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クルミットです♪
2話は一言で言うと、胸がぎゅっと掴まれるような回でした。
1話で見せた明るい初恋パートとは一転、フィルスンの“生まれ”が明らかになり、家族が揺れる深いテーマが描かれています。
それでは2話を一緒に見ていきましょう!
美女と純情男 第2話のあらすじ
1話の騒動で美容室のチャンミとの関係がバレたフィルスンは、自室に閉じ込められてしまいます。
部屋の中で受け取ったチャンミからの別れのメッセージを見て、彼の心はボロボロに。
そこへ、追い打ちのように祖母のグムジャが怒りのあまり口にした言葉が響きます。
「拾われた子のくせに!」
この瞬間、フィルスンの世界がひっくり返ります。
「もし本当に母さんの子じゃないなら……じゃあ僕はどこから来たんだ?」
動揺と混乱の中、彼は家を飛び出してしまいました。
思春期のフィルスンにとって“自分の存在”を揺るがすこの事実はあまりにも重く、見ていて胸が痛みました…。
ドラは「自分が余計なことを言ったからだ」と責任を感じ、泣きながら町中を探し回ります。
一方その頃、ソニョン(フィルスンの母)には高校時代の同級生スヨンから電話が入り、フィルスンが家出したことを知った彼女も慌てて駆けつけます。
しかしスヨンはただの同級生ではありません。
18年前、スヨンは自分の赤ん坊を友人宅の門前に置き去りにした過去を抱えており、その赤ん坊こそフィルスン。
本当の母でありながら名乗ることもできない苦しい立場なのです。
スヨンとソニョンはフィルスンを探し回り、ドラも必死に走り続けます。
やがて、ドラは夜の道で崖の縁に佇むフィルスンを発見。
震える声で「死んじゃダメ!」と叫ぶドラ。
そこへソニョンとスヨンも駆けつけます。
けれどフィルスンは混乱したまま走り出し、バイクと衝突。
倒れたままソニョンに向けて搾り出すように問いかけます。
「お母さん……僕はどこから来たの?」
ソニョンは涙を溢れさせながら、彼を抱きしめこう告げます。
「あなたは、お母さんの心から生まれたのよ」
血のつながりではなく、育ててきた18年の愛を込めた言葉でした。
フィルスンの絶望と、ソニョンの強くて温かい母の愛。 この場面は胸に刺さって、思わず息が止まりました。
フィルスンは家に戻り、父ヒョンチョルからも「拾った子でも大事な息子だ」と抱きしめられます。
両親の愛を確かめた彼は涙ながらに感謝し、ようやく気持ちは落ち着きを取り戻していきます。
翌日、ドラはフィルスンに会って謝罪します。
するとフィルスンは「愛されてたことに気づいた」と言い、今後は親に恩返しすると宣言。
その姿にドラはひそかに喜び、胸の中でこう叫びます。
「ついに大충(フィルスン)お兄ちゃんが、私のお兄ちゃんになった……!」
13歳の初恋って、こんなに純粋で、こんなにピュアで、見ているこちらまで少し照れてしまいました。
さらに今回はミジャ(ドラの母)がまたもや騒動を起こします。
主家の冷蔵庫から食材を勝手に持ち出してグムジャに見つかり、誤魔化すためにキム・ジュンソプ(家主)に頼ってしまうという、まさかの展開。
このあともミジャの「生活のために必死」な行動は続きそうで、ドラの家庭の複雑さがより浮き彫りになります。
そしてドラは不良少女たちに絡まれるも、フィルスンが颯爽と登場して救出。
恋する気持ちがさらに膨らむのも当然ですよね。
しかしフィルスンはまだチャンミを引きずっている様子で、ドラの言葉にそっけなく返してしまいます。
「まだミヨン室のお姉さんが忘れられないのかな…」
そう呟くドラの表情が印象的でした。
美女と純情男 第2話の感想まとめ
第2話は、とにかく“母と子”の物語が強く胸に残りました。
血縁ではなく「育てた18年の愛」が親子を形づくる。 ソニョンの言葉は本当に重く、温かいものでした。
ソニョン・スヨン・フィルスン。
3人それぞれが過去の罪や痛みを抱えていて、それでも前に進もうとする姿がとても切なかったです。
そしてドラの初恋はますます加速中。
まだ決して“対等な恋”ではないけれど、この子のまっすぐさは、これからの物語に必ず光をもたらす気がします。
次回はフィルスンとソニョン、そしてスヨンがどんな選択をするのか。
ますます目が離せません!
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