ピンクのリップスティック 第10話あらすじ|喪失の底で抱いた赤子…悪魔が仕組んだ母娘の始まり

ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪

ここで描かれるのは、
裏切りや不倫という言葉では到底足りない、
人の人生を根こそぎ奪う欺瞞です。

ガウンの「喪失」と、
ミランの「執念」。
その交差点で、
取り返しのつかない“母娘の物語”が始まってしまいます。

それでは第10話を一緒に見ていきましょう。

ピンクのリップスティック 第10話 あらすじ

ガウンもまた、
新しい命を宿していました。

しかし、
夫への不信感、
精神的なストレス、
あるいは不慮の出来事が重なり、
彼女はお腹の子を失ってしまいます。

流産――
それは、
言葉では言い表せないほどの喪失でした。

希望を奪われたガウンの心は、完全に空洞になります。

一方その頃、
ミランはジョンウの子を無事に出産します。
後にナリと名付けられる命です。

しかし、
未婚で、
しかも親友の夫との子供。
その事実は、
社会的に許されるものではありません。

そこでジョンウとミランは、
人として一線を越える計画を立てます。

子供を失い、
生きる気力さえ失いかけているガウンに、
ジョンウはこう提案します。

「養子を迎えよう」

身寄りのない、
可哀想な赤ん坊がいる――
そう言って紹介されたのが、
ミランが産んだばかりの我が子でした。

何も知らないガウンは、
その赤ん坊を抱きしめます。
流産で空いてしまった心の穴を、
その温もりで必死に埋めるように。

この瞬間、ガウンの善意は“罪”へとすり替えられてしまいます。

赤ん坊は、
運命の子。
神様がもう一度くれた希望――。
そう信じて疑わず、
ガウンはナリを迎え入れます。

こうして第21話では、
「偽りの母娘」の生活が始まります。

ガウンは、
ナリに惜しみない愛情を注ぎます。
「私がこの子を守る」
そう誓い、
少しずつ流産の悲しみを乗り越えていきます。

その姿を見つめるジョンウは、
罪悪感に苛まれることもなく、
むしろ完全犯罪が成立したことに安堵します。

この男にとって、愛情は常に“利用価値”でしかありません。

そしてミラン。
彼女は、
自分の娘がガウンのもとで育てられることを確認すると、
勉強(留学)という名目で海外へ旅立ちます。

それは「別れ」ではありませんでした。

良い環境で育てさせ、
時が来たら取り戻す――
まるで物やペットを預けるかのような感覚。

去り際、
ミランは心の中で誓います。

「いつか必ず、すべてを取り戻す」

こうして過去の回想は終わり、
物語は再び、
ナリが7歳になった現在へと戻っていきます。

すべての真実を知ってしまった今のガウンにとって、
かつて純粋にナリを抱きしめていた自分の記憶は、
怒りと絶望を何倍にも増幅させるものとなるのでした。

ピンクのリップスティック 第10話の感想まとめ

第10話は、
このドラマ最大級の倫理的地獄が完成する回でした。

流産した妻に、
愛人との子を育てさせる――。
ここまで残酷な設定は、
マクチャンドラマの中でも異例です。

ガウンの優しさと母性が、完全に利用されている構図が胸をえぐります。

ナリという存在も、
この回で二重の意味を持つことになります。

ガウンにとっては、
喪失から救ってくれた“天使”。
しかし真実を知った今では、
裏切りそのものを抱きしめていた証でもある。

そのギャップが、
後のガウンをどれほど苦しめるのか、
想像するだけで息が詰まります。

そしてミラン。
彼女は娘を「手放した」のではなく、
「預けた」だけ。
この身勝手な論理こそが、
彼女の執念と狂気を最も象徴しています。

すべては、
この第10話で“完成”してしまいました。

愛、裏切り、母性、罪――
そのすべてが絡み合った結果、
現在のガウンの怒りは、
もはや止められないものへと変わっていくのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください