【美女と純情男】第15話あらすじ＆感想｜“スキャンダル地獄”突入…ドラを追い詰める母の闇と、愛を信じられなくなる夜

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クルミットです♪

15話は、胸が本当にしんどかった…。
ドラがどれだけ頑張っても逃れられない“母ミジャの闇”、“世間の偏見”、“お金の鎖”。
そしてフィルスンとの恋が一気に崩れてしまう絶望的な展開。
ドラマ全体が“どん底”に落ちていくような回でした。

でも、その苦しさの中にもドラの強さが光っていて、息を飲むように見入ってしまいました。

それでは15話を一緒に見ていきましょう！

美女と純情男 第15話のあらすじ

前回、ヌード写真集を撮らされそうになったドラを止めに来たフィルスン。
しかし彼の叫びも届かず、ドラは震えながら
「オッパが20億出せる？」
と泣きつき、絞り出すように
「出せないなら帰って！」
と言い放ってしまいます。

その目は恐怖と絶望で曇っていて、
“自分の価値＝お金”と追い詰められてしまった心が痛々しいほど。

この瞬間、ドラはもう“正常な判断”ができる状態じゃなかったんですよね。 守ってくれる人が誰もいない世界で一人だけ戦っていた感じ。

ガウンを脱ぐ直前で踏みとどまったドラは、そのまま現場を飛び出します。
そこへ母ミジャが追いかけてきてドラを抱きしめ、

「ごめんね…ごめんね…」

と涙を流します。
しかしその直後、ミジャはまた同じ言葉を繰り返します。

「でも…ジンタン代表の言うことは聞きなさい」

ドラは凍りつき、顔から血の気が引きます。

母が味方ではない――
最も言われたくなかった言葉が、また繰り返されます。

ドラはその場を逃げ出し、涙をぬぐいながら
「私が何をしたっていうの…」
と呟きます。

フィルスンに会っても、どうしても本当のことが言えません。
彼に嫌われたくない、自分の過去を知られたくない、そんな気持ちがぐちゃぐちゃになってしまうのです。

フィルスンは必死でドラを抱きしめます。

「俺が守る。大丈夫だから」

ドラは涙を流しながら
「ごめん、私…あなたとは別れなきゃいけないの」
と言い、
ショックを受けるフィルスンに追い打ちをかけるようにこう告げます。

「私、公ジンタン代表と結婚する。
彼が…私の借金を全部返してくれるから。」

その目は涙でいっぱいなのに、必死で“冷たい女”を演じています。

フィルスンは震える声で問いかけます。

「お金のために？本当にそれでいいの？」

ドラはつらそうに呟きます。

「愛が何をしてくれるの？
お金がないと、全部なくなるの。
私は失いたくない。」

フィルスンは絶望しながらも言い返します。

「じゃあ終わりだ。
君と過ごした時間を全部後悔する。」

その場を離れるフィルスン。
背中が泣いているようでした。

その後、ジンタンが“ドラとの婚約”を大々的に記事にします。
ドラの家族はショックで固まり、フィルスンの家でも暗い空気が流れます。

そんな中、街でミジャがソニョンと遭遇。
ソニョンは怒りを抑えきれず、ミジャにビンタを浴びせます。

「あなたのせいで私の家は何度壊れたと思ってるの！」

ミジャは言い返せず逃げ出しますが、自分の蒔いた種の重さに押しつぶされそうになっています。

ドラはその後、化粧品の新しい広告ミーティングと騙され、
また“別の密室”に誘導されてしまいます。

その場にいたのは、ジンタンの代理の男。
手首をつかまれ、目を見て「少し話そう」と低い声。

ドラは直感的に危険を感じ、すぐに振り払って逃げ出します。
もう限界寸前の顔でした。

ドラは強いけど、ここまで追い込まれると呼吸すら辛くなって当然…。 本当に彼女を抱きしめたくなる回でした。

その直後。
またしても“スキャンダル写真”がネットに拡散されます。

ホテルの部屋での1枚。
密室に入るドラの後ろ姿。

さらに、子役時代に家計のために歌っていた夜のステージの写真まで流出。

「スキャンダルまみれ」
「裏で男と繋がってる？」
「派手な夜遊び？」

ネットは一気に炎上します。

所属事務所がミジャひとりなので情報統制もできず、
あっという間にドラは「放送局出入り禁止」になってしまいます。

監督はため息をつきながら、

「もう再起は難しいな…」

とつぶやき、周囲は静まり返ります。

最悪の状況。

ドラはフィルスンに最後のメッセージを送ります。

「話したいことがあるの。会えない？」

しかしフィルスンは返しません。
悲しみと怒りで胸が押しつぶされていて、ドラの顔を見られなかったのです。

それでもドラは彼を待ち続け、
涙で濡れた顔のまま、ただ立ち尽くします。

やっと来てくれたフィルスンに、
ドラは震える声で言います。

「あのスキャンダル、全部違うの…」

でもフィルスンは、

「どれだけ金をもらえば、そんな場所に行くんだよ」

と怒りを抑えきれず、背を向けて歩き去ります。

そして最後のひと言が刺さります。

「もう二度と、俺の前に来ないで」

ドラはその場に崩れ落ち、肩を震わせて泣き続けるのでした。

その直後。
ニュース速報。

「女優パク・ドラ、海で遺体捜索中」

“海へ向かった車が発見された”
“強い風と波で捜索が遅れている”

画面には誰もいない海岸の映像。

フィルスンはその速報を見た瞬間、顔色が真っ白に。

「嘘だ…そんなはずない…」

彼は全速力で海へ向かい、
過去の彼女のメッセージを思い返し、手が震えます。

「ドラ…どこにいるんだ…
お願いだから無事でいて」

美女と純情男 第15話の感想まとめ

15話は、胸が締めつけられるような絶望の連続でした。

ドラは母に裏切られ、社会に潰され、恋にも捨てられたと感じ、
とうとう心が限界を迎えます。

「愛よりお金が大事なんじゃない。 お金がなければ生きられないほど追い詰められていた」 そんなドラの苦しさが痛いほど伝わる回でした。

そしてフィルスンの誤解、
ジンタンの狂気、
ミジャの過ちが全て混ざり合い、
ドラを孤独の海へ追いやってしまいます。

16話はいよいよ大きな山場。
フィルスンが“彼女を救えるのか”
そしてドラの行方がどうなるのか。

涙なしには見られない回になりそうです。