ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
ここで、
ガウンは“社会”からも切り離されます。
家も、
娘も、
名誉も失い、
残された最後の居場所すら奪われる――。
物語は、
完全などん底へ突入します。
それでは第15話を一緒に見ていきましょう。
ピンクのリップスティック 第15話 あらすじ
家を追い出され、
行く当てもなく彷徨っていたガウンのもとに、
警察の捜査の手が伸びます。
ジョンウは、
離婚だけでは満足せず、
ガウンを会社資金の横領犯として告発していました。
警察に出頭したガウンは、
必死に無実を訴えます。
しかし提出された証拠は、
帳簿、書類、証言――
すべてが、
ガウンを犯人だと指し示すものばかり。
もちろん、
すべてジョンウが仕組んだ偽物です。
「夫が罠を仕掛けたんです!」
そう叫んでも、
印鑑も、
原本も、
すでに奪われたガウンには、
それを証明する手立てが何一つありません。
担当刑事も、
あまりに“証拠が揃いすぎている”状況に、
ガウンの言葉を信じようとしません。
「こんなにも簡単に、人の人生は“犯罪者”に書き換えられるんだとゾッとした」
その頃ミランは、
ガウンが取り調べを受けていることを知り、
高笑いします。
「これで、永遠に私の前から消える」
ガウンの服、
宝石、
かつての生活――
それらを平然と身に着け、
“勝者”の人生を謳歌し始めていました。
「ここまで来ると、怒りより寒気が勝った」
そして第33話。
裁判(あるいは略式起訴)の結果、
ガウンは実刑判決を受けます。
昨日まで、
会長令嬢であり、
母だった彼女が、
囚人服を着せられ、
胸に番号を付けられる。
冷たい床、
鉄の扉、
閉ざされた空間。
ガウンは、
刑務所へと収監されます。
「社会から完全に切り離された音が、画面越しにも聞こえた」
刑務所の中は、
当然ながら過酷です。
新入りのガウンは、
同房の女囚たちから
嫌がらせを受け、
食事を奪われ、
尊厳を踏みにじられます。
けれど、
身体の苦しさ以上に、
ガウンを追い詰めていたのは――
父を殺されたこと。
娘を奪われたこと。
そして、
自分がここに閉じ込められているという現実。
「怒りが悲しみを押し潰していく過程が、あまりにもリアル」
冷たい壁に背を預け、
一人震えながら、
ガウンの中で何かが変わり始めます。
泣いても、
叫んでも、
誰も助けてはくれない。
ならば――
生き残るしかない。
彼女は、
何度も何度も、
心の中で誓います。
ジョンウを。
ミランを。
必ず、自分の手で終わらせると。
「ここで“復讐する女”が生まれたんだと、はっきり分かった」
ピンクのリップスティック 第15話の感想まとめ
第15話は、
主人公の人生が
完全にゼロ以下になる回です。
地位、
名誉、
家族、
自由――
すべてが失われました。
「ここまで奪われたら、人は逆に強くなるしかない」
一方でジョンウたちは、
これで完全犯罪が成立したと信じ、
祝杯をあげています。
この油断こそが、
後に自分たちの首を絞めるとも知らずに。
そして刑務所という場所は、
ガウンにとって“終わり”ではありません。
ここは、
壊され尽くした人間が、
別の存在に作り変えられる場所。
「これは罰じゃなく、復讐のための“準備期間”なんだと思った」
泣き続けた女は、
ここで終わりました。
ここから先に出てくるのは――
計算し、
耐え、
待つ女。
物語は、
静かに第2部――
復讐編へと足を踏み入れます。
コメント