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クルミットです♪
今回の87話は、とにかく見ていて胸が締めつけられる展開でした。
ウジンのスポンサー記事からの逃亡、ジュリョンの暴走、ジョンインの執着──
そのすべての中で、意外にもソラだけがウジンの“本当の孤独”に気づいて動く回。
ウジンとソラが昔“合体”した場所へ向かう流れは、
胸が苦しくなるほど切なくて、ちょっと、いやだいぶエモかったです。
それでは87話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第87話のあらすじ
前回、スポンサー疑惑が爆発し、
母ジョンインとも激しく衝突したウジンは、
人生ごと投げ出すように“姿を消して”しまいました。
ウジンの行方を探すため、
まずジョンインがソラへ電話。
「ウジンが行きそうな場所、知らない?」
しかしソラは怒りのまま電話を切り捨てました。
「今さら私に何を求めるんですか。」
…でも、電話を切ったあと、
ソラの心には別の感情が湧き上がります。
“あの人、どこへ行ったんだろう。
昔のウジンなら──あの場所へ行くはず。”
ソラは“身体が知っている”場所を思い出します。
二人が最後に心も体も溶け合った、あの強烈な記憶の残る場所。
そう、強化島の民宿。
二人が“合体”した、あの夜の場所。
ソラは迷いもせず車を走らせました。
ソラが行き先を思い出すあの瞬間、“理屈じゃないつながり”を感じて胸がキュッとなった…
強化島の民宿へ到着すると──
そこには薬と酒にまみれ、
“死にかけたように倒れ込むウジン”がいました。
泣きそうになるのを堪えながら、
ソラは仲間のイルジュン、そして戻ってきたクォン・ヨンソクと一緒に
ウジンを抱えてミソンの家へ連れて帰ります。
ミソンの家では、
ウジンがぐったり眠り続ける姿を見ながら、
ソラは彼の髪を優しく撫で、
「…生きていてよかった」
と小さくつぶやきました。
その声には愛ではなく、
“ひとりの人間として守りたい気持ち”が混ざっていました。
そしてソラは、ウジンを見ながらこう言います。
「あなたは、自分の足で立たなきゃダメ。
私が支えちゃいけないの。」
その言葉はウジンではなく、
自分自身へ言い聞かせるようでもありました。
そこへ、ジョンインとジュリョンがミソン宅へ突撃。
ソラの横で眠るウジンを見ると、
ジョンインはすがるように
「ウジン…ママが来たわよ…」
と声を震わせます。
ミソンはその姿に腹を立て、
「お金なんか受け取らないから。
あんたたちの家族の問題はここでやらないで!」
と一喝。
その場の空気がピンと張り詰めました。
ウジンは自宅へ戻され、
ベッドで眠る息子の姿を見たジョンインは涙を流します。
「私、あなたがいないと生きていけないのよ…」
しかしウジンの返事は冷たいものでした。
「僕は……
あなたと出会わなければ、
普通に生きられたのかもしれない。」
ジョンインがかつてソラを捨てさせ、
スポンサー契約を強制し、
人生を歪め続けたこと。
そのすべてが、ウジンの口から返ってきた瞬間でした。
ジョンインの顔がゆっくり沈んでいきます。
ウジンの「普通の人生が欲しかった」という一言、ジョンインの表情が崩れる瞬間があまりに残酷で涙が出そうだった…
翌朝、ジュリョンはまたウジンに問い詰めます。
「ねぇ、ソラがどうやってあなたを見つけたの?
電話したの?
連絡取った?」
ウジンはいつもの“曖昧返し”。
「……放っといてくれ。」
その一言が、ジュリョンの心にさらに不安を植え付けます。
ソラとウジンを結ぶ“暗黙の記憶”に、
ジュリョンが気づきそうで怖くなるほど。
ラスト――
キム本部長からジョンインへ緊急電話。
「サトウが…
“スポンサー事件に関する責任を取れ”と、
明日会社に直接来るそうです。」
逃げられない真相、
逃げられない責任──
嵐がついに目の前まで迫りました。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第87話の感想まとめ
87話は、
“ソラが唯一ウジンを見つけられる理由”
がハッキリ描かれた回でした。
それは愛ではなく、
“身体が覚えている過去の記憶”。
良くも悪くも消えないつながり。
そして、
ジョンインは母として息子を壊し、
ジュリョンは愛の不安で自分を追い詰め続け、
ウジンは曖昧な弱さのツケを全部支払うことに。
全員が孤独で、全員が誰かに依存し、
誰も救われない空気が、本当に切なくて苦しい回でした。
次回88話では、
ウジンの“本気の逃避行”が進むのか、
ソラの心は再び揺れるのか、
そしてジョンインがどう壊れていくのか……
見逃せない展開が続きます。
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