ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
今回の80話は、これまでの“家族の秘密”が一気に形を持ち始め、
ついにジュリョンの出生を揺るがす人物──ヨンヒが直接姿を現した回でした。
その一挙一動が不穏さに満ちていて、見ているこちらも息をのむほど。
それでは80話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第80話のあらすじ
物語はマインド貿易の社長室から。
ヨンヒはテチャンの前に座り、過去の話を平然と蒸し返します。
「あなた、前妻の顔も見ながら再婚して、若いギョンスク(文ジョンイン)と新しい娘を育ててたわよね?」
彼女の声はどこか挑発的で、ふたりの間にある“古い傷”がそのまま残っていることを匂わせます。
テチャンは浪費した過去を棚に上げて、
「あの子(ジュリョン)の母親にはダンスホールのレジに店を譲ろうとしたんだ、俺はやることやった!」
と言い訳のようなことを並べます。
しかしヨンヒは
「私には会わせてよ、ジュリョンに。私は余命も長くない、肺が悪いの」
と迫り、病院代を要求。
テチャンはまるで狼に追い詰められた鹿のような顔で、
「黙って静かに生きろ。さもなきゃ殺すぞ」
と脅しつけます。
そこへタイミング悪くジュリョンの声が。
ヨンヒが何か言おうとした瞬間、テチャンはヨンヒの口を強く手で押さえ、
「出ていけ!今すぐ!」
と押し込むように廊下へ追いやります。
テチャンがヨンヒを必死で隠そうとする様子に、ただならぬ出生の闇があると確信してゾクっとした…
一方、イソンエの部下のナ係長はすぐにヨンヒとの接触を報告。
イソンエはヨンヒの正体に興味を示し、調査を開始します。
その流れで、イソンエはソラとナヒョヌに
「文ジョンインの“スピンサー契約書”と領収書を突きつけてやる」
と話し、文ジョンインを追い詰める準備を始めました。
この“スピンサー契約書”が後半の大波乱へつながります。
一方ウジンの部屋では、これまた息詰まる会話。
文ジョンインはウジンの手を握りながら、
「ジュリョンはあなたの足を引っ張るだけ。別れなさい」
と強く言い切ります。
ウジンはどこまでも曖昧な声で、
「結婚したら成功できないかもしれないから…しばらく考える」
と返事。
ジュリョンを愛してると言いながら、どこまでも逃げ道しか見ていないウジンの態度に、見ている方が疲れてしまうほど。
さらにジョンインは、
「お願いよ、ちょっとだけ抱きしめてもいい?」
と涙目で頼み込み、
ウジンはなんとその腕を受け入れます。
ここにジュリョンがいなくて本当に良かった…というレベルの、危うく歪んだ抱擁でした。
そして、ついにジュリョンとヨンヒの“初対面”が訪れます。
休憩室で会ったヨンヒは、
「方向がわからなくて…教えてくれる?」
と優しく話しかけ、
お茶までご馳走になりながらジュリョンの手を取り、
「綺麗ね…天使みたいだわ」
と微笑みかけます。
まるでずっと会いたかった相手に触れたかのような、その手つきとまなざし。
見ているこちらは胸の奥がザワッとしました。
ジュリョンはただ親切心で接しているだけですが、
ヨンヒの目には涙が浮かびそうで、
もう“娘への想い”を隠しきれていない様子。
エレベーター前まで見送った瞬間──
「ジュリョン!」
とテチャンの声が飛び、すぐに彼女を連れ去ります。
ヨンヒはゆっくりと振り返り、
「私…やっぱり娘に会いたい…」
と呟きました。
ヨンヒの目に宿る“どうしようもない母の情”があまりに切なくて胸が苦しくなった…
ウジンもまた、この場面を偶然目撃しており、
ジュリョンの出生について何かを察したような表情を見せます。
もう後戻りできない何かが動き出した気配。
ラストは大波乱。
イソンエに苛立った文ジョンインは
「監督ナヒョヌをクビにしてやる!」
と撮影停止を勝手に決行。
ソラはすぐさま駆けつけ、
「監督を変えたら全部訴えます!」
と怒りのままに言い放ちます。
文ジョンインの暴走は留まるところを知らず、
現場、家庭、恋愛、全方面で混乱の中心に。
こうして80話は、
“ジュリョンの出生の真実と、母の暴走”
が爆発する形で幕を閉じました。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第80話の感想まとめ
80話は、ジュリョンの出生に関わる新キャラ・ヨンヒの登場で、
物語が一気に深い闇へ踏み込んだ回でした。
ヨンヒの言動の端々にある“娘への愛”と“後悔”が切なく、
テチャンが必死に隠そうとするほど、
視聴者は真実に近づいていく緊張感が増していきます。
そして文ジョンインの暴走も最高潮へ、
ソラとの対立、ナヒョヌとの対決、
ウジンへの奇妙な愛情、
ジュリョンとのすれ違い──
全員の感情が壊れそうなほど揺れていました。
次回81話では、
ヨンヒの正体とジュリョンの出生がさらに明らかになり、
文ジョンインの“暴走の代償”も訪れそうな予感。
ますます目が離せません。
コメント