【スキャンダル〜白雪姫の逆襲】第75話あらすじ&感想|“テチャンが借金返済のために再婚…!?” めまぐるしく揺れる家族の形と、母の愛が暴走し始める回

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今回の75話は、とにかく「家族」という言葉が胸にひっかかる回でした。
血のつながり、すれ違い、欲と嘘、そして母としての執着。
ウジン・ジュリョン・ソラの三角関係の裏で、
文ジョンインとテチャン、そしてイソンエまで巻き込む“家庭の崩壊”が大きく展開していきます。

それでは75話を一緒に見ていきましょう!

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第75話のあらすじ

物語は、文ジョンインが“出生の真実”を知った翌日。
彼女は希望保育園を訪れ、ウジンが乳児だった頃のことを確かめようとします。
シスターの口から語られたのは、
「赤ちゃんは産婆さんが直接ここへ連れてきました」
という驚愕の事実。

ジョンインの脳裏に、若い頃の“ギョンスク時代”がよみがえります。
早すぎる出産、危険な八ヶ月の早産、
産婆の「赤ちゃんは死んだ」という嘘。
幼い母の悲しみが、そのままずっと彼女の人生を狂わせてきたのだとわかり、胸が締めつけられるエピソードでした。

ジョンインが記憶と向き合う表情に、長年の苦しさが滲んで本当に切なかった…

家に戻ったジョンインは、まるで贖罪するようにウジンに“秋物カーディガン”をプレゼントします。
ウジンは戸惑いながらも袖を通し、
「似合う?」
と照れくさそうに微笑むのですが、
そこへジュリョンが出てきて、
“ペアルックの新婚パジャマ”まで用意している姿を目撃。

ジュリョンの頭には、
「もしかして…ジョンイン代表はウジンのことを…?」
という最悪の方向の誤解が生まれはじめます。

そこへ追い討ちをかけるように、ジョンインは突然きっぱり言います。

「娘としてのあなたは嫌いじゃない。でも…
“私の息子の嫁”としては絶対に認めない。」

ジュリョンはその言葉に絶句。
ウジンの顔にも「これ以上どうすればいいんだ…」という沈んだ影が落ち、
親子も婚約者も全員が傷つく空気になってしまいます。

場面は変わって、テチャンの部屋。
彼は“会社売却で大金が入る”と信じてジョンインに金を借りようとしますが、
ジョンインは冷たく拒否。

「借金返すならイソンエさんに頼めば?
あなたの“過去の恋人”にね。」

この一言にテチャンは逆上し、
「ギョンスク(ジョンイン)に騙されて人生狂わされた!」
と怒鳴り散らします。

その足でイソンエのもとを訪ねたテチャンは、
「俺たち、もう一度やり直そう。愛してる」
と甘い言葉を吐き、借金返済のために“再婚”を提案。

しかしイソンエはにべもなく笑い飛ばします。

「じゃあ文ジョンインと離婚して、全部捨てて戻ってきなさい。」

テチャンはその場の空気に流されるように
「そうする」
と言ってしまい、
ジョンインを裏切り、イソンエの罠に自ら飛び込む形になってしまいます。

翌日。
イソンエは「投資家を紹介する」と言ってジョンインを店に呼び出します。
しかしそこに座っていたのは投資家ではなくテチャン本人。

「ギョンスク、俺たち終わりにしよう。」
テチャンはそう告げ、イソンエを選ぶと言い放ちます。

イソンエは勝ち誇った目でジョンインを見つめ、
「出てって。あなたの席はここじゃない」
と言います。

ジョンインは震える息を整えながら
「どうせ罠よ。あなたにとっても、彼はただの道具」
と返しますが、テチャンは耳を貸さず。

その姿は愚かさそのもので、胸が苦しくなるほど見ていられない光景でした。

テチャンが“愛”を口にしても、そこには本当の情がなくてただの自滅にしか見えなかった…

家に戻ったジョンインは、
「何やってるの!どうしてそんなバカな選択するの!」
とテチャンに怒鳴ります。

テチャンは
「イソンエの言う通りにすればマインド貿易は救える」
と信じて疑わず、
ジョンインが見抜いた“イソンエの復讐”には気づきもしません。

ジョンインは絶望し、
「もう勝手にしなさい!」
と家を飛び出していきました。

こうして75話は、家族関係が完全にひび割れたまま幕を閉じます。

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第75話の感想まとめ

75話は「家族の崩壊」がテーマだったように感じます。
ジョンインは息子を知り、守りたい想いが暴走し、
ジュリョンは愛されたい気持ちのまま不安に押しつぶされ、
テチャンは借金と欲で判断を誤り続けている。
その中でソラはただ静かに怒りを燃やし続けていて、
復讐の行方もますます危うくなってきました。

次の76話では、
ジョンインの“母としての暴走”、
テチャンの借金地獄、
ウジンとの距離の変化がさらに大きな波になる予感があります。

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