こんにちは、クルミットです♪
第19話は、ピルスンの優しさにジヨンの期待が膨らむ回でした。食事に花束、キャンプ場でのギターまでそろったら、恋を期待する気持ちもわかるよね。
第19話のあらすじ
ドラマの制作スタッフとして働くキム・ジヨンは、記憶を失ったパク・ドラ。ドラマ監督のコ・ピルスンから、自分を助けてくれたお礼にと夕食へ誘われます。連れていってもらったのは高級レストラン。さらに花束まで贈られ、ジヨンはピルスンがこれまで自分にしてくれた親切を思い返します。
食事の途中、ピルスンはジヨンに記憶を取り戻したくないかと尋ねます。ジヨンは強く望んでいると答え、たとえ苦しい記憶であっても、それは自分の人生の一部だと話します。「どんなにつらい記憶でも、それも私だし、私の人生で、私が歩んできた道じゃないですか」。忘れた過去にも向き合いたいという思いを伝えるのでした。
一方で、ジヨンが気になるのはピルスンの気持ちです。食事に招かれ、花束まで渡されれば、自分への好意を期待してしまいます。これまでの優しさも重なって、ときめきを隠せなくなったジヨンは、とうとう「どうして私にこんなによくしてくれるんですか?」と尋ねます。
さらに、女性にこんなふうに接するのは危険だと指摘。ピルスンの振る舞いを、相手に気を持たせる行動だと受け止めているのです。ところがピルスンは、自分の代わりにはしごの下敷きになって助けてくれたからだと説明し、謝ります。ジヨンが期待したような、恋心を認める返事はありません。
その後も、ピルスンはジヨンの記憶を取り戻すきっかけを作ろうとします。自転車の乗り方を教え、一緒に車で通うことも提案。歌を歌って聞かせるほか、キャンプ場ではギターも弾きます。一緒に過ごす機会が続き、ジヨンに向けられる親切は、食事のときだけでは終わりません。
ピルスンには記憶を取り戻す手助けをしたいという目的がありますが、ジヨンにはその行動が恋のアプローチに思えます。一度は助けてもらったお礼だと説明されても、ここまで気にかけてくれれば期待は膨らむばかり。やがてジヨンは、ピルスンが自分を好きなのだと確信するようになります。
そして帰り道の車内で、ジヨンはピルスンに気持ちを確かめます。眠っているジヨンが寒くないようにと、ピルスンが毛布を掛けようとしたのがきっかけでした。ジヨンは「今、寒くないように毛布を掛けてくれようとしているんですよね?」と声を掛けます。
ジヨンは、自分にはもう心の準備ができていると伝え、これ以上じらさずに告白してほしいと求めます。待ち続けるのはもう限界という勢いで、「監督、私のことが好きなんですよね?」とまっすぐ質問。優しさの意味を推し量るだけだったジヨンが、今度こそ本人の言葉で確かめようとする場面です。
ところが、ピルスンは戸惑いながら「誤解させたならごめんなさい」と謝ります。あちこちへ出かければ記憶を取り戻す助けになるかと思った、と説明するピルスン。さらに、兄のような気持ちで、ジヨンを妹のように助けたいのだと答えます。ジヨンが求めた恋の告白に対し、返ってきたのは兄妹にたとえた思いでした。
自分への好意を確信していたジヨンにとって、その答えは納得できるものではありません。あれだけ優しくされて期待したのに、誤解だったという説明では気持ちが収まらないよね。ジヨンは車を降り、「人の気持ちをもてあそぶものじゃありません」と怒ります。記憶を取り戻す手助けをしたいピルスンと、恋心への返事が欲しいジヨンは、すれ違ってしまいます。
一方、ドラの元婚約者であるコン・ジンダンが、コーヒーカーを差し入れた撮影現場を訪れます。そこでスタッフとして働くジヨンと鉢合わせ。コーヒーを運ぼうとしていたジヨンはジンダンとぶつかり、飲み物をこぼしてしまいます。ジンダンの服にコーヒーが付いたため、ジヨンはそれを拭こうとします。
するとジンダンは「どけ。どこを触っているんだ」と怒ります。しかし、そのときジンダンの頭に浮かんだのは、ドラと初めて会ったときのことでした。ジヨンは、触ったのではなく拭こうとしたのだと説明。その様子を見たピルスンが間に入り、「クリーニング代はこちらでお支払いします」と申し出ます。
ジンダンは、目の前のジヨンがなぜドラに見えたのかと不思議に思います。撮影現場に来たからドラを思い出したのか、それともジヨンに触れられたからなのか。自分の中に生まれた感覚の理由を考えるジンダン。ジヨンの姿にドラが重なったことが、自分でも腑に落ちない様子なのでした。
クルミットの感想
今回、いちばん引っかかったのはピルスンの行動と言葉の食い違いです。高級レストランに花束、歌にギターまでそろって、最後は兄のような気持ちだと説明される。ジヨンが腹を立てるのも無理はないと思ったよ。本人には記憶を取り戻してほしいという目的があっても、受け取る側は恋を期待してしまうよね。
だからこそ、車の中でジヨンが気持ちを確かめた場面が印象に残りました。心の準備はできているから告白してほしい、と自分から踏み込む姿がいい。その勇気に対して謝罪が返ってくるのは、見ていてもつらかったです。
食事中の、苦しい記憶も自分の人生だという言葉も忘れたくないところ。ジヨンが求めているのは、自分の過去を知ることなんだよね。ピルスンには、その願いを支えるのと同じくらい、今のジヨンが抱いている気持ちにも丁寧に向き合ってほしいです。
そしてジンダンとの接触で、一気に落ち着かなくなりました。服のコーヒーを拭こうとしただけなのに、そこからドラとの初対面を思い出すなんて。ジンダン自身がその感覚を不思議がっているところに、嫌な予感が残ります。ピルスンがクリーニング代を申し出た場面では、間に入ってくれて少しほっとしました。
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