【美女と純情男】第39話あらすじ&感想|ジヨン“完全覚醒”――ミジャを捨て、ジンタンを切り、フィルスンに涙の本音…そして後継者候補の座が動き出す!

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クルミットです♪

第39話……ついに来ました。
「ジヨンが完全に目覚める回」 です。

これまで濁った水の中を手探りで歩いていた彼女が、
ようやく“自分の人生”を選ぶ瞬間が描かれ、見ていて本当に胸が熱くなりました。

そして裏では、公ジンタンの破滅が静かに始まり、
公ジンテク会長の“後継者の心”が完全にフィルスンへ傾く回でもありました。

では一緒に見ていきましょう!

美女と純情男 第39話のあらすじ

森で倒れていたジヨンが見つかり、
フィルスンが抱きかかえて病院へ。

目を覚ましたジヨンの視界に入ったのは——
順正おばあちゃん。

その瞬間、ジヨンは泣きながらしがみつきます。
けれど、次に見えたのが“母”ミジャ。

その途端、ジヨンは激しく身体を震わせ、
ミジャの手を避けるように顔を背けます。

強烈な拒絶反応。
もう、誰の目にも母娘の関係が壊れていると分かるほど。

声を絞り出すジヨンの姿は、胸が張り裂けそうでした。

安定剤を打たれ、そのまま眠りにつくジヨン。

目を覚ましたジヨンは、
「アジュンマの娘ではなく、私は“金ジヨン”として生きたい」
と、荷物をまとめて出ていきます。

ミジャは半狂乱でしがみつこうとするけれど、
順正おばあちゃんの怒声が飛びます。

この一喝で“家”から追い出されるミジャ。

ジヨンがミジャを完全に切った瞬間でした。 何十話分の苦しみがここでようやく解放されていく感じがありましたね。

新しい家に引っ越したジヨン。
そこでフィルスンを呼び出します。

彼は静かに心配そうに、

「あの別荘で……何か思い出した?」

と尋ねます。

記憶が戻ったことを隠しているジヨンは、
笑顔で誤魔化すしかない。

けれど、フィルスンが“あの時の後悔”を語ると、
堪えていた涙がこぼれてしまう。

「監督さんに……本当に申し訳なくて……
ずっと……ごめんなさいと思っていました。」

言葉はそこまでなのに、
その涙に“全部の想い”が乗っていました。

フィルスンには理由が分からない。
けれど、彼は彼女の涙を責めず、
ただ優しく寄り添う。

この“寄り添い力”こそフィルスンの最大の魅力。 言葉で理解できなくても、彼は“心”で受け止めてるんです。

そして、公ジンタンの破滅が静かに始まります。

ジヨンに5000万ウォン渡した“恩を売ったつもり”のジンタン。
ジヨンは彼の口座へ「3億ウォンの返済振込」を決行。

ジンタンは慌てて彼女を引き止めるために、
指輪を差し出して告白。

しかし、その場に現れたのは——
正妻になるはずだったテヒ。

水をぶっかけ、

「あなたみたいな人間、二度と信用しない!」

と言い捨てて去っていく。

パートナーに見捨てられ、
会社でも大事故、
今度は家でも“息子ではない疑惑”が浮上し、
ジンタンは破滅の斜面を転がり始めました。

公ジンテク会長はまさに激怒。

「信頼も能力もない!
お前は息子として失格だ!!」

そんな中で異例の言葉を口にします。

「……フィルスンがうちの後継者だったら……
どれほど良かったか。」

すぐ隣に立っていたスヨンが息を呑む。

公家の歴史が動き始めた瞬間でした。

最後に、あの名シーン。

雨の中、フィルスンが差し出した傘を断り、
ひとり歩くジヨン。

けれどその足は、
「彼を避けるため」ではなく、
“自分が彼を傷つけた罪を抱えているから”

苦しさのあまり涙がこぼれ落ちる。

そしてその後、
ジンタンへ電話し「ご飯を食べにおいで」と言ってしまう。

これは愛ではなく、罪悪感の逃避。
自分を罰するように間違った方向に歩いていく姿が、
本当に切ない…。

でもこの回を境に、ジヨンはもう“迷わない”ようになるはず。 自分の意志で未来を選び始めた第一歩なんですよね。

美女と純情男 第39話の感想まとめ

第39話は“清算の回”。
ジヨンが自分の人生を取り戻すために、
過去の全てを切り離していく姿が強くて、痛くて、美しかったです。

ミジャとの関係を断つ場面は、
少し残酷にも見えるけれど、
それだけ彼女が傷ついてきた証でもありました。

そして、フィルスンへの涙は嘘ではない。
罪悪感と愛が入り混じった“本音の涙”。

対して、公ジンタンは破局・破滅一直線。
公家全体の重心は、確実にフィルスンへ移動しています。

公ジンテクの

「フィルスンが後継者なら…」

という言葉は、
ただの感情ではなく“決定の予告”にも聞こえました。

これからの抗争は、
フィルスン vs ジンタンの“血を越えた後継者争い”に発展しそうです。

そして、ジヨンの覚醒はここで終わらない。
第40話では、彼女がとうとう“向き合うべき相手”と正面から向き合う場面が描かれるはず。

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