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クルミットです♪
今回の76話は、胸がザワザワするシーンの連続でした。
母としての後悔からウジンに執着するようになったジョンイン、
彼女を疑い始めたジュリョン、
そしてソラ・ウジン・ジュリョンの関係もさらに深く絡み始め、
見ているだけで息が詰まりそうな展開でした。
それでは76話を一緒に見ていきましょう！
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第76話のあらすじ
物語は、ジョンインが“母としての感情”を抑えきれなくなっている場面から始まります。
彼女はウジンの部屋に来ては、ジュリョンに向かって信じがたい質問を投げかけます。
「あなた、本当にウジンと…そういうことしてないのよね？」
唐突すぎる問い。
しかも「これからも絶対にしないで」と念押しまでされ、
ジュリョンは呆れを通り越し、恐怖さえ感じてしまいます。
ジョンインの“母心”が行き過ぎて、もう愛というより執着に見えてしまって怖かった…
場面は変わってバー。
ウジンはナヒョヌ監督に、
「ソラが昔、俺の子を妊娠していた。まだ彼女に気があるのか？」
と不毛な質問をぶつけます。
ナヒョヌは落ち着いた声で、
「そんな話を自分から言って、ソラを傷つけたいの？
そんなこと言う君の方がよほど最低だよ」
と真っ直ぐ返し、
ウジンはバツの悪い顔のまま黙り込んでしまいます。
自分の弱さから逃げたくて誰かを下げようとしてしまう、
そんなウジンの幼さがまた浮き彫りになった瞬間でした。
ジョンインの“母の暴走”はさらに加速します。
食卓では、ウジンと2人で“ペアルックのシルクパジャマ”を着て豪華な食事を楽しんでいました。
そこへジュリョンとテチャンが現れますが、
ジョンインは気にも留めず、
「ほら、これもあなたに買ってきたの。履いてみて」
とブランド靴までウジンに履かせ始めるのです。
ジュリョンはその光景に言葉を失い、
テチャンは嫉妬を剥き出しにして怒鳴り散らします。
ジョンインは心の中で、
“何があっても息子だけは守る”
と固く決意しますが、その表情には冷たい狂気のようなものすら宿っていて、胸がざわつきました。
続いて作業室。
「主人公がビンタされる場面」を書いたソラの脚本に、
ジョンインは突然乗り込んで来て声を荒げます。
「どうしてウジンをビンタするの！？
視聴者が嫌がるでしょ！」
ドラマの流れを理解しないまま“息子を守りたい”気持ちだけで脚本に口を出すジョンイン。
ナヒョヌとキム本部長は冷静に受け流し、
「気にせず食事に行こう」
とソラに声をかけ、現場の空気を整えました。
ジョンインが出ていった後、スタジオにはどっと疲れた空気だけが残ります。
後半、キム本部長はジュリョンに重要な事実を告げます。
「ウジンの広告、文代表が全部辞退してるんだ。
スポンサーじゃなくて、ただ“ウジンが一人で会いに行くのが嫌だった”らしい。」
ジュリョンは複雑な顔をし、
“母として息子を守りたいジョンイン”と
“息子を異様に囲い込むジョンイン”が混ざり合う違和感に胸がざわつき始めます。
作業室に戻ると、今度はジョンインがソラへ“差し入れ”を持って登場。
「主人公をもっと魅力的に書いてくれない？
あんな情けない役をうちのウジンにさせないで。」
ソラは呆れながら問います。
「スポンサーまでやらせておいて、今さら何を言ってるんですか？」
ナヒョヌに電話しても答えは得られず、
ソラは“ジョンインの暴走の理由”にますます疑念を抱くようになります。
ソラが感じた違和感は、視聴者としても「そうだよ…おかしいよね」と共感しかなかった…
クライマックスは、テチャンとジョンインの大喧嘩。
テチャンは
「お前なんかより若い男と戦えたはずだ！」
と暴言を吐くと、
ジョンインは怒りに任せて
「あなたのせいで私は人生めちゃくちゃになったの！」
と言い返してしまいます。
その直後──
テチャンの手が振り上がり、ジョンインは床に倒れ込むほどのビンタを受けます。
ウジンが飛び込んで制止し、
「母さんに何するんですか！！」
と叫ぶ姿には、涙が滲むほどの痛々しさがありました。
こうして76話は、母・娘・父・恋人・元恋人──
さまざまな関係が同時に壊れ始める不穏な気配を残して終わります。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第76話の感想まとめ
76話は、とにかく“ジョンインの暴走”が全体を飲み込んだ回でした。
息子を守りたい気持ちが膨らみすぎて、
いつしか“理性を超えた執着”へ変わってしまったジョンイン。
その裏でジュリョンの不安は深まり、
ソラの復讐心は静かに燃え続け、
ウジンは誰にも向き合えないまま曖昧さを続けています。
次回77話では、
ジョンインがさらにウジンに干渉し、
ジュリョンとの関係が決定的に揺らぐ未来が見えてきます。
そしてイソンエの動きも本格化して、
テチャンの借金問題も新たな段階に入りそう。
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