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クルミットです♪
21話は、とにかく胸が痛かった…。
記憶喪失のジヨン、絶望の淵にいるミジャ、そして何も言えず苦しむフィルスン。
3人の気持ちがぐちゃぐちゃに絡まり、とうとう“過去”がジヨンの前へ姿を現すという衝撃の回でした。
ではさっそく21話を一緒に見ていきましょう!
美女と純情男 第21話のあらすじ
ジヨンは、ドラマの追加出演が決まり、撮影所へ向かう朝から嬉しさいっぱい。
フィルスンも彼女の姿を優しく見つめながら送り出し、2人の距離はますます縮まっていました。
一方でジンタンは、前回プレゼントした高価な衣装を「まだ彼氏じゃないから受け取れない」と断るジヨンを見て、妙な好意と興味を抱き始めます。
そしてフィルスンは、心配でその様子を遠くから見つめながら、胸の奥に押し込んできた焦りを感じ始めていました。
ジンタン…“勘がいい悪役”ほど恐ろしいものはないですよね。 ジヨンの正体を感じ取りつつある、あの目つきがいや〜な予感しかしない…。
ジヨンは、フィルスンへの気持ちが止まらず、
突然降り出した雨の中、ジンタンの高級スーツが濡れないよう自分の服を脱いでかけてあげるという優しさを見せます。
その光景を見たフィルスンは、思わず声を荒げてしまいます。
「なんでその車から出てくるんだ。
あの人とは会うなって言ったよな?」
ジヨンも負けずに反発します。
「監督さんにそんなこと口出しされる理由 없어요!」
言い争う2人。
言いたいことは山ほどあるのに、どちらも本心は言えない――
そのもどかしさが爆発する瞬間でした。
その夜。
フィルスンはついに本心を押し切って、ジヨンに連絡を入れます。
「助けてほしい。来てくれない?」
昔ドレ(ドラ)が“大충お兄ちゃん”を呼び出した時のような、あの言い方。
思わず彼の元へ走るジヨン。
フィルスンは嘘をついて呼び出したことを謝り、
テーブルの上には2人の思い出になりそうな写真だけが残されていました。
ジヨンは心の中で、
「まただ…この人に心をかき乱される…」
と涙を浮かべます。
翌朝、ジヨンはバスに乗ると、なぜかフィルスンが同じバスに乗ってきます。
「市民の権利ですよ」
と笑うフィルスンに、ジヨンもつい笑ってしまいます。
バスが揺れた拍子にフィルスンへ倒れ込むと、
彼はからかうように言います。
「今、抱きつきましたよね?」
「ちがいます!
監督さんが倒れそうだったから支えただけです!」
と耳まで真っ赤にするジヨン。
恋が進めば進むほど、2人とも可愛いすぎて…もうなんなのこのドラマ…!
そして大事件が起きたのは昼過ぎ。
ミジャが新しい新人タレント“ドド”を売り込むため、テレビ局に現れます。
しかしそこで撮影に来ていたフィルスンを見つけ、怒りと悲しみを爆発させます。
「この 나쁜놈(訳:悪いやつ)!
うちのドラを返して!!!」
フィルスンに掴みかかろうとするミジャ。
その声は涙と狂気が混じり、耳をふさぎたくなるほど痛々しい。
すると――
ジヨンが後ろから現れ、ミジャの腕を掴んで押しのけます。
「やめて!」
ミジャは床に倒れ込み、呆然とジヨンを見ます。
2人の視線が絡む瞬間――
“母と娘”なのに、娘はもう母を覚えていない。
その事実があまりにも残酷で、胸がギュッと締め付けられました。
あのシーン、もう涙腺崩壊…。 ミジャの叫びが痛すぎて、誰も悪人に見えないのが本当に辛い。
その直後、フィルスンはジヨンの腕を優しく取り、
「大丈夫だから、行こう」とその場を離れます。
ジヨンは震えながら、
「あの人…どうして私を見る目があんなに怖かったの?」
とつぶやきます。
フィルスンの胸にも深い痛みが走ります。
このまま記憶を失ったままの方がジヨンは幸せなのか?
でも自分は真実を抱えたまま、いつまで彼女の隣にいられるのか?
2人の間の“愛と痛み”のバランスが崩れかけているのが、目に見えて分かる場面でした。
美女と純情男 第21話の感想まとめ
21話は、まさに
“過去と現在が真正面からぶつかる回”
だったと思います。
ミジャがフィルスンに掴みかかり、
ジヨンがそれをかばい、
母と娘が対峙してしまうというあまりにも残酷な瞬間。
ジヨンがミジャを「知らない人」として押しのけた時、 母娘の20年が一気に崩れ落ちたようで見ていて本当に苦しかった。
一方でジヨンとフィルスンは、
恋心が完全に互いへ向かっているのに、
“言えない本音”が邪魔をする切なすぎる関係。
そしてマリの暴走、スヨンの苦悩、ジンタンの不穏な気配。
すべてが重なり合って、この先の爆発がほぼ確定…。
22話は、
ジヨンの演技挑戦・フィルスンの決断・マリの恋の加速
と、すべての線が大きく動く回になりそう。
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