」
しかしヨンジュンは、胸を押さえるようにして静かに答えます。
「……もう、ユリさんの手を握ることはできません。
忘れてください。」
ユリの涙が本当に痛くて、二人の別れがゆっくりと閉じていくのを見守るのが苦しかったです。
アラはヨンソクを“サングク動画”で脅していることを隠しつつ、
以前奪われた本部長ポストを取り戻すため、ヨンソクに迫ります。
「動画はいつでも公開できるのよ。
あなたには私が必要でしょ?」
ヨンソクは追い詰められ、ユジンへ
「海外へ身を隠せ」
と説得しますが、ユジンは父の異常な態度に違和感を覚え始めます。
さらにユジンは、
“アラがセヨンを殺害した証拠動画”
を持っていることを明かし、ヨンソクに問い詰められたアラは激しく動揺。
遂にヨンソクとアラは、お互いの弱みを握り合う最悪の共犯関係へ。
悪と悪が絡み合い、どちらも抜け出せない泥沼に沈んでいく姿が怖すぎました…。
そんな中、テヤン・ジソク・セリン・ハヌルは公園で穏やかな時間を過ごし、
ジソクはテヤンへ“父としてのまなざし”を向け始めます。
「今日だけでも……パパをさせてくれ。」
テヤンの顔が柔らかくほころび、その姿に胸が熱くなるセリン。
しかしその裏では、アラの怒りが醜く膨れ上がっていました。
アラの叔父ドクベは、アラに
「お前には妹がいた。母の事故後に亡くなった」
と語りますが、アラは信じようとしません。
「私に……妹?そんなはずない。」
その直後、アラの心に黒い影が差します。
「母を死なせたのは……南家(ナム氏一族)。
テヤンが幸せになるなんて……そんなの許せない。」
そして、信じられない言葉をヨンソクに告げます。
「……テヤンを……消しませんか?」
ヨンソクは驚愕しつつも、アラの提案を完全に否定できないまま沈黙。
アラが完全に“破滅の道”へ突き進んでいて、背筋が凍るような怖さがありました。
そしてその夜──
テヤンはジソクと一緒に銭湯へ向かう道で車に轢かれそうになります。
さらに銭湯を出た後も、またしても車が急接近。
今回はジソクが咄嗟にテヤンを突き飛ばし、自らが車にはねられてしまいます。
病院に運ばれたジソクは意識を失い、家族たちは言葉を失います。
「これ、誰かが計画的にやったとしか思えません。」
テヤンが震える声で言うと、セリンは悔しさをにじませながら答えます。
「……ヨンソクでしょ。
後見人を止めるために仕組んだのよ。」
そして二人はヨンソクの元へ向かいます。
「後見人申請は……取り下げます。」
驚いたヨンソクが問い返します。
「何を企んでいる?」
テヤンは静かに言います。
「もう必要がなくなりました。
名誉会長が……目を覚まされたそうです。」
ヨンソクの顔色が一気に変わり、場面は緊張を残したまま終わります。
ここから何が起きるのか、恐怖と期待が入り混じるラストでした。
裏切りの花束をあなたに 99話の感想まとめ
99話は、家族の真実と復讐の影が同時に押し寄せてくる濃厚な回でした。
ジソクとテヤンの父子関係が深まっていく温かさが本当に胸を打つ一方で、アラの暴走が完全に“破滅の領域”に入り、強烈なコントラストが生まれていました。
ジョンヘとジソクの涙の再会は、30年の時間を越えた重みがあって、言葉にならない切なさが残りました。
一方で、テヤンを狙う車の恐怖、アラの狂気、ヨンソクの焦り──
善と悪のせめぎ合いがますます激しくなり、最終局面の足音が鮮明に聞こえてくるようでした。
100話に近づくにつれて、家族の真実も復讐の決着も一気に動き出す予感。
コメント