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クルミットです♪
100話は、タイトルそのままに“死へ向かう打ち上げ”という言葉がぴったりの回でした。
ジョンインの世界は急速に崩れ、味方だった人も逃げ、守ってくれる後ろ盾も消え、ついに彼女自身の罪が現実として迫ってきます。
ソラとイソネは、静かにそして確実に“最後の真相”へ手を伸ばし、物語はもう後戻りできないところへ。
それでは第100話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第100話のあらすじ
前回、ジョンインエンタにはついに押収捜索が入り、机にしまっていた“スポンサー名簿”と“秘密帳簿”が根こそぎ持ち去られるところから今話は始まります。
ジョンインは政治家や財界人たちの名前があれば安全だと過信していたようで、その油断がまさに命取りに。
一方、ジュリョンは怯えながらも側で様子を見守り、そんな彼女をキム・ソッキが「終わるまでは安全だ」と——どう考えても慰めにならない言葉で励ますという奇妙なやり取りも…。
そしてついに、テチャンの家にも“差し押さえの赤い紙”が貼られます。
家中の家具にまで貼られていく赤いシールは、見ていて本当にゾッとしました。
理由はもちろん、返済義務のある“約束手形の不払い”。
もう逃げ場は一切ありません。
そこへイ・ソネが現れ、テチャンに向かって静かに告げます。
「今度はあなたの家も競売にかける。嫌なら私に売りなさい。」
ジョンインも同席していて、二人に同時に向けられるソネの目があまりに冷たくて、画面越しでも背筋が寒くなりました。
そして——二人はついに土下座。
「どうか助けてください…今回だけは…」
ジョンインとテチャンがひざまずき懇願する姿に、ソネはためらいもなく現金を投げ落とし、吐き捨てるように言い放ちます。
「あなたたちは昔、助けを求めた子どもの手術代すら無視した。自分がしてきたことを忘れたの?」
ソネの静かな怒りが、ずっと胸の奥に積もっていたのだと分かる瞬間でした。
話は変わり、ジョンインはスポンサー名簿に載っている財界人たちを“打ち上げ(最終回パーティー)”に呼び、そこでお金を借りるつもりで動いていました。
「もし断られたら、一緒に落とすしかないわよね…?」
この言葉がもう本当に怖い。
ジョンインの中では、もはや善悪や倫理は完全に消え失せ、“自分を守るためには誰を道連れにしても構わない”という危険な思考に切り替わっているのがわかります。
そこへひっそり届く一本の電話。
「テチャンは違法薬物の件で調査されることになる」
という知らせに、テチャンは完全に固まり、逃げるように口を閉ざします。
そして、物語は“あの二人”の過去へと短い回想を挟みます。
ジュリョンがウジンに恋したきっかけ——
高級車を前に、二人が出会ったあの日。
そしてその後ホテルで一度関係を持ってしまったことを、ジュリョンは深く後悔しているようでした。
ただ、後悔しているのは“その一度”ではなく、
「その後、何度求めてもウジンが自分に触れなくなったこと」
の方であり、彼女の寂しさが画面から溢れているようで胸が痛かったです。
同じ頃、ジョンインは“死へ向かう打ち上げ(最終回パーティー)”の準備に必死でした。
彼女は自分が中心になって招待客を迎えるつもりで、豪華なドレスに身を包み自信を取り戻そうとします。
そこへウジンが現れ、ソラも二階から静かに見下ろしています。
会場の華やかな雰囲気とは裏腹に、どこか“嵐の前の静けさ”のような嫌な空気が漂っていました。
その最中——
ジョンインに一通の“脅迫状”が届けられます。
「あなたはすぐに終わる。」
まるで死刑宣告のような短い言葉。
これを受け取った瞬間のジョンインの顔が、本当に恐怖に揺らいでいて、見ている私も息を飲んでしまいました。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第100話の感想まとめ
100話は、ジョンインという人物の“崩壊”が止められなくなっていく姿が本当に切なく、そして怖い回でした。
これまで誰よりも強く、狡猾で、周囲を支配してきた彼女が、スポンサー問題、財界からの裏切り、ソネの告発、会社の強制捜査、そして脅迫状…。
そのどれもが一斉に押し寄せ、ついに精神の限界を迎えつつあるのが見て取れます。
ソネの厳しさは復讐心だけでなく、“子を奪われた母の怒り”が芯にあって、ただの悪役ではなく深い痛みを持った強さなのだと感じました。
彼女のセリフはどれも刺さり、特に土下座の場面は胸に重く残っています。
ジュリョンの恋の後悔もまた胸が締めつけられますね。
彼女はずっと「ウジンに選ばれたい」と願い続けてきただけなのに、全てが空回りして、その姿が純粋だからこそ切ないです。
そしてラストの“脅迫状”。
この瞬間から、物語は最終章へ一気に加速していきます。
ジョンインの命、テチャンの罪、ソラの覚悟…
すべてが交差し、いよいよ残り2話(全102話)へ突入です。
次回101話も、心臓バクバクで一緒に追っていきましょうね♪
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