【美女と純情男】第20話あらすじ&感想|“記憶のトラウマ”に飲み込まれるジヨン…フィルスンは彼女を守るため、愛より痛みを選ぶ

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クルミットです♪

20話は…見ているこちらの胸まで苦しくなるような展開でした。
ジヨン(=ドラ)の失われた記憶の中に潜む“トラウマ”が顔を出し、彼女は大きく崩れ落ちてしまいます。
それを見守るフィルスンは、愛よりも彼女の心を守ることを最優先にするという、切なすぎる選択を。

それでは20話を一緒に見ていきましょう!

美女と純情男 第20話のあらすじ

フィルスンの母ソニョンの家に、財閥会長ジンテクが突然訪ねてきます。
目的はただひとつ。

「娘マリをフィルスンの妻にしたい」

とんでもない爆弾発言。
ソニョンの表情は固まり、祖母グムジャは“玉の輿”と浮かれ気味。
父ヒョンチョルは「フィルスンの意思が大事じゃないか」と冷静。

しかしスヨン(フィルスンの実母)は心が張り裂けそう。
マリは“義妹”にあたる存在であり、誰よりも止めたいのに真実を言えないという地獄の状況だからです。

ここは見ていて本当に胸が詰まる…。 スヨンの“言えない痛み”が画面越しでも伝わってきました。

フィルスンが帰宅すると、家族全員が様子をうかがいます。
しかしフィルスンは、
「自分は誰とも交際する気はない」
と言い放ち、その場を立ち去ります。

理由はもちろん、ジヨン(=ドラ)を守りたいから。
自分の気持ちと、家の複雑な事情、そしてジヨンの心の状態――
全部を背負って苦しんでいる顔が痛々しい…。

その頃、ジヨンは別の地獄へ。
ドラ時代の“密室のトラウマ”が、形を変えて襲いかかります。

スタッフに言われて撮影用の1006号室へ入ったとき、何の前触れもなく強烈な恐怖が身体を走り抜け、
見えない誰かに腕を掴まれた錯覚を起こし、その場に倒れ込みます。

「やめて…!来ないで!!」

と、震えながら泣き続けるジヨン。

フィルスンが駆けつけた時は、扉の前で泣き崩れる彼女しかいませんでした。

「怖かった…誰かに掴まれた気がした…
人が私を責めて、殴って、怒鳴って…」

記憶の底に沈んでいた“暴力と侮辱の記憶”が、断片的に蘇った瞬間でした。

これは本当に見ていて辛い…。 過去のスキャンダルで叩かれた時の“恐怖の記憶”が、 彼女の心に深い傷を残しているのだと感じました。

家へ戻ると、ジヨンはフィルスンに必死でしがみつきます。

「お願い…帰りたくない。
ここにいたら怖くて息ができない…」

フィルスンはその肩を優しく抱きしめ、
震える指で背中をさすりながら、ただ寄り添います。

そして心の中でこうつぶやきます。

「ドラ…もうあの地獄へ戻らなくていい。
記憶なんか戻さなくていい。
このまま“ジヨン”として笑ってくれるなら、それでいい…。」

彼女の幸せのために、自分の愛を抑えこむという選択。
本当に優しい男ですね…。

翌朝、ソニョンとグムジャがジヨンの元へきて言います。

「こんなにフィルスンが世話を焼くのはよくない」
「財閥との話もあるし、あなたは身を引いたほうがいい」

ジヨンはうつむいて謝り、
“やっぱり自分は恋をしちゃいけない立場なんだ”
と誤解してしまいます。

フィルスンはジヨンを守りたい一心なのに、
ジヨンは“避けられている”と感じて胸が痛い。

ここも切なすぎる…。

仕事場へ向かったジヨンの前に、フィルスンが花束を持って登場。
「昨日は怖かったよね。
でも大丈夫、俺がいるから。」

けれどジヨンは花を受け取らず、こう言います。

「監督さん、私…もうわからないんです。
優しくしてくれるけど、
私のことは好きじゃないんですよね…?」

フィルスンは苦しげに微笑み、

「ごめん…今は複雑なんだ。
でも君を守りたい気持ちは本当だよ。」

ジヨンは涙をこらえながら背を向け、
その花を受け取らずに帰ってしまいます。

好きなのに、好きと言えない。 近くにいたいのに、近づくことができない。 2人のこの距離感、本当に苦しかった…。

ジヨンが帰宅した夜、マンション前で待っていたのは――
ジンタン。

スーツ姿で花束を抱え、
車には買ってあげるための洋服や靴が山積み。

「弁償しなくていいよ。
むしろ…俺と一度デートしてほしい。」

ジヨンは困惑して断ろうとしますが、
ジンタンは笑顔のまま一歩近づきます。

その様子を、遠くからフィルスンが静かに見つめていました。

「ジヨン…どうしてお前がそこにいるんだ…
そしてなぜ、またあの男の前に…?」

彼の胸の奥で、守りたい気持ちと恐怖が混ざり合っていきます。

美女と純情男 第20話の感想まとめ

20話はジヨン(=ドラ)の“心の崩壊”が丁寧に描かれ、
個人的にはシリーズトップレベルで胸に迫る回でした。

トラウマに襲われて泣き叫ぶジヨンを抱きしめるフィルスン。 その姿が痛いほど優しくて、泣きそうになりました。

そしてフィルスンが選んだのは
「自分の愛より、彼女の心の安全」
という選択。

これは簡単にできる判断じゃない…。
フィルスンの心の深さがよく分かります。

一方でマリはフィルスンに対する恋心をますます強め、
ジンタンはジヨンに“興味”を抱きはじめるという危険サイン。

21話は:

ジヨンがトラウマの記憶と向き合えるのか

フィルスンが真実(ドラだと)をいつ伝えるのか

マリの恋がどこまで暴走するのか

ジンタンがジヨンに何をするのか

とにかく“全方位で爆発寸前”の予感。

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