【スキャンダル〜白雪姫の逆襲】第91話あらすじ&感想|「ウジン、まさかの“引退宣言”…?」揺れ続ける罪悪感と、止まらない母の暴走

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第91話は、銃撃事件の余波と、クォン・ヨンソクの“事故死”による波紋、
そしてウジンの「俳優引退宣言」まで飛び出す、かなり重たい一話でした。

真実を知ろうとする人。
真実を隠そうとする人。
それに振り回されて壊れていく人。

誰もが限界ギリギリで立っている感じが伝わる回でした。

それでは91話を一緒に見ていきましょう!

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第91話のあらすじ

クォン・ヨンソクが“轢き逃げ事故”として処理されたニュースを見たイソンエは、
これは偶然じゃない、と直感し、真っ先にテチャンのもとへ乗り込みます。

「あなたがやったんでしょ、ヨンソクさんの件。」

イソンエの目は疑いというより、ほぼ確信。
しかしテチャンはふてぶてしく笑いながら
「うちから 멀쩡に 도망갔는데?
どうせあいつはいつか消える運命だったんだよ。」
と、まるで“好都合な事故”のように振る舞います。

その態度に、視聴者としてもゾッとするしかありませんでした。

一方でイソンエは、
「利子も払えないなら、6ヶ月後に元金回収してマインド貿易はいただく」
と冷酷に告げ、テチャンの首をじわじわ絞めていきます。

ミソンの家には刑事が訪ねてきて、
ヨンソクの死亡を正式に知らせに来ます。
ナンダもスジョンもショックで声を失い、
ミソンは涙を堪えながら事情聴取に応じました。

視聴者としてもここまで頑張ってきたヨンソクの最後が
「轢き逃げ事故」として処理されてしまうのが、本当にやるせないです。

一方、ジョンインエンタ(正しくは“殺人教唆エンタ”と言いたくなる状態…)では、
オフィスでソラがキレたように動きます。

本部長室で、ソラはジュリョンのデスクの上をドンッとひっくり返し、
ジュリョンの胸ぐらを掴んで叫びます。

「クォン・ヨンソク、あんたが殺したようなもんよ!」

ジュリョンは
「ヨンソクが私を殺そうとしたのよ!
私は被害者!」
と自分を守ることしか考えられない状態。

ソラは怒りと悲しみを抱えたまま、
「あなた達の家は、みんな殺人者よ。」
と吐き捨てます。

その一言が、ジュリョンの頭から離れなくなっていきます。

ジュリョンはマインド貿易へ向かい、
テチャンを直接問い詰めます。

「お父さんがヨンソクさん殺したの?」

テチャンは
「俺じゃない!」
と強く否定しますが、
その目はどこか泳いでいて、
ジュリョンの不信は消えるどころか深まっていくばかり。

彼女が出て行ったあと、テチャンの頭に浮かんだのは、
“ジョンインが指示したんじゃないか”という疑いでした。

ここから夫婦の間の信頼は完全に崩壊していきます。

一方でソラは、
「ヨンソクの死は自分のせいだ」
という罪悪感に押しつぶされそうに。

ナンダとスジョンに
「全部、私たちの復讐から始まったんだよね…」
と涙をこぼし、
自分を責める言葉ばかりが口をついて出てしまいます。

イルジュンとナヒョヌは、
「悪いのはあいつらだ。君じゃない」
と必死に支えますが、
ソラの心の傷は深いままでした。

ソラが「私のせいで」と自分を責める姿は、強くて優しい人ほど傷を背負ってしまうんだと感じさせて胸が痛かった…

その頃、ウジンの部屋。

「僕の部屋には勝手に入らないでくれ。」

ウジンはジュリョンにそう告げ、
彼女が平然と話しかけてくることにゾッとするとまで言います。

ジュリョンは必死に取り繕いながら
「私は本来クズだけど、
あんたこそ状況で態度を変える人間でしょう?
今度は私じゃなく、ママ(ジョンイン)に乗り換えるつもり?」
と皮肉を飛ばします。

「最初はソラ、次は私、三番目は文ジョンイン。
あんたの愛って、便利な人探すことなの?」

その言葉は的を射ていて、
ウジンは何も言い返せません。

ジュリョンは最後に、
「このまま私を捨てたら、
お父さんにまた撃たれるよ。」
と笑ってしまうほど、危うい状態に。

そして極めつけは、ウジンの“無責任すぎる宣言”。

現場では、ウジンは“腕の怪我”を理由に
撮影もレッスンもバックレ。
電話にも出ず、ナヒョヌとソッキは怒りと呆れでいっぱいになります。

そんな中、
ジョンインからの電話には出てしまうウジン。

「もう…僕、引退します。」

ジョンインは必死に止めようとしますが、
ウジンは「引退!引退しますから!」と叫び、
現実から逃げようとします。

俳優としての責任も、恋人としての責任も、
息子としての責任も、
なにひとつちゃんと引き受けきれていないウジンの姿が、
痛いほどに浮き彫りになった瞬間でした。

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第91話の感想まとめ

91話は、見ていて本当にしんどい回でした。

クォン・ヨンソクの死によって復讐の構図が一段と濃くなり、
ソラは自分を責め続け、
ジュリョンは愛と憎しみで感情のブレーキが壊れ、
テチャンは罪から目をそらし続け、
そしてジョンインは“殺人教唆”という取り返しのつかない一線を越えてしまったまま。

そんな中で、
ウジンは何も変わらない。
責任から逃げ続け、
“引退”という言葉まで駆け出しに使ってしまう。

物語はどんどん救いがない方向に進んでいるけれど、
だからこそ最後にどう「ケリ」をつけるのか、
この先がますます気になります。

次回92話では、
“母としてのジョンイン”と“男として見られたいウジン”の奇妙なやりとり、
そしてテチャンが握る“殺人教唆”の秘密が
新しい爆弾になりそうな予感。

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